西遊棋Webが始動。関西若手棋士ユニットによるWebサイト、カレンダーやギャラリーが良さそう

2015年6月14日に開催されニコニコ生放送で中継された、関西若手棋士ユニット「西遊棋」によるイベント「将棋プレミアム presents 西遊棋 in TOKYO」にて重大発表がありましたので、ご紹介します。

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ビッグニュース発表

同イベントでは、西遊棋メンバーによる目隠し将棋(斎藤慎太郎六段VS村田顕弘五段、村田顕弘五段VS長谷川優貴女流二段)、お客さんとペアを組んでのペア対局(今泉健司四段ペアVS長谷川優貴女流二段ペア)、特別対局(香川愛生女流王将VS室田伊緒女流二段、糸谷哲郎竜王VS稲葉陽七段)などが行われました。

そして最後のあいさつ、このイベントのスポンサーである将棋プレミアムの宣伝が行われた後、司会の香川女流王将が「さあ、そしてですね、すごい、もう、これで終わりだと思うじゃないですか」と、慎重かつ意味深かつなぜかとてもにこやかに発言。

隣に立つ糸谷哲郎もにやにや。二人でなんか会話を交わした後、香川女流王将は「みなさん、すごく今日、ビッグニュースがあるんです、みなさまに。ちょっとカメラどこですか。どこ見ればいいんですか」と、カメラの位置を確認。

カメラに映るのは香川女流王将と糸谷竜王のツーショット。

当然(?)ニコニコ生放送のコメントには「婚約発表?」「結婚報告か」「結婚かな」の文字が・・・。

先勝

香川女流王将は「ニコニコ生放送をご覧のみなさま、囲碁・将棋チャンネルをご覧のみなさまに、ぜひ観ていただきたい、知っていただきたい発表がございます。本日、6月14日・・・」とコメントを始めました。

カレンダーを見れば、6月14日の六曜は「先勝」。先勝は午前中に事をすればよいとされ、午後からは悪い。これは午前中に何か済ませてきたのか。

重大発表は西遊棋Web

香川女流王将は続けて「本日6月14日、西遊棋Webが始動しました。西遊棋の公式ホームページです。そこでは、いままでツイッターで行ってきたようなイベントに関する情報ですとか、所属棋士の対局情報ですとか、イベントレポートですとかを随時発信していって、将棋ファンの皆様に楽しんでいただけるものとしています」と述べました。

香川女流王将が一生懸命にお話される中、ニコ生のコメントには「ずこー」「結婚ちゃうんかい」「思いっきり期待した」とか流れました。

糸谷哲郎竜王からは「2周年にさきがけまして、発表させていただきました。どうぞよろしくお願いします」と発言がありました。

以下のURLです。「しょうぎ・どっと・おおさか」です。

http://shogi.osaka/

内容

上記サイトを見ますと、トップページに「西遊棋Web始動」の文字、そして「将棋界のまゆゆ」とも一部メディアで言われている(将棋ファンからは番長と言われているが)香川女流王将をセンターとしたメンバーの集合写真があります。

サイトの内容は、メンバーの対局予定やイベントが掲載されたカレンダー、活動情報、ギャラリー(写真集)などとなっています。

カレンダーが良さそう

カレンダーが見やすくて良さそうです(PC版)。クリックする度にポップアップされるのはどうかと思いますが(できればポップアップされた内容が切り替わるのがいいと思います)、見やすいので本家日本将棋連盟もこんな感じでお願いしたいです。

ギャラリーにはツッコミどころの多い写真がいくつかありまして、良さそうです。

あとメンバーを初めて知りました。メンバー紹介のうち、牧野光則四段(本当は五段ですが・・・)の写真が独特で面白いです。一枚もまともに写っていない。

関係ない話ですが、メンバーのそれぞれのページのURLが「日本語-段位」となっているメンバー(例:player/牧野光則-四段/)と、アルファベットのみのメンバー(例:/player/itodanitetsuro/)があるのに気付いてしまいました。これは後者に統一すべきだと思います。段位・タイトルが変わるとURLが変わってしまうことになるので。まあいつか直るとは思いますが、早めのほうがいいですね。

誕生日情報がないなど、まだ製作中(?)とも見受けられます。

注目します

これまでは西遊棋さんは主にツイッターで情報発信してきたと思いますが、イベント情報などはツイッターよりページにまとまっていたほうがいい場合もあるかなと思っていました。それに、誰もがツイッターをやってるわけではないと思いますし、いつでもとりあえずWebに行けば最新情報が置いてあるのはいいことかと思います。

