CGの女の子(?)たちが将棋っぽい何かをするという動画を見つけましたのでご紹介します。
これは、2015年6月27日に「第7回東方ニコ童祭」というイベントに関連してニコニコ動画に投稿されたもの。私(管理人)のような20世紀の人間は「東方」と聞くとマルコ・ポーロしか思い浮かばないのですが、この「東方」はそうではなく「東方Project」というゲームとか書籍らしいです。
普通の将棋との違いは、対局者の側に「奉納」書かれた賽銭箱的なものが置かれていること。これがどう作用するかというと・・・以下の動画をご覧ください。
タイトルは「課金将棋」です。
追記:この動画は動画制作者の許可を得て掲載しています。
解説
私は棋力は高くありません(いちおう初段)ですが、本局を解説してみたいと思います。動画の説明文によれば、先手の紫髪の方はレミリアという方のようです。後手の金髪の方はフランさん。
戦型は相掛かりに。
課金で持ち駒を購入
ここで、先手が少考した後、財布を取り出し10円を「奉納」。この奉納によって歩を2枚入手。先手の駒台に歩が2枚乗りました。
こうなると手筋が使えます。▲2四歩から。
後手は△同歩と応じるしかありませんが、先手はさらに▲2五歩と打ちます。後手はやはり△同歩と応じるしかありませんが、そこで▲2四歩と相手の歩の裏に打つ。垂れ歩です。
有名な「継ぎ歩に垂れ歩」というやつで、先手からは次に▲2五飛があり、さらに▲2三歩成と進めば後手陣は崩壊です。
が、ここで後手も100円を奉納。
すると後手の駒台に香車が!
すかさず後手はこの香車を使って△2六香と打ちます。
先手は、飛車を避ければ後手が△2九香成と桂馬を取って、次に銀取りもあります。これは先手苦しい。
クイーンも購入
それからだいぶ進んで以下の局面に。
ここで先手は思い切って500円を奉納。するとなんと駒台にクイーンが出現!!
クイーンはチェスの駒であり、将棋で言うと飛車と角の動きを合わせた最強の駒。これを4五に打ちます。
(なんという雑で下手くそなクイーンの絵!お許し下さい)
▲4五女王!これは後手の6三の銀を狙いつつ、2三の地点も睨んでいます。2三の地点には先手の飛車も効いていますので、後手陣を破ることができます。
ただ、この使い方ならクイーンじゃなくてもビショップ(将棋の角と同じ動き)で「節約」できたのではないかとも思います。後の展開を考えてクイーンにしたのでしょうか。
棋神?
ここで後手は500円玉2枚を奉納。すると、第3者の白髪の人が現れました。この白髪が後手の代指しをすることに。
これは将棋アプリ「将棋ウォーズ」でいう棋神のような存在でしょうか。棋神はユーザーのかわりに指してくれる機能で、アプリ上で購入することができます。
白髪の棋神は△4一角と自陣に角を打ち、先手の狙いを消します。
この角は6三の地点にも効いていますし、間接的に2三の地点にも効いています。受けの妙手に驚く先手。
ちなみに、クイーンは取っても、駒台に乗せて再び使えるというわけではありません。チェスのルールでは取った駒の再利用はできませんので。500円で購入したクイーンですが、まあ相手の持ち駒になるよりはマシでしょうか。
ソフト指し
さらに進んで以下の局面に。
直前の△3八角で、飛車金両取りをかけられて苦しい先手。
ここで先手は大量の奉納を実施したようです。
先手の横にはパソコン一式が出現。モニター画面にはコンピュータ将棋ソフト「激指11」が映っています。これを使って指そうというのです。これは「ソフト指し」といわれる行為で、人間対人間の対局では普通はやらない行為です。が、堂々とソフト指しをする先手。
ここから先手はソフト指し、後手は代指しというもうこれはお互い何が楽しいんだという展開に。
この不毛な戦いは、激指11に軍配が上がったようで、しばらくして以下の局面になりました。
まだ粘ろうと思えば粘れますが、ここで後手の代指しが首を横に振り、投了か・・・というところで、後手は何やら「女の子が写った写真」を奉納します。
この奉納が相手を物理的にノックアウトする効果があったようで、結局後手が勝利しました。
風刺か
昨今のゲーム(ソーシャルゲーム、オンラインゲーム)においては、アイテムなどを買う時に、ドラクエでいうと「ゴールド」のようなゲーム内の架空通貨で購入するのではなく、リアルなお金(円)でアイテムを購入することができるシステムを採用しているものもあります(私は実際やったことがなく、間違っていたら教えて下さい)。
