管理人です。
三浦弘行九段の将棋ソフト不正使用(いわゆるカンニング)の疑惑について、前回の記事より大幅に進展がありましたので、再び時系列で書き残しておきます。
前回の記事を読まなくても、この記事だけで流れが理解できるように書いたつもりですが一応リンクしておきます。「その1」とは書いてないですが事実上のその1です。
将棋ファンから見た三浦弘行九段のソフト不正使用疑惑と竜王戦の挑戦者交代
また、週刊文春の10月27日号(10月20日発売)もご覧いただくと良いと思います。渡辺竜王のインタビューをはじめ、この雑誌はほとんど本疑惑に関する連盟側の立場を説明する公式ガイドブックみたいなものだと思います。ただ、表現の一部について羽生善治三冠は「誤解を招く」とも述べていますのでその点はご注意ください。
週刊新潮の10月27日号(10月20日発売)にも本件に関する記事が掲載されています。こちらはソフトとの一致率や、ソフトの実力に焦点を当てた記事で、また三浦九段の師匠である西村一義九段の話も掲載されています。
疑惑の発覚から挑戦者の変更まで
あらためて、挑戦者変更までの流れを書いておきます。※は10月16日以降の報道で新たにわかったこと。
7~8月頃。この頃から三浦九段の離席が多くなったと報道されている。
7月11日。竜王戦決勝トーナメント、三浦九段vs郷田真隆王将。※新潮の報道によると、この対局で敗れた郷田王将が三浦九段の処分を連盟に求めている(あるベテラン棋士の証言)。
7月26日。竜王戦挑戦者決定トーナメント、三浦九段vs久保利明九段。NHK等の報道によるとこの対局での三浦九段の離席が特に多かったとされる。観戦記によると、終局後、敗れた久保九段は「信じられない」といった様子で言葉少なだった。※文春によると、久保九段は相手がカンニングしているという感覚があり、知人との検証を経てそれを確信したが、疑惑を告発した張本人ではない(本人の証言)。一方新潮では、久保九段が告発したと書かれている(ベテラン棋士の証言)。
9月8日。竜王戦挑戦者決定三番勝負第3局で三浦九段が丸山九段に勝ち、挑戦者に決定。
9月19日。NHK杯テレビ将棋トーナメントの収録、三浦九段vs橋本崇載八段。後に橋本八段は三浦九段の疑惑に「1億%クロ」とツイッターで言及している。※新潮の報道によると、橋本八段も連盟に処分を求めている(ベテラン棋士の証言)。
電子機器禁止の新規定の制定へ
9月26日。所属棋士約60人が参加した連盟の月例報告会。執行部はここで電子機器の規制に関して棋士の意見を聞いています。※文春によると、久保九段が電子機器の持ち込み禁止等を提案。三浦九段は「賛成です。でも私はやってません」と唐突な発言。
10月3日。三浦九段の処分前最後の対局が行われています。第75期A級順位戦の対渡辺明竜王戦で、三浦九段が勝利。観戦記には終局後「渡辺の言葉は歯切れが悪かった。終盤の感想戦は一切なし。形式的に一礼を済ませると、渡辺はぶぜんとして対局室を立ち去った」と。
※文春によると、この対局を見ていた棋士が、三浦九段の手のソフトの推奨手との「一致」を渡辺竜王に知らせたことで、事が動くことになる。また、文春はこの頃には疑惑の取材を始め、大手新聞社も疑惑を把握。新潮の報道でも、この対局が疑惑のきっかけとなったとされている(ベテラン棋士の証言)
10月5日。連盟は棋士に対する「対局室へのスマホ等の電子機器の持ち込み禁止および対局中の外出禁止」を定めた新規定を発表。施行は12月14日。それに先立つ竜王戦七番勝負では金属探知機の導入も決定。※サンスポによると、この金属探知機の導入は渡辺竜王の提案。
竜王戦の挑戦者変更へ
10月7日。※文春によると、この日に渡辺竜王が島朗九段(連盟理事)に電話。
