日本将棋連盟、新会長の佐藤康光九段が会見。他理事には解任請求があり改めて臨時総会を開催へ

2017年2月6日、日本将棋連盟は、谷川浩司会長と島朗理事の辞任に伴う臨時総会を開催し、新理事に佐藤康光九段と井上慶太九段を選任。

総会後、新理事を含めた理事会を開催が開催され、互選により佐藤康光九段が新会長に選出されました。役員の任期は今年の6月の通常総会まで。

その後、佐藤康光新会長、青野照市専務理事、片上大輔常務理事が会見を行い、その模様がニコ生で放送されました。

会見の冒頭、佐藤新会長から挨拶がありました。ハフィントンポスト記者の吉川慧さんが挨拶文の画像をツイートされています。

(同じ文章が連盟の公式サイトにも掲載されています)

また、臨時総会の前に、28名の棋士による臨時総会開催(理事解任)の請求があり、2月27日13時から改めて理事解任を議題とする臨時総会を開催することが決定したとのことです。

対象は前日までの専務理事、常務理事の5人とのこと。青野、東、中川、佐藤秀、片上の各理事のことだと思います。

質疑応答

以下、会見の主な質疑応答。要点だけ、かつ私(管理人)が興味ある部分だけ書きます。やや雑かもしれませんので、正確に知りたい場合は上記のニコ生をご覧下さい。


三浦九段の名誉回復についてどのようなことをする?

佐藤新会長「一つ大事なことは対局の環境を万全に整えること。対局に集中できる環境を作っていく。いい将棋を指して頂くのが大事なことだと思っている。(後で付け加え)イベント等にたくさん出ていただいて、ファンと交流して頂くということも考えている」

谷川会長から「バトンを渡したい」というようなことは言われたか?

佐藤新会長「お話をしているうちに、そういう話になりまして。そうですね、そういう部分もありました」

渡辺竜王に処分を下すべきだという意見は総会で出たか?

青野理事「今日の臨時総会では全く話は出ませんでした」

谷川会長の兄の署名活動については?

佐藤新会長「一つの提言としてご意見をいただくのはありがたいことだと思っている」


次回臨時総会を待たずに、専務理事や常務理事は辞任しないのか?

青野理事「今回の件は本当に大きな件だが、将棋連盟はそれだけではない。世間に対して素晴らしい話題も提供しているし、契約問題、かなり難しい問題があちこちにある。6月まで任期があるのでそれまで務めるのが自分の義務だと思う。若い人たちが辞めたほうがいいという(投票の結果?)のであればしたがう覚悟。やってくれという票が入れば、6月まではがんばるつもり」

連盟として、三浦九段に謝罪したのか?

青野理事「今現在、公式に、常務会と三浦九段が会ってるということはない。なるべく早く機会をつくって、最終的には三浦九段にお詫びをしないと、この問題は(終わらない)。早くその機会を作りたい」

佐藤新会長「私自身は、今年に入って個人的に私的にですが、三浦九段と話はしました。謝罪ということで。棋士会として意見をまとめられなかったということでお詫びをした」

何についての謝罪なのか?

佐藤新会長「10月10日の日の会合(週刊文春が報じた極秘会合。渡辺竜王が出席者に対し疑惑について説明したりした)に参加していましたし、私の場合は棋士会会長という立場で、棋士のたくさんの意見を早めに集約して常務会に伝えれば、もう少し違う形があったのではないかという反省がある」

現役棋士ではなく、引退棋士や外部から運営をする人を招くべきでは?

佐藤新会長「そういう意見はうかがっているが、今回の件をうけ、どういう形が将棋連盟にとってベストなのか、議論を重ねる。すぐに切り替えるのは難しいが、ベストな形があれば時間がかかってもそちらのほうに変えていく」

青野理事「これは20年以上前からずっと言われていたこと。確かに棋士は運営については素人。しかし将棋という文化を我々が発信する、それに伴う契約金なりお金をいただくということについて、単なる将棋を知らない経営者等を連れてきてやれよって言って1億2億の金がパッと入るかという時代ではない。支部でも、将棋の棋士が来るから動いてくれるという人もいる。私自身は、例えば、会長と外部の理事長の二本立てのような形で、運営できればいいのかなと前から私はそう思っている」

簡単なこれまでの経緯です。

2016年10月12日、連盟が、三浦弘行九段の出場停止処分、及び竜王戦七番勝負の挑戦者を三浦九段から丸山忠久九段に変更すると発表。三浦九段がスマートフォンを使用した不正を行った疑惑があると報道された。

12月26日、連盟が設置した第三者調査委員会が、三浦九段が不正を行った証拠はないなどとする調査結果を発表。

12月27日、第三者委の調査結果を受けて、連盟の谷川浩司会長が三浦九段らに謝罪。谷川会長以下、連盟理事の減給処分を発表。

2017年1月18日、谷川会長が辞任を発表。辞任の理由は「将棋ファンのみなさま、主催者・協賛社のみなさま、そして三浦弘行九段に誠意をお伝えする」こと、自身の体調不良。三浦九段の処分を主導したとみられる島朗理事も辞任。