ゲームに熱中するあまり、何万円も何十万円も使ってしまって後悔する人もいるようで、社会問題になっていると聞きます。ゲームメーカーも、ゲーム自体の面白さの追及より、いかにユーザーにお金を落とさせるかを重視して開発する、という話も聞いたことがあります(本当かはわかりませんが)。
そうなると確かに、これまで面白いゲームを目指して開発していたはずの優秀な人材が、より多く課金させるためのゲームを開発するようになる。あるいは多く課金させることを目指したゲーム会社が儲かれば、優秀な人材を集めるようになり、地道に面白いゲームを目指す会社に人材が集まらなくなる。
そうなれば結果としてゲーム全体の質の低下を招く、という可能性がありそうです。
動画の作者はこのような「課金」にまつわる業界事情を風刺する目的でこの動画を作ったのでしょうか。
写真の奉納の意味は
対局者の二人は、最初は冷静ですが、ゲームに熱中するあまり次々に奉納を重ねていきます。
相手に勝ったときの優越感。負けたときの劣等感。これは人間の本能的な感情・欲求の一つといえると思いますし、ゲームに熱中すればするほど感情や欲求は高まっていくのだと思います。(人間の感情を煽り欲求をうまく刺激することが、課金サービスを成功させるコツ?)
そして、最後の女の子の写真の奉納は何を意味するのでしょうか。
誰が勝者なのか
動画では、終盤は対局者同士の戦いではなく、ソフトVS棋神の戦いとなります。
この動画で行われた対局における勝者は、誰なのでしょうか。
全然関係ないかもしれないんですが、最近、人工知能の危険性について議論になることがあります。
近い将来、頭脳労働も含めて人間の仕事が次々に人工知能に取って代わられるらしいです。例えばコンピュータウィルスを開発をしている人がいて、その対策ソフトを開発している人がいるとします。この両者は対立する構造にありますが、では両者が人工知能に取って代わられたらどうでしょうか。
戦いが終わった時、誰が勝利者なのでしょうか。
煽られることに慣れる
そんないろんなことを考えさせてくれる動画でした。製作者の方、お疲れ様でした。
月並みなことを言ってしまいますが、将棋は非常に感情を煽られるゲームだと思います。自分が指した手で相手を負かせばとても気持ちいいですし、自分が読みきれなかった手で負かされるとすごい悔しいです。これは、訓練と言えるのかもしれません。感情を煽られることに耐えられるようになると、ゲームに熱中するあまり大切な写真を課金することもなくなる・・・のかもしれません。
上で「勝者が誰か」とか書きましたが、私は人工知能否定派ではありません。人間が上手に人工知能をコントロールするためにはどうあるべきかというのも、この動画が問うていることの一つなのではないでしょうか。
以上、最後まで読んでいただきましてありがとうございました。
追記:この動画の作者の方が、製作の意図や対局の解説、動画制作上の技術的な解説をしている動画を公開しています。コメント欄(下の方です)を参照ください。
コメント
「写真の女の子」は奉納箱の向こう側で賽銭を受け取り、アイテムを支給していたと予測される「者」にとっての、特別な存在です。
「者」にとっては多少のお金を受け取るよりも、あの写真の方が価値があったという洒落です。
コメントありがとうございます。
なるほど、そういう写真だったんですね。何も知らなくて申し訳ございません。
てっきり、自分の大切な何かを感情にまかせて売ってしまうという暗喩なのかと思い、そのような感じで記事にしました。
「東方」に詳しい方からしましたら、不愉快な思いをされたかもしれません。申し訳ございません。
補足をいただきまして、ありがとうございました。
最終局面の出典はA級順位戦三浦vs.羽生戦らしいですね。
http://nisin.hatenablog.com/entry/2013/09/10/232736
人生は「ヒマつぶし」www
一将棋ファンとしていつも楽しくサイトを拝見しております。まさかこちらのサイトで「東方」の動画紹介を見るとは思わず、慌てて元動画を観に行って爆笑して参りましたw 「東方」を知らない方に短文でキャラクターの関係性を説明するのは不可能に近いので省きますが、恐らくこの動画は最後の少女の写真(主人公で霊夢といいます)まで含めて、風刺というような深い意味はほとんどない単純かつ高度なギャグだと思われます。それはともかく、動画の制作者様は将棋と東方、どちらにも造詣が深い方であることは間違いないと思います。