ところで、西遊棋は関西「若手」棋士のユニットということですが、若手じゃなくなったら、アイドルグループのように「卒業」するシステムなのでしょうか。

そしたらこの西遊棋Webに「◯◯△段が卒業」みたいに発表されるのでしょうか。卒業公演もあるのでしょうか。

これは・・・注目せざるを得ません。

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コメント

  1. バトン@プレミアムチキン より:

    「将棋界のまゆゆ」とは呼ばれてないです。メディアが一方的に名付けているだけです。
    多くの人に「番長」と呼ばれているのが現状です。
    嘘も100つけば本当になるの典型です。
    出来れば事実と異なる「将棋界のまゆゆ」の表現はやめて頂きたいです。

    • 管理人 管理人 より:

      コメントありがとうございます。

      ご指摘を受けまして、

      「将棋界のまゆゆ」でもあられる

      を以下に修正しました。

      「将棋界のまゆゆ」とも一部メディアで言われている(将棋ファンからは番長と言われているが)

      将棋ファンにとって番長であることは、存じております。
      私としましては、ちょっとしたシャレいいますか、写真の真ん中に写っていることをそれっぽく表現したかったので、「まゆゆ」という表現をしたところです。

      「将棋界のまゆゆ」は、ある将棋ファンのお笑い芸人さんが発祥で、その後複数のメディアで呼ばれていて、ご本人も知っていて強くは否定されていない、あるいは抗議はしていないのだと思いまして、元の表現でもそれほど神経質になることはないと考えていましたが、もし「やめて頂きたい」という理由がありましたら教えていただけないでしょうか。

      また、決して蔑んだ表現ではないと思いますし、ファンや本人の同意がない、多数派ではないアダ名は多くあると思います。
      確かに多くの将棋ファンは「番長」の方が愛着があるのだと思いますが、上記用途で使用して「事実と異なる」ほどのことではないと考えていました。

      ご指摘、コメントありがとうございます。

  2. ひろ より:

    やっぱりあのカレンダー、見やすいですよねえ。

    • 管理人 管理人 より:

      コメントありがとうございます。

      見やすいですね。
      あとはメンテナンスをしっかりしてくれれば。
      というか連盟がやったらいいのにと思います。「関西の若手棋士の予定だけ知りたい」という人はあまりいないのかなって。どうせなら連盟やってくれないですかねほんとに。
      コメントありがとうございます。

  3. 中嶋 より:

    ああ、某芸人さんが車将棋のイベントの時にぼそっと言われてましたね。「将棋界のまゆゆ」って。
    へ~、その後よそでも呼ばれてたんですね。知りませんでした。
    まあ、AKBさんの方が知名度も高いですし仕方ないんじゃないですか。そんなに神経質になるとこはないと思いますよ。
    それに「番長」というあだ名も本人は内心そんなに快く思ってないでしょう。若い年頃のお嬢さんですし。

    管理人さんの誠実な対応に頭が下がります^^;

  4. 匿名 より:

    香川さんは朝日新聞のインタビュー記事(http://www.asahi.com/articles/ASH3N5TZCH3NUEHF010.html)に対して「タイトルみてひっくり返りそうになりましたが」
    (https://twitter.com/MNO_shogi/status/582567814306795520)とおっしゃってるので、やはり思うところはあるのかもしれませんね。

  5. 管理人 管理人 より:

    中嶋様:
    コメントありがとうございます。
    車将棋よりもうちょっと前からおっしゃっていたようで、その後、テレビ番組や雑誌などでも言われるようになったという認識です。
    サイトを閲覧される大半の方は私より将棋ファン歴長いと思いますので、私が知らないことで、良し悪しある可能性があると思いまして。とりあえずご指摘頂いた方からの返信を待つことにします。

    「番長」のイメージは世代や環境によって違うのかもしれませんね。「おしゃれ番長」といった言い方もありますし、個人的には悪い印象はなかったです。今どきリアルな「番長」(不良のリーダーという意味で)は、あまりいないと思いますので。特に若い世代は悪いイメージないのかなと。

    匿名様:
    コメントありがとうございます。タイトル「ニューヒロインは「番長」」ですね。
    上でも書きましたが私個人的にはあまりネガティブなイメージはなかったです。統率力・リーダーシップがあるとか、一分野に強いとか、そんなイメージでした。たぶん私が将棋ファンになる前に付けられたアダ名なので正確な経緯はよくわからないのですが・・・。「ひっくり返りそうに」も、両方の意味、どちらにもとれます。

    皆様コメントありがとうございます。

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