お詫び
以下に示す理由により、記事を大幅に修正しました。
配慮が足りずに申し訳ございませんでした。
経緯
記事を書いた経緯を説明します。
まず、室田伊緒女流は「女帝」というアダ名が着くほど、将棋界で恐れられているような存在(本当は決して恐れられてなどおらず、そういうネタというかキャラクターを買って出ているのだと思います。周りの方やファンも、それを分かって盛り上げているのだと認識しています)であり、その女帝がクックパッドの月額280円というプレミアム会員サービスを利用せず、無料会員でやりくりしている姿を、面白おかしく記事にしようと思いました。
また、タイミングよく、以前記事にした「課金将棋」という動画の解説編が公開されたため、これにひっかけることを思いつきました。ツイッターでは以下のように記事を配信しました。
まず課金将棋の記事追記についてツイートしました。
以前記事にした「課金将棋」の動画の解説編が作者によって作成され公開されています。ソーシャルゲームへの大金課金問題や人工知能が支配する未来を風刺かもしれない動画です。記事に追記しました
「課金将棋」という東方ニコ童祭の動画が問うことは
http://t.co/dSSi5C5pF0
— 将棋ワンストップ (@shogi1com) 2015, 7月 17
次に、今回の記事をツイートしました。
室田伊緒女流、クックパッドに無課金だった。囲碁の井山裕太さんファンも注目すべき「つくれぽ」を投稿 :将棋ワンストップ・ニュース http://t.co/gk9lBq9Ffm #shogi
— 将棋ワンストップ (@shogi1com) 2015, 7月 17
課金将棋は、対局者が将棋に勝つためのアイテムを得るために次々に課金していって、最後はゲームとして面白くもなんともない状態になることを風刺するかのような動画でした。
一方、クックパッドの課金システムは月額280円の定額制であり、課金将棋のようなことは起こりえません。
ただ、無理矢理ですが課金というキーワードで絡められるかなと考えました。
修正前の記事
修正前の記事においては、「女帝が無料会員でやりくりしている」のを表現するために、煽るように
「クックパッドを無課金で利用」
「月額280円の支払いを拒否」
「安易に月額280円を課金することを選択せず、せっせとつくれぽを投稿する室田女帝」
などという表現を使いました。
これらの点について修正を加えました。煽ってしまったことについて不愉快に思われた方もいると認識します。申し訳ございませんでした。
煽ってしまった部分に関する修正であり、事実についての修正ではありません。
課金について
修正前の記事は、「女帝と呼ばれる人が月額280円を課金しておらず、健気だ」という論調で書いてありました。この点も、課金サービス批判かのように捉えられる方もいるかもしれないため、一部修正しました。
課金行為については、将棋関係の多くのサービスやアプリが課金で成立していることは認識しております。私も複数のサービスに(定額の)課金をしています。今回の記事によって課金を控える人が出る可能性があることは想定していませんでした。ニコニコ動画、日本将棋連盟モバイル、将棋ウォーズ、またネット上の課金とは違いますが将棋世界、週刊将棋など、どれも正当でリーズナブルなサービスだと考えています。これらのサービスについては、これまで幾度と無く記事にしてきました。今回の一記事だけを見れば課金批判のように捉えられるかもしれませんが、決してそうではありません。課金については、個々人の判断によってなされるべきだと思います。
配慮が足りない点があったことについて、重ねてお詫び申し上げます。申し訳ございませんでした。
以下修正した記事です
人気女流棋士で囲碁の井山裕太四冠の奥さんでもある室田伊緒女流二段は、クックパッドを利用しています。
夜ご飯。クックパッド様にいつもお世話になっております。つくレポすると保存できるレシピが1つ増えるというのを知って初めてレポしてみました^^釜揚げ桜海老とキャベツの煮物・ズッキーニと挽肉のフレッシュトマト炒め。美味でした(室田) pic.twitter.com/WR8C6QQi8y
— 西遊棋実行委員会 (@kansaishogi) 2015, 7月 16
クックパッド
クックパッドは料理のレシピを投稿するサイト。日常的に料理をしていてネット環境があるほとんどの女性が利用しているんじゃないかと思うほどメジャーなサイトです。
クックパッドでは、気に入ったレシピをMYフォルダと呼ばれる場所に保存できる機能があります。無料会員だと20件まで保存できます。ただし1件「つくれぽ」を投稿すると、1件MYフォルダの容量を増やすことができます。
「つくれぽ」は、投稿されているレシピを実際に作ったことをレポートする機能。人気のレシピには多数の「つくれぽ」が付きます。利用者は「つくれぽ」を見ることで、レシピの投稿者だけでなく、実際にそのレシピにしたがって作った人の意見も見ることができるので、より客観的にレシピを評価することができます。