2月2日、谷川会長が入院。病名などは不明。

2月6日、日本将棋連盟は臨時総会を開催。理事選によって新理事に佐藤康光九段と井上慶太九段を選出。その後の理事会において互選で佐藤康光九段が新会長に選出。

三浦弘行九段の件に関する詳しい経緯は以下の記事で。

三浦弘行九段の件の時系列まとめ記事(その4)。 3分で振り返るマーカー付き

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コメント

  1. 匿名 より:

     まとめお疲れ様です。気にはなっていたのですが、映像で見れていないので助かります。

    青野理事「……単なる将棋を知らない経営者等を連れてきてやれよって言って……」
     この辺りの発言を読むと、青野理事は棋士以外の人間を相当見下していると取れました。
     これが棋界を代表する理事の発言なんですね。

    • 三風党 より:

      青野理事は今回の件では汚点を残しましたが
      今まではファンと気さくに話す偉ぶらない方でした
      表現の拙さは、焼津の田舎者なので
      割り引いてやってください

    • 匿名 より:

      青野理事を擁護する訳ではありませんが、特定の組織に属している人間としては当然の感情かと思います。
      自分の会社に畑違いの男が突然やってきて、今日から社長になりましたといって納得できる人間はどれ程いるでしょう?
      表現の仕方は確かに問題ありですが、あくまで将棋に愛のない人という意味で見下している訳ではないと思いますよ。

  2. あひ天うさ正 より:

    連盟は総退陣をするべき。
    これについては説明は不要でしょう

    さて渡辺や久保千田橋本の処分についてだが
    特に渡辺は除名されても仕方がないくらいの悪行だったが
    スポンサーとの関係を考えるとそれは現実的ではない
    ならばスポンサーに迷惑のかからない程度の処分を科せばいい
    王将戦棋王戦が終われば、この4人は番勝負出場が確定している棋戦はしばらくない
    その間に出場停止処分を科せばスポンサーには迷惑はかからない

    あれだけのことをやって何のお咎めもなしというのはさすがに組織として致命的だ

  3. 匿名 より:

    連盟理事の総辞職は絶対行われるべきかと。

    それと久保、渡辺両氏の処分に関しては、除名は行き過ぎだと思います。
    2ちゃんねるや2ch名人といったサイトでは
    一部の暴徒化した連中が何が何でも極刑で、と冷静さを失っていますが。
    結果白だったから「除名」では、今後告発すること自体が制限されかねない。
    不正に関する調査を依頼することの出来る権利は与えられるべきです。
    今後この点に関するルール制定をきちんとやること。
    不正の調査依頼があったとき、どう動くか。
    黒の場合どうするか、シロの場合どうするか。

    今回の告発者に対する処分としては罰金と、出場停止処分が妥当かと思います。
    それが一番現実的だと考えます。

    ただ三浦さんがそれでは温すぎる、もっと厳しい条件を叩き付けるのなら
    それに従うしかないのかもしれませんね。

    • 🐱 より:

      ・確かに除名は行き過ぎであると思います。
      ・原則として内部告発において、通報者、被通報者は保護されるべきものです。
      ・しかし、三浦九段冤罪事件において、告発内容を精査する事が先の筈でしたがそれは行 われず恣意的処分が行われてしまいました。
      ・仮に告発者の内容が間違っていたとしても、告発者は処分されるものではありません。
      ・重要な点は、告発内容を適正に調査すべき【理事・常務会及び一部棋士等】が、調査もしない内容を、【進んで週刊文春という外部誌にリークした事】です。この点の事実関係・背景が現在も明確ではありません。
      ・組織体制の健全化は不可欠ですが、その基礎である筈の今回の冤罪事件は、何も明らかになっていません。
      ・三浦九段が【どうしてこんなことになったのか知りたい】と仰っている通り、全容開示がされない限り、組織体制健全化はあり得ないと思います。

      • 匿名 より:

        ・重要な点は、告発内容を適正に調査すべき【理事・常務会及び一部棋士等】が、調査もしない内容を、【進んで週刊文春という外部誌にリークした事】です。この点の事実関係・背景が現在も明確ではありません。

        ここに関してがネックなんですよね。まず第一の。
        もし処分を行う場合、理由はここであるべきかと考えてます。
        そして全容開示は言うまでもなく、早急に行うべきですが、何故行われないのか。
        島朗氏は逃げたつもりでしょうが、騒動に深く関わった元理事として
        理事じゃなくなった今だからこそ話して欲しいというか、話すべきだと思いますが、
        何故それが行われないのか、三浦弁護団からの要求なのでしょうか?
        不可解です。

        一番の懸念はすでにファン(本当にファンなのかはわからない、9割野次馬でしょう)の
        過激な行動が日に日にエスカレートしている事。
        これで三浦先生には触れるなと、事件には触れないほうが懸命と考える棋士や
        冷静なファンが増え始める事。現にファンの中には冷静な議論の余地なしと、
        遠巻きに過激なやり取りを見て、対局そのものだけを楽しむ人も居ます。今までどおり。
        それすら叩かれ、邪魔されるのですから異常です。
        三浦先生は弁護士さんと一生暮らしていくわけじゃない。
        周りが三浦先生の意思とは関係なく暴走することは、
        果たして先生の足を引っ張っていることにはならないのか、
        暴徒化している連中には良く考えてもらいたいですね。
        今ではサッカーをしていた仲間から森信先生、野月先生、森下先生などですら
        渡辺一派だと中傷されていますから。
        三浦先生が棋界に戻られたはいいが、何か皆が遠慮している、距離を置いているような
        事態になったら駄目なわけですから。

