最近では将棋をする女性も増えてきているそうですが、もっともっと幅広く女性に楽しんでもらうためには、男性では気づきにくい将棋のちょっと「やりにくい」点を解決していく必要もありそうです。
2015年4月28日のNHKニュースおはよう日本の「まちかど情報室」では「女性向けに作りました」というテーマが放送され、そのなかで将棋グッズもとりあげられました。
女性向けの将棋駒
VTRでは、将棋ファンにはおなじみ(?)、荒川由貴さんが登場。
荒川さんは将棋棋士の日本画の個展を開催された方。番組内では「普段は子供向けの絵画教室で先生をしている」「将棋女子であり、数々の大会に出場している」と紹介されていました。いまさらながら、なるほど、そうだったんですね。
荒川さんは、オシャレそうなカフェで女性の友達と二人で詰将棋を解いていました。というか荒川さんがお友達に教えている感じ。
問題は以下のようなもの。
3手詰めです。
ネイルと将棋の両立
荒川さんはバッグから化粧ポーチ状のものを取り出しました。それはショウギショコラという駒と盤、そしてポーチのセット。
考案者の中倉宏美女流二段のツイートを参照。
NHKまちかど情報室で特集とはありがたい限り(≧∇≦)ショウギショコラはLPSAオンラインショップにて、駒だけの販売もしています〜http://t.co/SfHi8PSNEe pic.twitter.com/ogRPHZU4mQ
— 中倉宏美 (@HIromiPDG) 2015, 4月 27
NHKおはよう日本で、ショウギショコラが取り上げられました!女性向けコンセプトの特集でした♪ pic.twitter.com/iG62EohnN2
— 中倉宏美 (@HIromiPDG) 2015, 4月 27
以下はLPSAのショウギショコラのページ。
(このページの商品名には「ショコラショウギ」と書いてあります。ここだけ、「ショコラ」と「ショウギ」が前後逆になっているのはなぜでしょうか・・・?)
この盤駒、ただのオシャレグッズかと思っていましたが、女性にとってはとても実用性のあるものなんですね。
というのは、このショウギショコラの駒、普通の駒の3倍近い厚みがあるということで、爪の長い女性でもつまみやすいのだそうです。
これは男性では気づきにくいところ。(というか、男性は女性のネイルそのものにあんまり興味が・・・)
チョコレートをつまむ感じで
荒川さんはこの将棋グッズについて「まるでチョコレートを摘むような気軽な感じがして、おしゃれで素敵」と話し、将棋の方も「もっともっと強くなって勉強していきたい」とお話されていました。
女性向け、ということですが、男性でも十分使えると思います。
私(管理人)は、家の外で将棋を指す時はスマホかタブレットのアプリが多いんですが、それだと2人で対局する時はいいですが、3人以上いる場でいろいろ話しながら対局するには向いていないんです。タブレットでも画面は小さいですし、横からだと見えにくいですしね。なのでこれは持ち運びに便利そう。
あと、私の個人的な体験でいえば、中学・高校時代に学校の教室でボードゲーム(チェス、将棋、オセロなど)をやることがあったのですが、持ち運べる折りたたみ式の盤駒だと結構片付けがめんどくさいんですよね。休み時間が終わって、先生が教室に来るまでにサッとお片付けしなければならない。そして駒が小さいので、すぐになくしてしまう。
ショウギショコラの布盤と化粧ポーチだとサクッと片付けられそうで、駒もある程度の大きさがあって良さそうです。
その他の女性向けグッズ
この「女性向けに作りました」というテーマでは、ショウギショコラの他に、「開けた時に中の荷物が見えにくいスーツケース」とか「手ぶらで来ても家具作りができるDIYスペース」「刃と持ち手の短いのこぎり」がとりあげられていました。
これらはいわゆる実用品ですが、今までの製品は使い勝手が男性目線に偏っている、ということはあるかもしれません。将棋界もこれからさらに女性の発想が大事な時代になると思います。
以上、NHKおはよう日本での特集のご紹介でした。
コメント
マンモスです。
>結構片付けがめんどくさい
脳内将棋という手がありますよ。
片付け不要、駒がなくなる心配もありません(^v^)
マンモスです。
脳内将棋!!
確かに、片付けは不要かもしれません。
しかし、駒がなくなる心配は大変大きいと思いますね。なくしてもすぐに復活できるんですが、元通りの場所に復活できるか・・・。
コメントありがとうございます。
爪が長くて駒が持てない女は
将棋すんな