みなさまご機嫌いかがでしょうか。
クリスマスのご予定はいかがでしょうか。友達や家族と一緒に過ごす、一人で過ごす、仕事だ、という方も多いかと思います。
しかし、青春の一時期はどうしても、異性と過ごしたい時があると思います。好きな人を追いかけ、告白したり、告白させるように仕向けたりといった駆け引き。恋人と過ごすクリスマスに憧れる。クリスマスまでに恋人作りたい! 将棋ファンでもそうだと思います。
先日、ある将棋ファンと思われる20代ぐらいの男性が、女性に告白しているところを見かけました。女性は告白を受けるかどうか迷っていたと思います。しかし、その男性の攻めは鋭く、谷川浩司九段のごとく光速の壁ドンで迫っていました。
私は思わず、その現場を写真に撮ってしまいました。
その写真がこちらです。
焦りつつも長考する男性。王手、王手と迫ります。どうやったら詰ますことができるのか。
玉方は、1二玉、2一桂、2三桂。
男性は盤上に2二銀、3二銀。持ち駒は金、金、金。
金は豊富に持っている。やっぱり最後は金がモノを言うのか。恋は甘いもの、金は捨てるもの。
男性の気持ちになって、考えてみてください。強い人は一瞬で、初心者もそれほど難しくなく詰ますことができると思います。
なおこの記事の画像はフリー写真素材ぱくたその画像を利用し、加工しています。
それでは皆様、よいクリスマスを。
詰将棋
上記の画像がわかりにくい方は、以下でお試しください。詰将棋になっているはず。初めて作ったので詰まなかったり余詰があったりしたら、お手数ですが教えていただけると幸いです。クリスマスを前に女性に告って壁ドンまでしたのに、その壁にたまたま詰将棋が書いてあったがために長考に沈むという、将棋ファンにはありがちな光景でした。
コメント
7手詰め、でしょうか。素敵な問題ですね。(低級者なので余詰めの有無とかはわかりません。)
金の力で退路を封鎖して、それでもスルリと逃げ出そうとする相手を更に金の力で押さえ込み、最後はトイレで・・・(雪隠詰め)。
って、私の文章力だとひどい表現になってしまいますが、ともかく、創作お疲れ様でした。ぜひバレンタインバージョンもお願い致します。
コメントありがとうございます。
そうです、7手詰です。あってます。とにかく、あの小さな壁の空間で、金をふんだんに使う詰将棋を作ろうと思って。
持ち駒は金じゃなくても詰むんですけどね。必然性が、とか言い出すときりがないので詰将棋としてはいまいちかもしれませんが、コンセプトはお見せすることができたかとおもいます。
バレンタイン。いいですね。いい画像素材があれば作ってみます。コメントありがとうございます。
管理人です。
バレンタイン詰将棋の制作を試みたのですがいいフリー素材がなくて断念してしまいました。
イメージは、女の子が男の子に渡した箱の中にチョコレートが入っていて(4×5ぐらいで格子状に梱包されたトリュフチョコレート)、そのトリュフが駒を表して詰将棋になっている感じで、女の子は「私を詰ませてみて」といったセリフを話している、という頭の中では完成図があったのですが、先に書きましたとおりそういう画像のフリー素材がなくて断念しました。来年にご期待おねがいします。
これを余詰と呼ぶのかどうかは分かりませんが、最終手で▲12銀成△同玉▲22金打が気になりました。持ち駒を変えれば解決しそうですが。
コメントありがとうございます。たしか、これは余詰とは言わなかったと思います。攻方は最短手数を目指さなければならない、というルールがありますので。綺麗じゃないことはそのとおりなんですが。持ち駒は金を使いたかったのです。ご意見ありがとうございます。
壁ドンのイメージがぴったりだとおもいます。
でも、壁ドンだけではダメで、最後はカネの力で彼女を落とすのも現実味があって…。
ありがとうございます。構想や作成に時間がかかった割には不人気な記事だったので、理解していただける方が何人もいらっしゃって嬉しいです。人間ある決断をするときには、最後は「自分が納得する客観的事実が欲しい」という気持ちになるようで、それを後押しする手段の一つがこの詰将棋の豊富な持ち駒・・・要するに匿名様がおっしゃるとおりです。