      • たんご屋 より:

        あれは内部告発とはぜんぜん違いますよ。

        内部告発というのは組織内部の不正をその組織内の人間が外部に知らしめることでしょう?つまり組織を裏切ることになるわけですから、組織から報復されることがないようにするために保護されるんです。

        渡辺九段の訴えたのはそもそも組織の不正ではありませんから内部告発とはぜんぜん違います。彼がやったとされていることは、同業他社(競合する他社)の不正を業界の組合に訴えたようなものでしょう。

        ですから、(仮に)それが彼の奸計によるものだったとすれば、偽計業務妨害罪に当たるかもしれないとさえ思います。

        「偽計業務妨害罪」(ブリタニカ国際大百科事典)
        虚偽の風説を流布し,または偽計を用いて人の業務を妨害する罪 (刑法 233) 。流布とは,犯人自身が公然と文書,口頭で伝達するほか,口伝えに噂として流す行為も含む。

      • たんご屋 より:

        渡辺九段は三浦九段と利益が競合するんですからぜんぜん内部告発ではありません。例えるなら、コカコーラがペプシコーラを、トヨタが日産を告発したようなものです。

        しかも告発した相手は直近の挑戦者でしたからね。(仮に)渡辺九段が真に正義感から告発したのだとしても、彼は「李下に冠を正してしまった」と思います。

      • たんご屋 より:

        そういえば「将棋指したる者、その誇りに賭けてそんな不正は絶対にやってはいけないし、やるはずはない」みたいな正義感で語る人は、これまで将棋関係者から出てきてなくはないですか?

        それに近い発言があったのは丸山九段と加藤九段ぐらいですか。でも、直接的な表現ではなかったですね。

        渡辺九段が告発した理由や理事たちが措置を決めた理由というのは、たしか、竜王戦が中止になるのが最悪だ、とか、スポンサーに迷惑がかかる。とか、そんなことではなかったでしたっけ。

        考えてみれば不思議な話ですね。

    • 棋太郎 より:

      私は、渡辺氏は除名するしかないと考えます。

      理由は、渡辺氏のしたことは「告発」ではないと考えるからです。告発の名を借りた週刊誌と結託した挑戦者変更だからです。これは、3連敗していてタイトルを守れる気がしなくなったことが原因と思います。

      連盟常務会は、私は渡辺氏の被害者のようにも感じますが、監視していて不正がないことがわかっていたにもかかわらず、三浦九段が挑戦者では指さないという渡辺氏の脅しに負けて前代未聞の挑戦者変更をしてしまった以上、解任はやむ終えないと思いますが、除名ほどではないと思います。

  4. 黒か黒以外 より:

    私は除名が相当だと思いますね。

    ①告発の正当性②不当な情報提供この2点で大きな疑問があります。

    まず、告発者を処分してしまうと告発自体が制限されると述べている方がいますが、告発というのは「不正の事実」を組織内部または組織外部へ訴え、調査を求めるものです。告発者はこういう不正行為を見ましたが、証拠がありませんので調査をしてほしいというのが告発であり、見てもいないのに、あいつは不正をやっているから調べてくれというのは告発ではありません。
    万引きの現場を見たから店員や警察に通報するのであって、見てもいないのにあいつは絶対物を盗むやつだからと店員や警察に通報する人はいませんよね?
    もちろん、見ていない者は告発するなとは言いませんが、見た者と同等の事実の提起をしなければいけません。黒だとか不正行為だとか、漠然とした議論ではなく「何月何日の何時何分にどこで誰が何をした」のかということ、それがどういう不正行為であるかということを明確にしなければ告発はできないと思います。

    正当な告発を行った場合にも、調査の結果、見間違いや勘違いのように告発自体が間違いだったということもあるだろうし、事実を裏付ける根拠を見つからないこともあり得るでしょう。これについてはしっかりと告発できる制度を作り、軽微な見落としや勘違いを告発窓口の人間が検証できる仕組みを作り、複数件同様の告発があった時に正式な調査を開始するなど、十分な制度設計を構築できればクリアになる問題です。
    そもそも具体的な事実が存在するのであれば、匿名でも良いわけですよね。「何月何日の何時何分にどこで誰が何をした」調べてくださいと言えば足ります。告発された側はその事実が裏付けられるか調べれば良いのです。

    今回不可解な行動が多すぎます。なぜ、組織の幹部だけに告発をしないのでしょうか?
    不正の具体的な事実がないため、秘密会合に羽生さんなど理事ではないタイトルホルダーを呼び、将棋村の「将棋が強いものほど発言権が強い」という特性を利用したものではないでしょうか?
    不正の根拠に挙げたものも、不正の事実を裏付けるものは何一つありません。棋士の勘が働いて不正であると強く思ったのなら、なぜ対局中や対局終了後に指摘しないのでしょうか?告発する根拠が弱いので後付けで追加したものではないですか?
    一致率はなぜ上振れしたのでしょう?パソコンのスペックやアプリケーションソフトの設定によって一致率は上下するものですが、たまたま使ったパソコンが、たまたま三浦九段との一致率が高くなるような条件だったということですかね?
    離席時間もなぜ実際よりも増えて認識したのでしょうか?私は6分と30分の区別がつかない人間を知りません。
    私は告発に至る全てのプロセスが極めて不当なものであると思います。重過失あるいは恣意的な根拠を理由に明確な不正の事実もなく、将棋村の特性を利用した権威付けを行っているように思えます。正当な告発だったのでしょうか?