乱文失礼いたしました、これからも「将棋ワンストップ・ニュース」様を応援しております。
nfkb様:
情報ありがとうございます。
何かのプロの棋譜かなと思っていたのですが、やはりそうでしたか。増えたはずの香や歩がいつのまにかまともに戻っていたのが気になったので、何か参考にしたのかと思っていました。私が将棋ファンになる前の棋譜ですね。ありがとうございます。
あなあき様:
コメントありがとうございます。
綾小路きみまろさんでしょうか。私は普段が暇がなく、ときどき暇があってもカネがない辛い人生を送っています。ありがとうございます。
オオシマP様:
コメントありがとうございます。いつもご覧になっていただいているとのことで、嬉しいです。
ええ、私も東方の知識は何もない状態で書き始めてしまい、書き終わっても何か、これでいいのだろうかという葛藤がありましたが、ついついリリースしてしまいました。そして東方のことを一応調べようともしたのですが、情報が多すぎて挫折しました。写真の意味はなんとなく理解しました。
動画自体は、当サイトのトップページやトピックスに前日から浮上していて、気になっていたところでした。見てみると面白かったですし、第一感メタファーだろうと。東方を知っていれば、そんなことおもわないのでしょうけど・・・。
動画の意図については、作者の方からツイッターで返信をいただきました。ありがたい。
応援いただきましてありがとうございます。今後ともよろしくお願い致します。
皆様コメントありがとうございます。
記事を拝見させていただきました。他の方がだいたい補足されていますので、自分は、
>第3者の白髪の人が現れました。この白髪が後手の代指しをすることに。
>これは将棋アプリ「将棋ウォーズ」でいう棋神のような存在でしょうか。
これについて補足いたします。
途中で現れた代打ちの白髪の人は、「椛」という名前のキャラでして、
「東方」原作では、大将棋が趣味のキャラと言う設定です。
なので東方ファンが見れば、椛=東方に登場するキャラの中では特に将棋が強い、というイメージがあるので、
助っ人としての配役に選ばれたものと思われます。
コメント、補足ありがとうございます。
「椛」で検索すると一発で出てきました。「犬走椛」ですか。有名なんですね。
検索した先のピクシブ百科事典を読もうとしたのですが、かなりの高度な知識を要求されるようで諦めました。
棋神というより本当に助っ人のようですね。キャラクターの背景があるから動画を見た人はしっくりくるのでしょうね。
いやー、私はあの白髪も何かの比喩ではないだろうかといろいろ想像を巡らせていたわけですが、その想像を記事にしなくて良かったです。
何はともあれ、東方のファンの方にもサイトにいらっしゃっていただいたようで、それはそれで良かったです。
皆様からの温かい支援に感謝致します。
コメントありがとうございます。
初めまして課金将棋の動画が将棋サイトで紹介されていると知って、記事を拝見させていただきました
このサイトで紹介された事はこちら(動画)の方でもかなり広まってますね、自分も元動画のコメントからここにたどり着きました
製作者様がおまけの解説動画を作るようなのでそちらの方にも反応していただければ嬉しいです
これは余談ですが最後の決着に使われた電車での物理攻撃、実はあれも原作ネタだったりします、そこから奉納した金もしくは物を回収してアイテムなどを支給してた「者」の正体が示唆されていたり、まあ原作知ってる人ならアイテムやらを突然支給してきたりクイーンが消えた所である程度の予測は出来ていたと思います
コメントありがとうございます。初めまして。
そうでしたか。動画の方でもコメントいただいているとは、ありがたいです。しかもそのコメント経由でこちらまで来ていただきましてありがとうございました。
記事は、将棋の局面(盤面)の作成と解説は意外と苦難の道のり(普通の棋譜ではないので。クイーンとか出てきますし)でしたが、書いて良かったです。
情報ありがとうございます。
上のほうに少し書いてありますが、作者様とツイッターでやりとりさせていただきまして、解説動画を作られそうな雰囲気は感じていました。構想中のようです。
私としましてもそれは楽しみにしております。