つくれぽ
室田女帝が料理を作るということは、当然旦那さんである井山裕太さんが食べているメニューなはず。
気になる方は、室田女帝のつくれぽをクックパッドで探してみてください。
明らかに室田女帝だとわかるアカウント名があり、女帝のつくれぽ一覧(=井山さんが召し上がった料理)を閲覧することができます。
(ここまで自分で書いていながら、ちょっと気持ち悪い行動をしてしまったと反省。なのであえてリンクは貼りませんでした。ご自分で探してみてください)
おまけ
女流棋士の方々は、食べ物や料理に関する写真付きのツイートも多いのですが、その中でも室田女流のツイートは独特の味があります。
健気にお酒に合うものを作る女帝。
よくよく自分のレシピ見返してみたら、たしかにお酒にあうものばかり。家では年1,2回しかのまないのに。。こないだつくったのもハツ、ゴーヤチャンプルー・・ビールの季節です(私は飲まないけど) pic.twitter.com/LgusiPOMDV
— 室田伊緒 (@iomuu) 2015, 7月 16
以下は、なぜか体重を気にする(?)女帝。あんなに華奢なのに。
しかしコメントが面白い。
また、つい、やってしまった。が、後悔はしない pic.twitter.com/rJXgBRiL91
— 室田伊緒 (@iomuu) 2015, 6月 5
テンポの良い語り。
こういうセンスがすごい。
この一週間の出来事だって信じたくない(遠い目)しばらくこの画像で我慢します pic.twitter.com/myicTf2ggU
— 室田伊緒 (@iomuu) 2015, 6月 21
開き直って運動で消化を試みる。
連盟まで2、30分歩きまーす\(^o^)/\(^o^)/ pic.twitter.com/gJT0HkHoz4
— 室田伊緒 (@iomuu) 2015, 6月 5
なんか、面白かったツイート。とある打ち上げに早く着いてしまったようで。
これから打ち上げなのですが..あわびが動きまくってる..歩いてる..はやく皆こないかな…
— 室田伊緒 (@iomuu) 2015, 7月 7
「女帝」とは思えないご発言。それも室田女流の魅力なのかもしれません。
最後はクックパッドと何ら関係なくなってしまいましたが、以上、ありがとうございました。
コメント
重課金や廃課金はもちろん問題ですがネットサービスや情報にお金を払うことに過剰に抵抗感がある人が多いとも感じます。
本当に必要なサービスだったり生活が豊かになるのであればお布施の意味だったり継続して欲しいという願いだったりからお金を払ってもいいと思います。
いいサービスを提供できる人が豊かになってより充実したサービスになるような健全な社会になってほしいですね。
今が全くそうではないとは思いませんが。
コメントありがとうございます。
私も、「ただより高いものはない」ということは常々考えさせられております。これはネットサービスだと特にそうですね。
というと自分のサイトを否定することにもなってしまいますが。
このサイトはどちらかと言えば初心者向きに作っていますが、このサイトをきっかけに将棋に興味を持ってもらって、例えば本を購入したり、大盤解説や指導対局に行ったり、日本将棋連盟モバイルに課金したり(本当に良いサービスだと思いますし)すれば、少しでも将棋界のお役に立てるかなとは思っています。それに、将棋は優れたゲームでもあり、このサイトでも記事にしているように教育や福祉にも適しているかなと思いますので、利用者も豊かになると信じています。
コメントありがとうございます。
初めまして。(公社)日本将棋連盟正会員・棋士の窪田です。
そもそも、『将棋アンテナ 棒銀くん』を利用する内に貴サイトへ辿り着いた様に記憶していますが、各種更新情報を確認しつつ管理人様のブログ記事を拝見できる点で特筆すべき物があると思います。
室田女流初段とは、彼女が東京に滞在の際に月2回開催の『女流棋士講習会』に参加する事がありますので、私も講師役を務めた折りに対戦した事がある程度の関係です。
『すてきな奥さん』振りも具体的には耳にしていませんでしたが、今回のご記事でその羨望を呼んで止まない有り様を垣間見た思いです。
私も極めて重要なヒントとなる数字を頼りに噂の『MYキッチン』を拝見しました。
そこでの感想は「未だパワーユーザーではない様子だから通常会員で当然」に尽きます。
『つくれぽ』は少々に過ぎず他のアーカイブ機能に至っては全く未使用らしいですから、今後「アーカイブを充実させるべく拡張検索機能が必要になる・次第にアーカイブが充実して各種ランキングを意識する・アーカイブ自体が手狭になる」というプロセスを経ないと、人情としてプレミアム会員登録の必然性に思い至らないのではないでしょうか。