    もう一つは週刊誌への発言でしょう。この取材をなぜ受けたのでしょうか?そもそもは週刊誌が記事にするという情報をキャッチしたため、三浦九段への処分を急いで行ったというのが第三者委員会の報告で明らかになっています。そういうマスコミに対して記事を提供するのは極めて不自然です。ましてや将棋界は新聞社など多くのマスコミに支えられているわけですから、発表する窓口を一つにするべきだし、事実確認もしっかりできていないことを公表するのは、通常の組織ではそれだけで処分に値する行為です。

  5. 匿名 より:

    色々難しいところではありますが・・・
    個人的に、今回の件は渡辺明に関しては最悪除名も致し方ないと思う点がある
    あくまで最も重い責任追及をするのであればというだけで現実問題ではないと思う。

    通常の告発を想定した際
    ①疑惑を吹聴せずまず理事に話す
    ②理事会で調査
    ③結果を踏まえ報告
    普通であれば以上のような流れで終わっていたんじゃないかと考えます。
    このような流れの対応をしていれば私は責任なんて求める必要はないと思う。

    ただ今回に関してはそれぞれ問題を起こしている
    槍玉に上がる方を焦点に記載

    渡辺明→週刊文春へリーク?(当人がリークしたと思わせる情報が多いが確定ではない)
        理事会へ竜王戦ボイコットの圧力(言葉の綾というが理事会にそう認識された)

    久保利明→虚偽報告を行い疑惑を浮上させる

    千田翔太→三浦九段の一致率データを公表

    橋本崇載→ツイートでの発言

    渡辺、久保に関しては言い逃れは出来ないでしょう。
    ただリークに関しては確認の必要があるとは思いますが口裏合わせも有りそうで・・・

    千田ですが、疑惑が公表され再調査が決まったにもかかわらずデータを公表。
    調査員でもない上、結果的に間違った事実を独断で公表し名誉毀損に繋がっていると考える。

    橋本はツイッターで発言した以上自身の発言に関して責任を取るべき。スタッフのものであるというならばスタッフが誰なのか確認をする必要もある。
    捏造というならば問題のアカウントを調査しこのアカウントではないと証明するべき。

    以上の点に関して納得のいく説明もない。素直な謝罪もない。
    感情的になっていない訳ではないが、こんなものがまかり通る事を許せるほど
    達観した人間でもない。言い方は悪いが、今後同じ事を繰り返さないためにも
    見せしめは必要。自身の行ったことなので自業自得ではある。
    各々処罰を受けるべきだと思う。

    • JL より:

      すいません、こういった見解もあるということで、私の意見を述べさせていただきたいと思います。

      ・渡辺明
      週刊誌の記載内容を肯定はしましたが、自ら週刊誌に語ったかは不明です。
      語ったとすれば、その後の行動と考え併せて、皆さまのおっしゃるように重い処分が適正と私も思います。
      現時点、推測でしかありませんが彼自ら語ったのではないのではないか?という気がしています。彼が親しい人間にあけすけに語っていた物言いを、そのままリークされた、と考えると彼の行動や彼を処分しないという連盟の動きにも意味を見いだせるのですが、これも推測に過ぎませんので、週刊誌にリークしたか否か、正式な情報を早急に公表すべきであると思います。公表しないのは彼の保身のためか?と思われて処分論が沸騰しても仕方のない現状ではあります。

      ・久保利明
      31分の離席を具体的に指摘して疑念を挙げたことが、重要な証言のひとつとなったというのは事実でありますが、陥れるために嘘をつくいた(虚偽)というより、誤った推測(31分の間に自分も席を外していたにも関わらず、相手はずっと席を外しているとみなした)をしてしまったと考えたほうがよいと考えます。
      事実としては、三浦さんの離席中に探しに行ったとき、入れ違いが発生していたと考えられますが、視野狭窄状態ではそういった可能性には気づきません。
      久保さんの報告を受けた際にそういった可能性を考慮しなかった、映像記録をチェックしなかった、処分側の罪が重いと考えます。
      久保さんには思い込みについて注意と一定期間の心理カウンセリングを義務付ける(不戦敗などもありましたし・・)といった処分が適当ではと考えますが、それにしても、彼自身の口からきちんと真実とお詫びをうかがいたいところではあります。
      あと蛇足ではありますが、31分の考慮中に6分・3分・5分と3回も席を外すというのは、やっぱりちょっとどないやろう、という気もします。離席が多い棋士はいくらでもいる、と三浦さんを擁護してきましたが、この頻繁な離席が久保さんの錯覚を呼んだ面も、否定はできない気がしていますので、この点で久保さんをことさらに追及するのもどうかなと思っています。

