内藤國雄九段が引退。通算999敗かと思ったら1000敗していた件

2015年3月12日、この3月末での引退を表明していた内藤國雄九段が、第28期竜王戦6組昇級者決定戦で敗退。

これにより全ての参加棋戦で敗退が決定し、通算成績が確定しました。

報道によれば、通算勝ち数は1132勝。これは歴代6位の記録。

そして負け数も多くちょうど1000敗・・・あれ?

日本将棋連盟モバイルの中継アプリの対局のコメント欄(対局開始時)によれば、通算成績は1132勝998敗とあります。

日本将棋連盟のホームページでも同じく1132勝998敗となっています。

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1000敗の謎

しかし報道では今日負けて1000敗となっています。

大棋士の引退であるため惜しむ気持ちはもちろんありますが、ちょっと引っかかりました。

例によって未放送のテレビ棋戦の影響でしょうか。

銀河戦はすでに本戦が始まり内藤國雄九段は予選で敗退しています。
ということはNHK杯テレビ将棋トーナメントの予選だと思われます。

ネタバレありがとうございます。

でもまあ予選の結果ぐらい公表してもいいと思うんですけどね。熊坂学五段のフリクラ脱出の件もありますし、よろしくお願いしたいです。

思い出は大山名人からのタイトル奪取

中継アプリのブログでは、引退の共同会見の模様が掲載されています。

思い出の将棋として内藤九段があげたのは、1972年の第13期王位戦。大山康晴十五世名人からタイトルを奪った時のことです。

この時点で、羽生善治現王位(名人・王座・棋聖)は1歳、糸谷哲郎竜王や渡辺明二冠は生まれてもいないです。歴史を感じます。

レジェンドひふみんのツイート

内藤國雄九段が、現役最後の対局(VS中田功七段)で投了したのは15時12分。感想戦は15分ほどだったとのこと。

参考までにですが、同じ頃、内藤國雄九段と同じ75歳のレジェンド・加藤一二三九段は以下のようにツイート。

番組収録のために体力をつけていたところでした・・・!!

音楽活動も

内藤國雄九段は、「内藤国雄」名義で音楽活動もしていました(管理人の不勉強で、”おゆき”ぐらいしか知りませんが)。最近では、2010年にNHKの歌謡コンサートにも出演されているということで、引退後もなにか活動されるのでしょうか。

お疲れ様でした

長い間お疲れ様でした。ありがとうございました。

3月20日には引退会見もおこなわれるとのこと。なお、引退は3月31日付です。

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