里見香奈女流二冠20連勝の瞬間、妹の里見咲紀アマインタビューなどマイナビ女子オープン予選の動画(将棋プレミアムに無断リンクしました)

2015年8月1日に行われた第9期マイナビ女子オープンの一斉予選、これまで以下の短い映像しか映像しか配信されていませんでしたが、もう少し長い動画が公開されましたのでご紹介します。

まず短い映像はこれです。これはYouTubeです。

そして、これより長い約10分の動画は8月17日、囲碁・将棋チャンネルの新サービスで、プレオープン中の「将棋プレミアム」内に公開されました。タイトルは「対局開始前後」ですが、終局後も収録されています。以下は将棋プレミアムへのリンクです。

【取材映像】 第9期マイナビ女子オープン 一斉予選〔対局開始前後〕

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見どころ

将棋プレミアムは2015年9月末まで無料のメルマガ登録(メルマガ会員)で、ゴールド会員相当のサービスを利用することができますので、上記の動画も無料で視聴することができます。画質はまずまずです。

以下、この動画の見どころをいくつかご紹介します。

里見香奈女流二冠が20連勝

何と言っても里見香奈女流名人・女流王位の20連勝(新記録)達成の瞬間が収録されています。

復帰後負けなしですか。すごいの一言。

里見咲紀アマのインタビュー

また、里見二冠の妹である里見咲紀アマのインタビューもあります。チャレンジマッチを突破しての出場。美人さんですね。

この画質の動画はいいですね。予選1回戦ではお姉さんの隣の席で対局。

咲紀アマは1回戦を突破したものの、2回戦で敗れ本戦出場はなりませんでした。

大御所譲り合い

清水市代女流六段vs中井広恵女流六段の大御所対決。

対局前にどちらが駒箱を開けるかを譲りあっています(上位者が開けるものなので。上座の譲り合いみたいなものだと思います)。

女流棋士の対局姿

普段対局姿を見ることができない、多くの女流棋士の対局の様子が、それぞれ短い時間ですが収録されています。

香川愛生女流王将はツインテールです。

人狼番組を見てからすっかりファンになってしまった伊奈川愛菓女流初段と、以前から個人的に注目させていただいている村田智穂女流二段(関西のお姉さん的な感じが好き)の対決。

藤田綾女流初段と制服姿の竹俣紅女流1級という、当サイトがお世話になっているありがたいお二人の対決(あの藤田女流の頓死の対局です・・・)。

などなど。普段見ることができない分、貴重ですね。

高浜愛子女流3級、敗れる

高浜愛子女流3級は、あと1勝で本戦出場というところで敗れました。高浜女流は2014年4月に女流3級になりましたが、3級というのは女流棋士としては仮資格であり、2年以内、つまり2016年3月までに規定の成績をおさめ女流2級に昇級しないと、年齢的にも引退となってしまうようです。マイナビ女子オープン本戦出場なら昇級でした。その昇級をかけた一番の相手は飯野愛女流1級。飯野女流は対局後に涙しています。以下の記事が詳しいです。

いささか私的すぎる取材後記 第42回 交錯する部屋

以上、貴重な動画のご紹介でした。ありがとうございました。

以下余談

以下は本当に余談です。将棋に全く関係ない話です。

ここまで読んだ方は、この記事が将棋プレミアムの宣伝記事じゃないかと疑うかもしれませんが、決してそんなことはないです。将棋プレミアムの公式ツイッターさんはなぜかいち早く当サイトツイッターをフォローしてくださって、それはありがたいことです。が、当サイトと将棋プレミアムは何の癒着もありません。

当サイトでは、これまで何度か将棋プレミアムについて記事にしてきましたが、そのたびに色々ご指摘も・・・サービス内容がよくわからんのに金払えるかとか、ログインするときのパスワードが隠されない常識外の仕様だとか(これは改善されたようですが)、間違いが多いとか、プレオープンだとしても準備中にもほどがあるとか、書いてきました(こうやってまとめると罵詈雑言のように聞こえますが、実際はもう少しソフトな書き口です)。

そんな将棋プレミアムさん(というか囲碁・将棋チャンネル全体なんですが)、またまた変なところを発見してしまいました。これまで書いてきた記事も、この記事も、もしかしたら皆様も、囲碁・将棋チャンネルの規則に違反しているかもしれません。

というのも、囲碁・将棋チャンネルのホームページの「ご利用ガイド」に下記のように書かれているからです。

当ホームページへのリンクをご希望の場合、事前に当社までご連絡いただき、承諾を得てください

ガーン!!!じゃあこの記事もリンクしてるけど事前連絡してないので、ガイド違反じゃん・・・。嘘だろ・・・嘘ですよね。

というか、皆様も、ツイッターでリンク付きでツイートするじゃないですか。FBなどのSNSでもシェアしたりするじゃないですか。それは事前に株式会社囲碁将棋チャンネルに連絡して承諾を得ないと「ご利用ガイド」に違反する行為です。

非常識なのか

囲碁・将棋チャンネルが、そんな「ご利用ガイド」を設けていることは時代遅れ、非常識なんじゃないかと思っていました。

ところが、「当ホームページへのリンクをご希望」というキーワードでグーグル検索すると、同じようなポリシーを持つページがいっぱい出てきます。大手企業や公共機関も・・・。これじゃあ気軽にシェアもできないですね。

なぜこんな状態なのか。Wikipedia先生に「無断リンク」というページがあり、10年以上前には論争になったようです。

現在では以下。

2006年2月、経済産業省は「電子商取引及び情報財取引等に関する準則」を改定(中略)。リンクは原則的に自由だが、不正に利益を得たりリンク先に損害を与えるといった目的がある場合(中略)法的な問題が発生する可能性があるとして注意喚起している。この例として消費者金融事業者が経緯なく地方金融機関のリンクを表示する行為(中略)などが挙げられている。

同じページにある著作権情報センターのリンクに対する文面。「無断リンク拒否」は原則無効、つまり囲碁将棋チャンネルのご利用ガイドは、「拘束力や強制力がない」という理由。

ホームページに情報を載せるということは、その情報がネットワークによって世界中に伝達されることを意味しており、そのことはホームページの作成者自身覚悟しているとみるべきだからです。リンクを張られて困るような情報ははじめからホームページには載せるべきではなく(以下略)

未だに「無断リンク拒否」の規則が多くのページに存在するのはなぜなのか。2006年以前に作られたページが改定されていない、当時作ったページやテンプレートを流用して新しいページを作っている、作っている人や会社が未だに無断リンク拒否が正しいと信じている、ホームページ制作ツールに例の文言が組み込まれている、とかいうことが考えられます。

当サイトはぜひシェアお願いします

いやあ、インターネットって、難しいですね。もちろん、もし当サイトが株式会社囲碁将棋チャンネルさんからご指摘を受ければ、リンクは削除します。

なお当サイトは、むしろどんどんリンクしてシェアして欲しいぐらいです。つまり当サイトはリンクフリーです。リンクフリーという言葉すら、懐かしいですね。

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