      ・千田翔太
      データや手法は他の人にも真似して検証できるのですから、千田君の偏った一部のデータや見解のみを信じ込む方がおかしいのであって、千田君自身が三浦さんが不正したかも!?と思ってしまったり、この一致率は異常だとの主張を行ってしまったとしても、それは仕方のないことのように思います。三浦さんが処分されたと発表され周辺の情報が徐々に分かってきたとき、統計的手法で調べれば三浦さん以外にも一致率の高い棋譜が存在し多くのトップ棋士は同一基準ではアウトになるのでは、と私は思いました。また、過激な処分の前に統計データ分析の専門家(専門家でなくてもせめて大学教育レベルできちんと理解している人でも)の意見を聞かないのが大きな間違いだと考えます。これもまた、処分の意思決定する側の問題です。
      わだかかまりの残らないよう、彼にも真実をきちんと語ってほしいとは思いますが、それ以上の処分にはあたらないのではと考えます。

      ・橋本崇載
      彼については、あまりに軽挙妄動な情報をばらまき、言い訳も見苦しく、本当に愚かだと思いますが、社会的に信用を失墜するという罰はすでに下っていると考えます。
      あとは三浦さんが名誉棄損で訴えるならば、それも仕方なしといったところですが、同僚を訴えるには忍びなしという三浦さんの優しさなのでしょうか。

      • 匿名 より:

        JLさんのおっしゃることはわからんでもないですが。

        >彼が親しい人間にあけすけに語っていた物言いを、そのままリークされた
        それならば、羽生先生が奥様のツイートをつかって即座にやられたように、自分の言葉ではないということブログで表明してしかるべきではないでしょうか。
        当時のブログを読む限り、とてもそうは思えず、今になってから必死に言い訳しているようにしか思えません。

        >31分の考慮中に6分・3分・5分と3回も席を外すというのは、やっぱりちょっとどないやろう
        他の棋士もしていると認めながら、三浦先生だけは「どないやろ」というのはあまりにもわかりやすい二枚舌ですね。
        ただし、この件に関しては確かに久保先生というよりも検証しなかった連盟ににこそ罪があるという点は同意します。

        >この一致率は異常だとの主張を行ってしまったとしても、それは仕方のないことのように思います。
        それを内部で行わず、ネットでばらまいたことが問題なのです。
        内部で主張するならともかく、これは週刊誌への告発以上に悪質な告発の仕方に感じます。

        橋本氏は直接処分にはかかわっていませんので、連盟側としては注意以上はできないでしょう。
        皆さんが見逃している点としては、彼が侮辱したのは三浦先生のみならず自分がやとっている将棋バーの従業員です。
        自分の問題発言を従業員に擦り付けるなど雇い主として論外でしょう。
        あの発言が従業員のものだとはとても思えません。
        従業員は「三浦先生ともう対局したくない」などと書くわけがない。そもそも、プロ以外は対局なんてできませんから。
        アマチュア参加の棋戦もあるかもしれませんが、従業員がそれを踏まえて書いたというのはあまりにもうがった見方でしょう。

        • JL より:

          >それならば、羽生先生が奥様のツイートをつかって即座にやられたように、自分の言葉ではないということブログで表明してしかるべきではないでしょうか。
          当時のブログを読む限り、とてもそうは思えず、今になってから必死に言い訳しているようにしか思えません。

          何かどうしても言いにくいことがあるのかな、知人をかばっているのかな?などと思いましたが、そんなことより真実をきちんと語るほうがはるかに重要な状況ですね。

          >他の棋士もしていると認めながら、三浦先生だけは「どないやろ」というのはあまりにもわかりやすい二枚舌ですね。
          >ただし、この件に関しては確かに久保先生というよりも検証しなかった連盟ににこそ罪があるという点は同意します。

          言い方が悪かったですかね。
          頻繁な離席をする棋士はいくらでもいたでしょうから、そんなことを理由の一つとして三浦さんが処断されたのは全くの不当です。指し手が鮮やか過ぎたという事象が重なったにせよ、処分の理由には全くなり得ませんし、それで処分するのならば他の棋士も処分しなければ話が合いません。
          しかし、頻繁な離席と見事な指し手により相手に疑念を生じさせたという事は、否めず、この点で久保さんを責めることはできないと思いました。31分の考慮中に6分・3分・5分と3回も席を外されていれば、ということです。

          さらに言えば、もし監視カメラを確認して離席が31分連続ではなく、6分・3分・5分ということが分かったとしても、やはり引き続き疑いを抱くことは可能です。
          第三者委員会により可能性が否定されましたが、もしリモートアクセスが可能であれば、長時間連続離席するよりも、指し手を入力したらしばらく席に戻り、一定時間経過後、解析結果を確認するといったやり方も十分可能です。

          三浦さんの潔白が第三者委員会により証明されたので良かったですが、以前にも言いましたが、相手の手番でも先読みで解析は可能ですし、上記のように短時間の離席でも不正は可能でしたので、三浦さんだけではなく、会心の将棋を指したことのある人間は全員等しくグレーというのが正しい見立て方であったでしょう。

          >それを内部で行わず、ネットでばらまいたことが問題なのです。
          >内部で主張するならともかく、これは週刊誌への告発以上に悪質な告発の仕方に感じます。

          これはその通りですね。そういう意味では久保さんのやり方は問題なかったでしょうし、渡辺さんのほうはもし自分でリークしたとすれば、除名レベルの大問題でしょう。自分でリークしたのではなくとも、口軽く知人にぺらぺらしゃべっていたとしても、結構な問題とみたほうが良い気もします。

