2016年1月17日開催の「アルティメット人狼5」にて、日本将棋連盟公認のスマホアプリ「将棋RPG『つめつめロード』」が発表されましたのでご紹介します。
詰将棋と育成RPGを融合させた、ゲームで将棋が強くなるという新感覚アプリだそうで、次々に出題される一手詰を解いて世界を救うゲームのようです。
プロモーションビデオも公開されています。
英語では「TUME TUME LORD」、リリースは2016年春となっています。
棋士のコメントなど
公式サイトも公開され、事前登録も受け付けています。
アルティメット人狼ではおなじみの、株式会社B.Bスタジオの大野聡氏から発表がありました。このゲームには棋士も関わっているとのことです。
以下、このアルティメット人狼5に参加した棋士の「つめつめロード」へのコメント(発言順)です。
中田功七段「今初めて見たんですけど。私、修行時代は詰将棋を見たら絶対解けって言われたんですよ。これ、聞いた話では詰将棋は自動生成で、いくらでも出てくるんですよね。私、これやったら寝れなくなるってことですよね」
大野氏によれば、出題される詰将棋(一手詰)はプログラムにより自動生成されるもので、無限にあるとのこと(ただしマスは5×4)。
村中秀史六段「試作段階のものをやらせていただいたが、一言で言ってとてもおもしろかった。将棋やられない方もいると思うんですけど、すごく初歩的で簡単で、仮に正解じゃなくても先に進めるような工夫もあって、画面もものすごく綺麗でやっていても疲れない。将棋ファンの方にぜひやってみてほしい。おすすめです」
大野氏が将棋にハマったのは、アルティメット人狼がきっかけだったとのこと。初めて棋士の方と知り合って、仲良くなって思いついたそうです。
香川愛生女流三段「私はゲームが大好きで、もちろん将棋も大好きで、その両方が一緒になって新しいゲームができると聞いてすごくうれしかった。将棋をやったことがなかった大野さんが面白さに気付いて、立ち上がってゲームを作ったのが本当に嬉しくて。大野さんのゲームを沢山の方に遊んでいただきたいし、将棋の楽しさに気付いていただきたいと思って応援していますので、ぜひ事前登録をして遊んでみてください」
伊藤真吾五段「楽しみにしていました。毎日やります」
ゲームのBGMの作曲は坂本英城氏。将棋はアマ四段の腕前。大野氏と坂本氏も人狼で知り合ったとのこと。
坂本氏「将棋のアプリということで、琴とか和楽器の曲なのかと思ったんですが、『全力でオーケストラにして』という話で。一番得意分野なので嬉しく楽しく制作させていただきました」
遊んだら感想書きます
2016年春リリースなので、私(管理人)としましても、いずれ遊んでみて感想を書きたいと思います。私がゲームのレビューを書くことはほとんどありませんが、以前某将棋アプリを「クソゲー」呼ばわりしたところ、逆にその作者様から「的確だ」みたいに言われたことがありました。本件に関しましても正直に書く所存です。