10月10日。※文春によると、この日に渡辺竜王、島理事に加え、羽生善治三冠、佐藤天彦名人、谷川浩司九段(連盟会長)、佐藤康光九段(棋士会長)、ソフトに詳しい千田翔太五段の7人が集まり極秘会合。久保九段は電話で参加。渡辺竜王の説明に対してシロを主張する棋士はいなかった。島理事は三浦九段に連絡し問いただすも三浦九段は不正を認めず。
10月11日。渡辺竜王が同席した連盟の常務会が三浦九段に聞き取り調査。※新潮によると、三浦九段が使用したソフトは「技巧」だと特定され、終盤における三浦九段の手と技巧の手との一致率は93%というほとんどありえない数字だったという(連盟幹部の証言)。
※文春によると、この日の朝、羽生善治三冠が「限りなく黒に近い灰色だと思います」と島朗理事にメール。常務会への渡辺竜王の同席は三浦九段の希望。千田五段も参加。会の前には三枚堂達也四段を呼び出し、三浦九段に「スマホでPCを遠隔操作するアプリTeamViewer」を教えたとの証言を得た。会で三浦九段は疑惑を否定。会の後に連盟職員が三浦九段と一緒に自宅に行き、その場でPCなどを確保。スマホ提出は拒否。
10月12日。日本将棋連盟から、三浦九段の年内出場停止処分と、竜王戦七番勝負の挑戦者が丸山忠久九段に変更されたと発表された。
竜王戦七番勝負第1局
メディアでこの問題が報道される中、10月15日の竜王戦七番勝負第1局初日を迎えた。振り駒で先手が丸山九段となり、戦型は角換わりとなった。
この時点までに発表または報道されたことのまとめ。メモとして書いただけですので、飛ばして構いません。
1.三浦弘行九段は2016年12月31日までの出場停止処分(連盟発表)
2.竜王戦七番勝負の挑戦者が三浦弘行九段から丸山忠久九段に変更された(連盟発表)
3.三浦九段はスマホを使って不正をした疑いがある
4.過去に対戦した5人前後の棋士から指摘があった
5.三浦九段は不正を認めていないが、疑惑の中では指せないとして休場を申し出た
6.休場届が期限までに提出されなかったため(処分理由)、処分した
7.三浦九段は「濡れ衣。不正はしていない」とコメント
8.連盟はこれ以上調査しない
9.三浦九段の手がソフトと似ていたと言われている
10.三浦九段の聴取は渡辺竜王が同席して行われた11日の常務会の場。聴取時間は約2時間
11.三浦九段の担当弁護士は処分の撤回を求めている
12.三浦九段の処分理由は「休場届の不提出を含む一連の疑惑に対するもの」である(フジテレビのとくダネ!報道)
13.出場停止期間が12月31日までという理由は「竜王戦を円滑に進めるため」(NHK)
14.連盟は継続して調査し報告する(日刊ゲンダイ報道)
ただし、6と12はやや整合せず、8と14は整合しない。ほとんどの報道は、NHK、朝日新聞、毎日新聞、読売新聞等、連盟のスポンサー(棋戦の主催社)で利害関係のある大手報道機関が連盟の会見をもとに報じているもの。
他の報道と食い違いがある12(フジテレビ)と14(日刊ゲンダイ)は独自ルートで取材したのかもしれない。
10月16日。竜王戦七番勝負第1局2日目
このへんも時間がない方は次の見出しまで飛ばしてOKです。
未明、元女流棋士の林葉直子さんがブログに「三浦くんって、もともと強いんだから誰かが嫌がらせで言いふらしたんじゃないかしらん。(中略)余計なおばさん、の一言かしらんっ。ふふっ、スマホなんて考えられない、黒電話があった時代に生まれたことに笑っちゃう」などと投稿。
10時からのフジテレビの「ワイドナショー」に竹俣紅女流初段がコメントを寄せた。「報道に関して申し上げたいことや訂正したいことは多々ありますが、私は将棋連盟の正会員でもありませんし、情報も少ない状況ですので、詳しいコメントは差し控えさせていただきます。ただ、三浦先生は私の師匠と同じように尊敬するトップ棋士です。不正はないと信じています」。