          橋本さんはただの言い逃れ以外の何物でもない気がしますね。不本意な内容であれば気づいてすぐ訂正ツイートすれば良いことであり、しばらく放置しておく意味が分かりません。仮に従業員か誰かが勝手にツイートした(もしくは橋本名義で意見させた)のだとしても、その内容を認めて同意していたということでしょうから、自分でツイートしたのとそれほど変わりのないことかなと思います。
          確実なのは、卑怯で信用のおけない行いであった、ということでしょう。

  6. 黒か黒以外 より:

    下記リンクは公益通報者保護法のQ&Aですが
    http://www.jil.go.jp/rodoqa/15_houmu/15-Q01.html

    下記のような記載があります。
    >公益通報者保護法の基本的な枠組みは、 (1)通報対象事実が発生し、または発生しようとしていることを、 (2)従業員が、不正の目的でなく通報した(公益通報を行った)場合、その公益通報を行ったことを理由に解雇その他の不利益取扱い(懲戒処分、降格、減給など)をすることを禁止するものです。

    公益通報保護の保護対象は
    (1)の不正の事実が発生している、または予防のために限定され、事実はわからないけどあいつは怪しいから調べてくれという、事実が発生していると言えない通報は保護の対象外です。
    また(2)リンク先の下の方でも記載がありますが、基本的には企業内部>監督官庁>マスコミの順であり、企業内部ではそう思えば通報して良いとされますが、監督官庁では「信ずるに足りる相当の理由」が必要であり、マスコミに通報する際は、「その者に対し当該通報対象事実を通報することがその発生またはこれによる被害の拡大を防止するために必要であると認められる者」という条件がつくため、条件を満たさず外部へ発表すれば保護の対象から外れることになります。

    今回渡辺は怪しいと思っているだけであり、実際に「何月何日の何時何分にどこでどういう不正が行われた」という事実自体は認識していないため「信ずるに足りる相当の理由」は存在しません。外部へ通報した場合は公益通報者保護法の保護の対象外であり、企業がこの事を理由に解雇しても許される事例です。

    文春に対してのリークやインタビューは本来してはいけないことなのですよ。
    通報者は何が何でも保護されるのではなく、保護されるスキームは決まっています。そのスキームから外れている以上除名すべきと思います。

    • たんご屋 より:

      そもそも渡辺九段は将棋連盟の従業員ではないのでその法規にはぜんぜん該当しないでしょう。

      まあ、連盟職員が何かしらの連盟の不正を告発したのだとしたらその法規に当てはまるでしょう。たとえば、連盟が不正をやっているというようなことがあって連盟職員がそれを告発したのなら保護対象になると思います。

      しかし、渡辺九段は連盟職員じゃありませんし、彼が告発したのは連盟の不正ではありません。

      • 黒か黒以外 より:

        あなたと法律の議論をする気はありませんが、請負契約や委託受託契約も対象です。あなたがどういう契約を想定しているか謎ですが、雇用契約でないのであれば請負契約が考えられますね。請負とは完成品の引渡しになるので、連盟は棋士が作る棋譜という完成品の引渡し契約をし、それを新聞社に売却しているわけですから、不正な棋譜が作られたということに対しては連盟の不正ですよね。

        それはそうとして、私はこの法律の適用ではなく内部告発のプロセスを問題視しています。通常一方的な契約の打ち切りはしませんが、将棋連盟の定款による除名決議の対象になりえるという話をしているのです。

        • 黒か黒以外 より:

          もっと言うのであれば手順を踏んでいないものは保護の対象外であり、雇用契約であれば解雇しても許される事例であり、請負・委託受託であっても契約の打ち止めをしても良い事例であるのだから、将棋連盟は除名の対象とすべきということです。

          そもそもこの法律は告発者の救済法ですので、この法律に該当しないということは救済の対象ではないのですから、除名すべきという論理であって、除名すべきでないとあなたが主張するならこの法律の起用されるというべきではないですか?

  7. たんご屋 より:

    将棋棋士はそれぞれが確定申告を行う個人事業主ですから、今回の件は「ある個人事業主が、別の個人事業主の不正を告発した」と考えるのが本筋と思います。

    ですから、相当の根拠があった上での告発でなかった場合は、侮辱罪、名誉毀損罪、業務妨害罪などを構成する可能性があると思います。

    • たんご屋 より:

      ただ、渡辺九段なり他の関係者を除名するかどうかなんていうのは連盟の専権事項だと思います。

      仮に誰かが刑事事件の容疑者であったとしても、その人の所属する組織がその人を免職や除名にしなければならないという法律的な決まりはないと思います。民事ならなおさらでしょう。加藤九段だってネコの餌やりの件で連盟から何らかの処分を受けたわけではありません。

      だから外部からどうしろこうしろとは言えないのでしょう。いや言ってもいいのですが、結局それを決める権利があるのは連盟だという意味です。

      とはいえ、新しい体制になった連盟が話題の人たちをどのように処遇していくかをファンは注視していますし、それが連盟の今後の名誉や信用に関わることであることは間違いないと思います。

      • 棋太郎 より:

        除名については、将棋連盟の定款第9条に定められているとおり、総会の決議事項です(将棋連盟のホームページで読めます)。
        除名については第17条の定めから、正会員の3分の2以上の賛成が必要となります。
        将棋連盟は、株式会社ではなく社団法人で、これは棋士という正会員の集まりが将棋連盟を構成しているということになります。引退棋士に議決権があるのは、現役引退と正会員としての地位には関連がないからで、これは第3条の社団法人の目的達成には、現役か引退かは関係ないからではないかと思います。

        渡辺氏が今回行った、週刊誌にリークし挑戦者変更を行うよう強要した行為は、私は定款第9条2項か5項に該当するものと考えます。

        渡辺氏が自ら身を引く姿勢を見せない以上、私は今回のような行為をした渡辺氏を、他の正会員である棋士が正会員として認めるのかという問題になっているものと思います。渡辺氏が棋士には説明をする動きを見せても、将棋ファンにはブログで説明をしないのは、自分の生殺与奪を握っているのが棋士であり、将棋ファンなんか関係ないと、正確に把握しているからと感じています。

        間違いなく将棋史に残る汚点である事件に、どう他の正会員が向き合うのか、将棋ファンは注目するしかありませんが、いい加減な対応をすれば、それは結果として将棋連盟に返ってくるものと思います。

  8. 胴長犬 より:

    三浦九段は、「元に戻して欲しい」と言っていた。それに準ずるなら本来はA級順位戦で不戦だった2つの対局を時間を割いてもすべきだった。

    もう一つは竜王戦。これは既に代理挑戦者の丸山九段との対戦が終了している。「連盟の対応は疑問だらけ」と言いつつ大人の対応で竜王戦を戦ってくれた事はある意味傷口を広げない最善手であった。それを踏まえた上で、竜王にはタイトルを返還して貰い(賞金も!)、次期挑戦者が決定した段階で三浦九段と決戦をするという辺りが適切な落しどころと思う。

    とにもかくにも、この件は三浦九段の思いが最優先であるのだから、氏を交えて最良の方法を考えるのが筋。それが現行行われていない点からして、会長が変わっても体質は全く変わっていない証拠を見る思いで残念至極。

  9. 匿名 より:

    今回の連盟の無能さと悪質さ。悪質さとは、連盟みずから疑惑に立ち向って、正義を回復できる期間が二カ月以上ありながら、第三者委員会を立ちあげるという事柄に埋もれ、自身の責務から離れて、うやむやにしたことから、理事全員の責任は疑いようがない。そして無能さから問題がこじれて、冤罪を起こすに至ったここにきて、全理事の辞任はこれ以外に否定すべき理由はみいだせない。
    いまなお、席にとどまるという青野の言い分は、みぐるしいというより、無能ゆえの感覚の鈍磨としか思えない。他の理事たちも、おなじ意思であるとしたら、無能の上に無能の集団というしかない。棋士としてではなく、最低の人間としてその倫理観を疑うしかない。まことに、こういう環境の中で三浦九段は、とつぜん後ろから撃たれたに相違ない。
    将棋界の歴史的汚点を残した事件として、累代、理事と関係棋士たちの名は、そして、疑惑をねつ造したと、すでに批判の対象となっている棋士たちの名は残っていくだろうし、しっかりと記録すべきだ。
    それゆえに、彼らへの具体的な厳罰と処分がないと今後も再発するだろう。いまさら、重罪の渡辺を除名はきびしすぎるなど、ふしぎなやさしい言い方が目につく。時間がたてば当初の意気込みも減衰するとみえる。情けない声がふえつつある。むしろ、こんご更なる不祥事に対するためにも、厳しすぎる処分でも相当に感じる。毅然とした処分の要請をつよめていくべきだろう。

  10. 棋太郎 より:

    いまだに、三浦九段に関する報道では「不正の証拠がなかった」とか「疑惑の棋士」などという書かれ方を目にします。

    一方、将棋連盟側からは、佐藤新会長などから三浦九段の名誉はまだ全然回復できていないという発言があります。

    私は、将棋連盟側からの、三浦九段に対する名誉回復について積極的な行動は全く見えていないように思います。
    たとえば、「不正の証拠が無い」という報道があれば、将棋連盟として「第三者委員会の調査の結果、疑惑はなかったことが証明されており『不正を行っていなかった』という書き方にしてほしい」というようなことを、直接メディアに申し入れるか、それがきりがないのであればホームページ上に掲載すればいいのではないかと考えるのですが。

    これができない(あえてしない?)のは、私は処分を下した常務会が、そうしてしまうと自分たちの責任を自ら認めることになり、三浦九段に対する自らの責任(金銭的補償を含む)について言い逃れができなくなると考えているからではないかと思っています。

    そう考えれば、三浦九段の名誉回復のためには、任期があとわずかだとしても既存の理事は全員解任が妥当と思います。

  11. 胴長犬 より:

    連盟の立場は明確に成った。不十分ではあるけれど。三浦九段はこれ以上は異を唱える様な大人気ない事、発言はしないだろう。言っても無駄、と思ってもいるはずだ。

    差し当たって渡辺竜王、久保九段、千田六段、橋本八段には次回対局時に正式な謝罪をさせて欲しい。マスコミも呼んだら良い。言葉に出して謝罪させる。連盟も、新たなる会長に佐藤康光にもそれ位の権限を発揮して貰っても罰は当たらないし、何よりこれからは曖昧な態度を取らないという意味でも一発かまして頂きたい。棋士に対しても。自らを戒め、教訓とするためにも。