そして余談といいながらも追加情報ありがとうございます。
いろいろな所にネタが仕込まれているのですね。私は完全に比喩表現だと思っていました。なるほど、それだけ多くの人がご覧になられて、みなさんネタを理解して予測できているということは、原作も優れた作品なのでしょうね。例の解説動画というのは、そのネタの解説になるのか、それとも将棋の棋譜解説になるのか、その辺も楽しみではあります。
余談、と書かれていますが、よだんは将棋で言うと四段、つまり一人前のプロです(将棋では三段以下がプロの卵で、四段以上がプロです)。そのようなプロ的な情報をありがとうございました。
色々投稿されるまで待とうかな?と思いましたが自分の方が待ちきれなくなってしまったので再び書き込ませていただきます
まずは自分のコメントへの返信ありがとうございます。
自分はプロと言える程の人間では有りませんが、原作を讃嘆(さんだん)して貰ったのはシリーズの一ファンとしては大変嬉しい限りです
あきさんの言う通りに、東方では二次創作の一つとして将棋を題材にした動画がいくつか公開されていますね
第7回ニコ童祭では課金将棋の他にもう一つ将棋の動画が投稿されています
ttp://www.nicovideo.jp/watch/sm26575542
こちらの東方棋天録はまだ前編だけですが棋譜も付いて有って一から最後まできちんとやるみたいです、やっぱりお約束のように犬走椛が将棋を指しています
これはまた余談ですが、東方の二次創作というものは多くのジャンルの動画や本、音楽、歌、ゲームなどが出ています
それは東方Projectそのものが二次創作に寛容な事も有りますが、元のゲームや書籍に登場した色々が多くの人に評価されているからという事が大きいと思います
分かりやすい例が東方の将棋動画に多く登場しここではちょっとおなじみになっている「犬走椛」というキャラ
彼女は元のゲーム(東方風神録)では一切喋らない一人の中ボスキャラで、東方求聞口授という公式設定資料集みたいな物でやっと台詞が出てきたという感じのキャラだったり
椛以外にも中ボスの中には台詞どころか名前もいないキャラもいますがそのようなキャラ一人一人に熱心なファンは必ずいてそのような彼女達を題材にした二次創作を作ったりしています
余りにも熱心にやりすぎて原作と二次創作で定着したキャラ付けや設定がかなり離れている場合もよくというよりもう日常茶飯事ですがそこは二次創作の愛嬌という事で…
そんな東方シリーズも始まって今年で20年目です
本当に少しでも今まで知らなかった人が東方の世界観に触れてもらえるというのはこれまたファンとして嬉しい限りです
長文失礼しました
再コメントありがとうございます。情報もありがとうございます。いつでも書き込んで構いません。
ご紹介の動画は拝見させていただきました。内容としては、かなり将棋寄りで、どちらかと言うと東方のファンの方に将棋の面白さを伝えたいという作者様の意図があるのかなと思いました。
いずれにしても将棋ファンと東方ファンをつなぐきっかけとして、こういう動画がいくつもあるのは面白いですね。
手が広い、詰めろ、詰めろ逃れ、(歩の突き捨てからの)開戦、端に手を付ける、攻め駒を攻める、不利な時は戦線拡大、両取り逃げるべからず、などの将棋用語はさらっと出てきますがもしこれきっかけで将棋に興味を持っていただける方がいればいいな、と思います。
当サイトとしても、こういう用語を分かりやすく解説できたらと思っているのですが。私の棋力(初段です)では解説に信頼性が・・・。これは余談でした。
ええ、またひとつ学びました。椛さんはボスなわけですか。ボスキャラが愛されるのは、いい作品の一つの証拠ですね。いや私そんなに詳しくないですがドラゴンボールでいうベジータみたいな感じですよねたぶん、違ったらすみません。端々のキャラクターが愛されるのもいい作品の証拠だと思います。
へえ!20年ですか。そんな歴史があるとは思いませんでした。20年というと本当に長いですね、なかなかそういうのはないと思います。というのも私は、この記事のテーマでもありますが、昨今のソシャゲとか、すごく寿命が短い気がしていて。ちょっと前には大量にやっていたテレビCMとか、すぐに見なくなりますし。あまり批判的なこととはとらえてほしくないですが、一時的に爆発的に盛り上がって終わるものと、爆発的な人気はなくても長く愛されるものだったら、後者のほうが価値があると思うんですよね。
