森内俊之九段といえば、バックギャモンでは世界4位、パネルクイズアタック25では優勝経験あり、チェスプレイヤーとしても著名、トランプゲームの大富豪大会に招待されるほどの腕前、あと将棋では永世名人(十八世名人)有資格者で前期は達人戦とNHK杯を制し、順位戦A級、竜王戦1組ですが、ポーカーも始めたようです。
東京・湯島のカジノバー「ガットショット」(銀座線上野広小路駅徒歩1分)のツイッターに写真付きで掲載されています。
ガットショットに、
将棋の森内十八世名人がご来店!!!
テキサスホールデムをインストして行かれました!
また、来てくださるとの事で、
ポーカー界に大旋風が巻き起こるかも!? pic.twitter.com/phJSkeGmXv
— ガットショット (@gutshot_bar) 2015, 11月 15
「テキサス・ホールデム」は、ポーカーの一種で、ラスベガスのカジノでも一般的なゲームだそうす。
「インスト(ルールなどの説明)して行かれました」ということで、まだ初心者だと思われます。
しかし上記のツイートの「ポーカー界に大旋風」の可能性というのはけっこうリアルかもしれません。バックギャモンの時は初級者から半年ちょっとで世界4位になりましたからね。
#バックギャモン 話題の森内さん。ギャモン歴は長いのですが、腕前はそれほどでもありませんでした。ところが昨年暮れ、あるギャモン好きの将棋ライターさんに誘われ、勉強してモナコを目指すことに。初級者から春頃には中級に。そしてGW明けて数ヶ月で、尋常じゃない伸びを見せました。
— 日本バックギャモン協会 (@jbl_backgammon) 2014, 8月 8
ポーカーなどのカードゲームは記憶力が重要だと思います。森内九段は、トランプでは「場に出されたカードを全部記憶する」という噂もあります(ただ、本人によると「大きい札だけ覚える」とのこと。2015年2月17日、第64期王将戦七番勝負第4局2日目の解説で発言)。
大局観や読みも重要だと思いますし、棋士には合っているゲームだと考えられます。
ポーカーでは優勝賞金が10億円程度になるトーナメントも開催されているそうです。
でも平成27年度版将棋年鑑によれば、森内九段は「一生お金に困らないとしたら?」という質問に「特に変わらない」と答えていますのでご安心(?)下さい。
おまけ情報ですが、森内九段が最近凝っているものは「お菓子の研究」(同)だそうです。