  12. 匿名 より:

    三浦九段の名誉回復が、もっとも重要。
    その妨げになるのであれば、誰であれ将棋界から去っていただきたい。それ以外の結論は、ありません。

  13. かな より:

    管理人さん、こんにちは
    いつもまとめありがとうございます

    三浦九段の受けた被害や損害は計り知れません
    復帰一戦、二戦、拝見しましたが、傍目には元通りの三浦九段が戻ってきたようで、喜ばしい限りでした
    金属探知機でのボディーチェックについてですが、なにもしないで対局するのが恐ろしいのではないかと思っています
    誰かに自分は何も疚しくないと毎回確認して欲しいのだと思っています
    良い手を指して、勝利した対局が2か月以上経過して物言いがついて、どん底と言っても良い状態まで落とされたのです
    ご本人も「本当に復帰できるのか?という状態だった」と言っていました
    目に見える被害、電卓で叩き出せる損害以上のダメージを三浦九段もご家族も負っておられます

    せめて、三浦九段処分に至るまで行動された方々全員、誰一人免れることなく、処分に積極的だった人はその行動の責任をとるべきです
    中には若い方もいらっしゃるようですが、若いは理由になりません
    全員、プロを名乗る棋士として、取るべき責任を負っていただきたいと思います

    • 管理人 管理人 より:

      こんにちは。ありがとうございます。
      金属探知機については、その有効性はともかく、不正抑止の象徴のようなものだと思いますね。不正をできないような対局環境にしてくれということだと思います。
      渡辺竜王が「タイトル剥奪」発言の真相(この発言は処分の経緯やその妥当性に関わる重要な発言だと思いますが)を、最近知ったということからしても、調査や検証が足りてないことをうかがわせます。真相を明らかにしてほしい思いがあります。

  14. 黒か黒以外 より:

    理事が改任されましたね。これは当然の結果と思います。

    それにしても今回の総会の前に出回った「小暮克洋」氏の怪文書が出回り、その資料のPDF作成者が渡辺明となっていることが大騒ぎとなっています。
    三浦九段が名指しで許さないと明言した小暮氏が弁護士に依頼し、怪文書を作成しただけでも不思議な話なのに、彼に資料を提供していることの意味は何なのか?

    >渡辺明ブログ「その当時に何を信じたのか、と聞かれたので以前からあった資料は出しました。」
    こういうことを言いながら、実は告発後に公開されたツールを使い文書を作成している。もはや渡辺は逃れようのない所まで来てしまったのではないか?

  15. goodbye syogirenmei より:

    久保、千田、渡辺、小暮、文春等々、みんなクズです、いやクズ以下です。
    世の中にはどれほど胡散臭い公益社団法人が存在しているか、国民の利益に資するとかのお題目を唱えて、騙し続けて存在する組織は反吐が出る程ある。原子力村がその典型でしょう。沖縄に対する司法判断見てもわかるでしょう、法治国家の本性が。日本は国家官僚資本主義なのだから、まともな社会正義の土壌のない、個人主義発展の基礎もない資本論理でしか動かないんですよ。見たいものしか見ない認知的斉合でやるから、最悪です。久保、千田、渡辺、将棋連盟等等々…クズにも申し訳ないくらいクズ未満です。

    • goodbye syogirenmei より:

      将棋ワンストップさん、お世話になりました。いろいろ勉強させていただきました。お体に気をつけてくださいね。goodbye

  16. 匿名 より:

    どれぐらいの補償金が

    払われるか 教えて

  17. 棋太郎 より:

    週刊金曜日3月31日号に、理事解任の賛成票数が記事になっています。

    • 管理人 管理人 より:

      情報ありがとうございます。
      大きな書店にしか置いてないので、すぐには確認できませんが、後日確認してみます。

      • 棋太郎 より:

        6ページ上段にあります。半ページの記事です。

        • 管理人 管理人 より:

          ありがとうございます。確認致しました。

          田丸九段のブログなどで情報があったとおり、青野九段を除けば僅差でしたね。
          ただ、東西別の具体的な票数が書かれていて、東西でかなり賛成割合に差があることがわかりました。

          書かれている(櫛田陽一七段による)数字が本当だとして、簡単に計算してみると青野九段を除く4理事についてはいずれも、東京では解任賛成票が6割前後、関西では1~2割。
          できれば数字だけではなくなぜこうも東西で違うのか解説もしてほしかったところですが、東京と関西ではかなりこの件に関する捉え方が違うということだと思います。

          あと、田丸九段もそうですが、解任賛成の方から情報が出てくるのが意外でした(櫛田七段も28人の1人とのことで)。普通、僅差での決着であれば敗れた側から出て来る情報だと思っていました。また28人から理事選への立候補予定がないというのも意外でした。ただ、いつの時点の情報かわからないので現在は違うかもしれませんね。選挙というのは立候補を表明するタイミングが大事らしいので。

          ところで、最も多くの解任賛成票を得てしまった青野九段のことに興味を持ちまして、いまさらですがついでに青野九段の著書「プロ棋士という仕事」(創元社)を買いました。
          発売はこの件の発生直後の昨年10月。もちろんこの件とは関係ない内容だとは思いますが、理事の仕事のことなど興味深いことが書いてあるようですので、これから読みます。

          情報ありがとうございます。

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