皆様はじめまして。「ひろ」と申します。
「将棋ワンストップ」管理人さまに「こんなんありますぜ」とご連絡したら「YOU、記事書いちゃいなよ」とご提案を受けて僭越ながら寄稿させていただくこととなりました。
拙い文ですが宜しくお願いいたします。
さて、皆さんはもちろん「日本将棋連盟」のサイトはご存じのことでしょう。
しかし意外と知らない方も多いのではないかと思われるのがこちら。
です。
すこし、このブログのご紹介をしたいと思います。
なお、連盟サイトからの行き方は、
1、トップページ左のバー「東京将棋会館道場」に入り、
2、上のバーの下段右から三番目「道場ブログ」に行く。
となります。
「キターーーーーーーー!!!」
開設は2007年。主に連盟会館の道場の情報が載っています。
シンプルなつくりながら、いろんなイベント情報や、指導対局の模様などがあります。
告知だけでなくレポートもあるので、東京に住んでいない私にとっては本当に嬉しいブログです。
面白いのは、たとえばこのエントリ、先日の「将棋界の一番長い日大盤解説会」のレポートを読んでみますと・・・
中村太地六段と向かい合ってマイクを握るこの方は・・・!?
谷川浩司九段 キターーーーーーーー!!!!!!さらに、山口恵梨子女流初段の隣にたたずむこの方は・・・!?
羽生善治名人 キタキタキターーーーーーーー!!!!!!
と、「待って?え?どういう立場の人が、どういう感情で書いてるの…?」と思うような個性的なものもあります。
道場のかたなのでしょうか…。とても楽しそうです。
また、こちらのエントリの中座真七段の指導対局の模様ですが、
指導対局は、棋士が窓を背にしてテーブルを組むことが多いようで、必然的に「棋士写真は常に逆光」となります。
写真を撮るときは、逆光は避けるのが一般的です。
しかし窓を背にして機敏に動きまわる中座七段を撮影するのは熟練の道場のかたでもなかなか難しいご様子。
ブログ管理者さんの御苦労の一端がうかがい知れるエントリです。
将棋漫画
ところで、皆さん将棋漫画は読んだことがおありでしょうか。
有名な将棋漫画といえば「3月のライオン」「月下の棋士」でしょうか。
また「ナリキン!」「しおんの王」「5五の龍」などたくさんありますね。
ちなみに私は「ハチワンダイバー」に導かれて将棋を観るようになりました。ジョンス・リーが好きです。
さてブログの話に戻ります。
ブログ左のバーを、下にスクロールしてゆくと…
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とあります。
お気づきでしょうか。「道場マンガ」の文字に。
そうです!なんとこの道場ブログ、ここでしか読めない道場マンガがあるのです!
ついこの間の2015年2月に連載終了したこの漫画、連載開始はなんと5年前の2010年2月!
なんと五年連載!タイトルは「みつみと盤爺=はじめての一日=」!総ページ数153ページ!
5年もの間、じっくりじっくり連載して先ごろついに完結したのです!
その第一回はこちら!
作者の大木亮平さんは将棋漫画を描いて講談社の「ちばてつや賞」も受賞していらっしゃいます。
こちらで読めます。
左下の『今のうちに感謝しときたいこと』です。
気になる「みつみと盤爺=はじめての一日=」の内容は、将棋を始めようと連盟道場に訪れた少女「みつみ」と、みつみに初歩から将棋を教える道場アルバイトの「盤爺」が中心となり進んでゆくのですが…ここでもさすが道場ブログ。
ちょっと普通じゃありません。
とくに「盤爺」の設定が…「なに食べればこういうアイディアで行こうという情緒になっちゃうのかな…」と思うようなデザインで…。
ここから先はご自身の目でお確かめ下さい。
とても楽しい物語です。
2007年、ブログの最初のエントリにはこうあります。
世はネット将棋全盛の時代ですが、人と人とが触れ合う将棋が指せる道場にもまた独特の魅力があります。
当blogもその魅力の一端をわかりやすく皆様にお伝えできればと思っていますので、
どうかよろしければ、ぜひ一度、会館道場に足をお運びください。お待ちしてます!!!(おねがい、の絵)
私も将棋ウォーズをやりますが、生身の人間と顔を合わせて「おねがいします」から始まる対局はまったく別の何かがあると実感しています。
せっかくですから、東京のかたは行ってみてはいかがでしょうか。