2月8日に行われた「電王戦×トヨタ リアル車将棋」では、4人の女流棋士のみなさんの現場リポートも見どころでした。テリー伊藤さんなどは、女流棋士の方々について「女子アナみたいだ」とそのスキルを絶賛していました。
その中でも、私(管理人)が個人的に気になったのは山口恵梨子女流初段。山口さんといえば、将棋の聞き手としてのスキルも高くよく事前準備しているという印象で、私の中での評判がうなぎのぼりなのですが、このリアル車将棋でもやってくれました。
羽生善治陣営テント前からのリポート
このリアル車将棋は西武ドームで開催され、対局者の羽生善治名人、豊島将之七段の各陣営がテントを張っているのですが、山口さんはその羽生名人陣営のテント前からリポート。女流棋士が野球場に張られたテントからリポートするという、新鮮な光景。
山口さんは初々しくこの現場リポートをやってのけました。
「はい!」と連呼。きしょうほう
実況席の永田実さんからの振りで、山口さんの現場リポートが始まりました。
山口さんは
「はい!は・・・えっと、おはようございます!女流棋士の山口恵梨子です!羽生名人の陣営からお届けしたいと思います」
と、ごあいさつ。そして
「はい!まず、気温なんですけど、めちゃくちゃさぶいです」
「はい!あの、気象庁の予報では埼玉は4度ということでしたけども」
「正直、きしょうほう(気象予報?)、本当に正しいかなというぐらい」
「はい!体感温度としては、2、3度、1、2度というところだと思います。」
「はい!ということで、そうですね。今、作戦処と書かれているテントの前にいるんですけども・・・(羽生陣営の家紋について説明)」
とリポートしました。この「はい!」っていうのが新鮮でいいですね。この間は、別に実況席から何か言葉があったわけではないですよ。ほとんど一人でしゃべっているのです。
しかも、1度2度の気温の違いがわかっていらっしゃる。
さらに山口さんは
「はい!ということで、中に入って行きたいと思います」
とテント内に入りました。司会の永田実さんも思わず(?)ここで「はい」と相槌しました。
ボケをかます山口恵梨子女流初段
山口さんはテント内もリポート。
「はい!中はですね、非常に、ストーブがありますので、暖かいです。そしてこのストーブ、なんとですね。ストーブのほうは、なんとデンソーさん、デンソー製となっております・・・(電王手くんと同じデンソーさんのストーブだと説明)」
「はい!性能がかなりいいです。ずっと動きたくないです、この前から」
そしてここで渾身のボケをかまします。
「はい!ということで、こちらは、あの、机の上は結構飲み物がたくさんあるんですけど、あの、見た限りではレッドブルの数が・・・あっ!失礼しました、あの、エナジードリンクの数がかなり多くなっております」
このコメントに、実況席の永田実さんは「はははははははは!!」と大笑い。
山口さんが「今のは聞かなかったことにして下さい」とコメントすると、永田実さんはさらに「あははははははは!!」と笑いました。
正直ボケの意味はよくわからないのですが、レッドブルはカフェインが含まれており眠気覚ましによいとされているので、前日からの準備で「めっちゃ眠そうだけど耐えている」ということでしょうか。眠い状態でクルマを運転するのは危険なので、スポンサーのトヨタさん的には若干ギリギリなボケではあります。
山口さんはボケた後、「はい!とうことで・・・」とレポートを再開しました。
女流棋士は可愛くてリポート上手
冒頭にも書きましたが、この日現場リポートをした山口恵梨子女流初段、中村桃子女流初段、室谷由紀女流初段、そして香川愛生女流王将、かなりさまになってました。グラウンドと女流棋士の組み合わせが新鮮ですし、テリーさんあたりも「可愛い」「説明がうまい」と褒めていました。
女流棋士のみなさんもなかなか、一般の(将棋ファン以外の)方から評価してもらう機会ってないですからね。そういう意味でも新鮮なリアル車将棋でした。
コメント
ひょっとしたら、レッドブル・レーシングを想起したのかもしれません。
自動車レースF1の強豪チームで、一時期参戦していたトヨタともライバル関係にありました(ゲストの中嶋一貴選手は当時別のチームに所属してF1参戦中)。
コメントありがとうございます!
なるほど、この対局のスポンサーであるトヨタのライバルの名がつく飲み物を飲んでいた、ということですかね。
私は自動車関係の話題に疎いですので、助かります。
有益な情報をありがとうございました。今後共宜しくお願い致します。