竹俣紅女流はブログに暗号文も残しています。タイトル、本文の他、記事下の写真についてもメッセージ性があると教えてもらいました。北海道十勝産の小豆に「ベニダイナゴン」という品種があるとのこと。
12時前。来週10月23日のNHK杯は、予定通り三浦弘行九段vs橋本崇載八段が放送されると予告されました。(収録は9月19日であり三浦九段の出場停止処分前)。ただ橋本八段は三浦九段の疑惑に「1億%クロ」「二度と戦う気しない」などとしており2人は最後の対戦になる可能性が。
竜王戦七番勝負第1局は渡辺明竜王が勝利
15時のおやつの前。竜王戦七番勝負第1局を戦っていた丸山忠久九段が投了。68手という短手数で渡辺明竜王が勝利しています。丸山九段が▲4五桂と仕掛け、初日の昼休明けには飛車を切って攻めましたが実りませんでした。
10月18日。三浦弘行九段が反論
竜王戦七番勝負第1局の翌日17日は進展がありませんでした。
18日午前。渡辺竜王がブログを更新。いつものように対局の感想、そして今後のブログは「しばらく対局のことだけにする」と。他の棋士らも「情報が出るまで見守りたい」「コメントはできません」と発言を控える雰囲気に。
そしてこの日の夕方、三浦九段から初めて、処分を不服とする反論文書が発表されました。その要旨は。
1.対局中のソフト使用は一切ない
2.連盟にはPC4台の現物と、スマホにインストールされた全アプリの「撮影画像」を自主的に提出
3.連盟はそれを精査せず一方的に処分した
4.連盟に離席の多さや一致率の資料を求めたが開示されず
5.今後も連盟の調査に最大限協力する
19時のNHKニュース。三浦九段が単独インタビューに応じています。
1.竜王戦は将棋界最高峰の棋戦ですから、挑戦するだけで大変な名誉。辞退するわけがない
2.(離席が多かった7月26日の久保九段戦は)その日は特に体調がすぐれなかったので、休んでいる時間が長かった
3.そもそも携帯(スマートフォン)に将棋ソフトが入ってない
連盟は「調査の継続」を表明
日本将棋連盟は三浦九段の主張に対してコメントを発表。
「対局中に不自然な点が多かったにもかかわらず、合理的な説明はありませんでした」などとする従来通りのコメントに加え、「三浦九段と見解が異なる点について、調査を続けていく」としていて、これまで日刊ゲンダイだけが報じていた「調査の継続」を、連盟が公式に表明したことになります。
10月19日。週刊文春がWEBで報じる
私個人的な行動ですが、疑念が持たれた7月26日の竜王戦挑戦者決定トーナメント三浦九段vs久保九段の観戦記を取り寄せ読みました。この対局の観戦記者の大川慎太郎さんは、コンピュータ将棋を題材にした棋士のインタビュー集「不屈の棋士」の著者であり、その観戦記に今回の疑惑のヒントがあるかもしれないと感じたからです。
9月19日~26日の読売新聞朝刊に掲載された観戦記の中で、本件に関わりそうなことを列挙します。
1.三浦九段について、解説の村山慈明七段は「衝撃的な勝ち方」、大川慎太郎さんは「狭い部分の読みには超人的な力を発揮するが、コンピュータを上回るような勝ちっぷり」と評した
2.三浦九段は夕食時には「ざるそばをサッと食べて体と頭を休めていた」
3.三浦九段は順位戦が不調なのに竜王戦が好調であることについて、振り駒で先後が決まる竜王戦は、事前研究で力みすぎず、逆に開き直って対局日を迎えられると
サンスポが「ある高段棋士」の話を報道
朝、サンケイスポーツが「ある高段棋士」の話を報道。
1.三浦九段の離席が多く、棋士たちから不審との声が高まっていた
2.解析すると離席率が非常に高く離席後の悪手率ゼロ
3.不審を抱いた相手が記録係に「見てきて」と頼むと休憩室やトイレには寄らず、まっすぐ自室へ