そういう意味でも将棋と東方の共通点があるのかもしれないですね。
あとは「余りにも熱心にやりすぎて原作と二次創作で定着したキャラ付けや設定がかなり離れている」というのも面白い要素です。将棋界でも、例えば藤井猛九段など、そういう要素がありそうな人物はいますが、なかなか。
話がそれましたが、ご紹介の動画は後編を楽しみにしております。
コメントありがとうございました。今後ともよろしくお願い致します。
上でも出てますが、最後の電車はこれですねw
http://www.nicovideo.jp/watch/sm16237125
その「者」はどこでもドアのように好きな所へ
自分自身やいろいろな物体を出し入れできる能力を持っています。
「決着」の文字も原作通りで写真に釣られる事といい
ファンならニヤリとさせられる演出ですw
コメントありがとうございます。
東方のみなさんはなぜこのような親切心旺盛なのでしょうか。
東方のコミュニティに属している方はぜひこのコメント欄をシェアするべきだと思いますね。
まったく無知な将棋サイトの管理人である私に、あるいは私と同じように東方を知らないこのサイトを見ている方に、色んな方から情報をいただきましてありがとうございます。
他のファンの方も動画を見たりこの記事を見たり、そしてこのコメント欄を見たりしてニヤリとしているところだと思います。
少しだけですが東方の世界観に触れているところです。
コメントありがとうございます。
はじめまして。
某所でこちらの記事が紹介されており、やって参りました。
投稿から大分経ってしまいましたが、コメント失礼いたします。
私は、将棋に関しての知識は駒の動きくらいしかわからないため、将棋の戦局的な視点からの解説、とても楽しく読ませて頂きました。
ちなみに、ニコニコ動画に投稿されている、東方キャラによる将棋に関する動画は他にもございます。
たとえば、
「椛の歩」http://sp.nicovideo.jp/watch/sm25628070
この動画は、「課金将棋」にも出てきた、白髪の期神・犬走椛が主人公の動画です。対局に関してはトンデモ将棋なので、好みに合うかは存じませんが、お時間があれば是非ご視聴ください。
乱文失礼いたします。
コメントありがとうございます。はじめまして。
紹介いただいたことに感謝します。そうやってここまで来ていただいたことにも感謝致します。
また、記事を楽しんでいただいたようで、ありがとうございました。
ご紹介の動画を拝見させていただきました。
ストーリー(舞台設定)は、やはりある程度の東方の知識がないと深く理解できないと思いますが、なんとなくわかりました。
初手端歩とか、盤を回転させるとか、将棋ファンならいくつかエピソードを思い出しそうなネタが配置されていますね。
機械による声も、最初はなんだこれはと思いましたが、慣れると味が出てくるのか、特に支障はないですね。逆にキャラクターのイメージを壊さないための狙いなのか・・・。
「椛」があのように表情があるキャラクターだとは思いませんでした。
映像のクオリティも高いと思いました。このようにコミュニティが活発でクリエイティブな作品が生産されている東方というコンテンツを羨ましく思いますね。
まだ続くようなので、期待したいと思います。
この度はコメント、ご紹介ありがとうございます。
管理人です。「課金将棋」の作者が、製作の意図や対局の解説、動画制作上の技術的な解説をしている動画を公開しています。
この動画は制作者の許可を得て掲載しています。
対局終盤の難解な手順は、2013年の第72期順位戦A級の▲三浦弘行九段VS△羽生善治三冠(肩書は当時)の先後を入れ替えたもの。偶然、この解説動画が発表されたのと同じ2015年7月16日、日本将棋連盟モバイル中継アプリのコラムでは、インタビューを受けた中澤沙耶女流1級が「これまで見てきた中で一番印象に残る一手」として、本局の△8六飛(上記の動画中では先後逆なので▲2四飛です)をあげて、以下のように述べています。
解説動画の後半では、動画を制作するにあたり工夫した点などが述べられています。将棋動画を制作してみたいと思う方は、参考にされると良いかもしれません。
なおこの記事は多くの東方のファンの方にシェアされたようで、また、記事への解説コメントもいただきました。この場をお借りしてお礼申し上げます。ありがとうございました。