また今週も週刊少年ジャンプをパラパラ見ていたら、「ものの歩」のとある問題が良い方向へ進展する兆しがありました。
その問題とは、主要キャラクター「香月」が、男なのか、女なのかという問題。
「ものの歩」第2話で香月の性別問題が進展。みなとに「女々しい」と言われる
第3話では特に本件に関して進展がなかったのですが、今回第4話では進展がありましたのでご紹介します。
あらすじ
前回までのあらすじはこちらの記事(第3話)で。
今回は、信歩と竜胆が対局。
信歩は定跡を知らず、序盤から竜胆に一方的に攻められ敗戦。
対局後、竜胆は信歩に向かって「俺は遊びじゃねぇんだ」、「勝つか、死ぬかなんだよ」、「俺の前で二度とプロなんて口にするな」などと吐き捨てます。竜胆、こじらせにこじらせまくっています。
その夜、信歩は銀雅と緊急秘密特訓。
銀雅はこれまで存在感なかったですが、この回では信歩に将棋を教える役割を果たします。
信歩はそれまで「敵玉を詰ます」という遠くの目標のことばかりを考えていて序盤を失敗していたが、「竜の猛攻を止める」などという足下の目標を設定することで(次の一手問題のようなものか)、定跡なしでも強くなった。
信歩は竜胆との再戦に挑む。
香月、銀雅に好意?
香月は前述の緊急秘密特訓の犠牲になりました。
というのも香月はその夜、銀雅と将棋を指す約束をしていたようで、翌日以下の会話をしています。
香月「ちょっと銀雅さん!昨日なんで部屋来なかったんだよ。指してくれるって約束したのに!!」
銀雅「・・・・・・悪い」
注目すべきは、この会話の際、香月が銀雅の服の裾をギュッと引っ張る動作をしていること。そしてこの時の香月の表情。目の下に色がついています(モノクロなので何色なのかわからない)。これが頬を赤らめていると見るか、それとも夜更かししすぎて目の下にクマができているとみるか。
頬を赤らめているとすれば銀雅に好意を持っていることになり、目の下にクマがあったとしてもそれほどまでに銀雅のことを待っていたということで、それはそれで好意を持っているということになりそうです。
なおこの会話の後、桂司と香月は以下の会話をしています。
桂司「俺が相手してや・・・」
香月「何様だこのブタ」
こういう扱いの差をつけることからして、香月は男だということは考えにくいと思いました。
約束したのに!
あと、偏見だと思われると申し訳ないのですが、「約束したのに!」という言葉は男性はあまり言わない気がしております。
これらの結果、香月は女性であるという可能性が出てきました。
やはり将棋を軸にしながら、シェアハウスでの男女の日常および恋愛模様を描いていくというのが、この「ものの歩」の方針なのだと思います。そうなると、やや現実からはかけ離れますが、女性2人がシェアハウスに居住しているということは物語に幅が出てくるかもしれません。
私は香月をひと目女性だと思いました。しかしその後男性の可能性が高いと指摘を受け、さらにみなとに「女々しい」と言われたことで、男性説が有力となっていました。
今回のことで揺り戻したと思います。
次回以降、また何か動きがありましたらお伝えしたいと思います。
以上、ありがとうございました。