ニコニコ動画のプレミアム会員権購入に関しても、「各種クリップ項目が手狭になり履歴と併用しても不便になる・ニコ生視聴時に度々追い出される・動画投稿が容量制限に抵触する・1日の使用回数制限に物足りなさを覚える」といった事態が発生してからの話となる訳です。
「1日たったのドリンク1杯300円分」的ロジックは、A店・B店・C店……と店舗の移動を薦められるシステムに応用されるにせよ、コーヒー&ココア&紅茶……と一店舗での追加注文を推奨される代物に具現するにせよ、消費者として警戒して当然です。
とは言え、『月額280円の支払いを拒否。』(勧誘を受けたばかりかY/Nの選択肢からの返答が仕様上必須なので後者を選択した場合は未だしも、勧誘を無視しただけなら拒否には非該当)とのご記述にせよ、未購入(一般)会員を特別扱いなさるかの様な表題にせよ、失礼ながら煽りなり釣りなりが過ぎる印象を受けました。
室田女流初段のtweetには、『つくレポすると保存できるレシピが1つ増えるというのを知って初めてレポしてみました^^』とありますが、登録数もさりながら未だ肝心のレシピを保存していないご様子です。
現状は、『MYフォルダの保存容量を増やすために、安易に月額280円を課金することを選択せず、せっせとつくれぽを投稿する室田女帝』とのご評価には該当しないと判断します。
「容量不足の懸念はないが増やす事に意義がある」であれ利用者の自由であり可能性は否定しませんが、実用性とは無縁の自己満足に過ぎません。
ご夫婦ならではの収入がどうの倹約がこうのといった論点からは逸脱しているでしょう。
『(ここまで自分で書いていながら、ちょっと気持ち悪い行動をしてしまったと反省。』との謙虚なお考えですが、著名人がお台所や食卓を公開していれば料理愛好家ならずとも関心を抱いて当然でしょう。
ごく恣意的な選択でなければまとめサイト的な記事構成も意義があると思いますし、かくいう私もつい興味を引かれてしまいました。
とは言え、購入状況に関するご詮索はいささか下世話に映り、同業者として看過し難い物がありました。
今後は重々ご配慮頂ければ何よりです。
追記
『課金将棋』動画の記事も楽しく拝見しました。
解説版を含めた動画を拝見してもネタを把握しつつ楽しめるか自信がありませんが、1店舗追加注文系の購入(課金)の過激化を題材になさった旨はテキストで把握しました。
我が将棋界の現状で言えば、将棋ウォーズは毎月のプレミアム購入が重要な上にコンテンツ毎の従量購入が存在し、倶楽部24もアプリ版は毎月の定額購入が不可欠でしょう。
肝心の携帯中継アプリに関しては、導入当初から購入会員でしたので未購入会員の志向性が定かでありませんが、まともに楽しめない印象があります。
数店舗巡回系の課金サービス群にせよ1店舗追加系の課金サービスにせよ、余り倹約の対象にされてしまうと少々将棋界に影響が及びます。
「将棋に打ち込むべく○×のプレミアム購入は解除した」「将棋の合間なので○×の従量購入は利用しない」等と無闇に吹聴し、「では私も顰みに倣って将棋○×を……」という残念な反応を招かない様に配慮しています。
初めまして。当サイトの管理人です。
申し訳ございませんでした。
煽りが入った記事になってしまったこと、課金について批判的ともとれる書き方をしてしまったことについて、お詫び申し上げます。この記事の冒頭で経緯を説明するとともに、記事を修正致しました。
課金に至る過程について、あるいは課金の妥当性についてはご指摘の通りだと思います。経緯に書いたとおり、面白おかしくという意図でした。申し訳ございませんでした。
この度は貴重なご助言をいただきまして、ありがとうございました。
今後とも宜しくお願い致します。
将棋関連のまとめブログで日夜煽りまくっているサイトなら、2ちゃんねるの将棋まとめブログ系列ですでに存在していますし、月間PVも電王戦前後で100万を記録するほど大手なので、今更そっち方面に追随する必要はないと思いますよ。
むしろ、そんな大手のまとめブログが存在しているのに、わざわざ将棋ワンストップのほうにアクセスする人って、そういう煽りが嫌な人だと思います。
コメントありがとうございます。
私としてはもともと煽る意図はまったくなく、面白おかしく書こうと思って書いたものでした。
それが、後から読んでみると煽ったと捉えられてもしょうがないと思う書き方になってしまっていました。
記事を書いた経緯は記事冒頭の説明のとおりです。
また「煽る」の意味としては「おだてたりして、相手がある行動をするように仕向ける。たきつける。扇動する」ということですが、投稿した記事は、読んだ人が煽られて何か行動するような性質の記事ではありません。
そういう意図はありません。これは明確です。将棋を好きになってほしい、棋士や女流棋士に興味を持って欲しいという思いはあり、元の記事ではそういう観点もありました。
ただ、ところどころで「面白おかしく」が過ぎてしまったところがあったと思います。それは申し訳なく、反省しております。
コメントありがとうございます。