「自室」は将棋会館5Fの「宿泊室(対局のために上京した棋士のための部屋)」のことかもしれません。三浦九段は反論文書で休憩室である4F「桂の間」などで休憩していたと書いていました。
週刊文春に渡辺竜王の独占インタビュー
夕方。サンスポの報道がアテになるのかどうなのか迷っているうちに、週刊文春がWEBの速報で渡辺竜王の独占インタビューを報じました。
三浦九段のシロクロを判定をするために集まった「極秘会合」のメンバーに羽生善治三冠や佐藤天彦名人も加わっていたとは。衝撃的な内容でした。
1.渡辺竜王は、三浦九段の自身との対局および過去の対局も調べ、指し手の一致、離席のタイミング、感想戦での読み筋などから「間違いなくクロだ」と確信
2.最悪のシナリオは『疑惑を知りながら隠していたという事が発覚する事だ』と判断
3.前述したトップ棋士による極秘会合があった
(追記:20日の東京新聞夕刊によると、会合の目的について羽生善治三冠は「説明は受けたが、何かを決定するための会合ではなかった」と)
渡辺竜王は、10月12日の日本将棋連盟の「竜王戦七番勝負の挑戦者変更」のリリースの後にブログで「大変な事態になってしまいましたが、引き続き将棋界へのご声援を宜しくお願いします。詳細は各種報道に任せて、ここでは省略します。」と記していました。
10月20日。週刊文春が発売
週刊文春が発売されました。将棋界に長く語り継がれるであろう事件。永久保存版です。
羽生善治三冠が「限りなく黒に近い灰色だと思います」と島朗理事に送ったメールから始まる、我々将棋ファンにとってみれば重苦しい記事が4ページにわたって掲載されています。
「極秘会合」で渡辺竜王から説明された内容は、将棋連盟内では今回の「竜王戦挑戦者の変更」という結論を導くのに十分なものだったのだと思います。ただこれが社会一般的に、または仮に三浦九段が裁判に訴えた時などに、証拠として十分なのかはよくわかりません。
羽生善治三冠は、日付が変わって文春の発売日になった直後に、記事に誤解を招く表現があったとして「今回の件は白の証明も黒の証明も難しいと考えています。疑わしきは罰せずが大原則と思っています」と表明しています。
奥様である羽生理恵さんのツイッターアカウントを利用して表明されたもので、異例というか初めてのことです。
①こんばんは。突然にお騒がさせてしまい申し訳ありません。本日、一部報道で誤解を招くような表現がありましたのでこの場をお借りして説明をさせて頂きます。まず、灰色に近いと発言をしたのは事実です。 〜②に続く pic.twitter.com/MtqWrfZbpv
— うさぎ🐰あひる🐣羽生理恵 (@mau28310351) October 19, 2016
②そして、今回の件は白の証明も黒の証明も難しいと考えています。疑わしきは
罰せずが大原則と思っていますので誤解
無きようにお願いを致します。羽生善治 pic.twitter.com/Op1fHZDhaR— うさぎ🐰あひる🐣羽生理恵 (@mau28310351) October 19, 2016
疑惑があるまま竜王戦をやるのは連盟にとって非常にリスキーなぐらいのグレー、しかし100%クロとは言い切れず、疑わしきは罰せず、ということが三浦九段への「2ヶ月半の出場停止」という中途半端(に見える)な処分になったのかもしれません。
文春の取材に応じている三枚堂四段は、竜王戦挑戦者変更発表の翌日には「お世話になっている先輩の話題でとても戸惑っている」「ファンから、ピンチをチャンスにという言葉をいただいて、その通りだと感じている」とツイートしていました。
週刊新潮も
週刊新潮も報道。同誌のインタビューで、三浦九段の師匠、西村一義九段は疑惑を「信じられない」と話し、三浦九段の人柄を説明しつつ「疑いを晴らして立ち直ってくれることを願います」と。
また、前出のベテラン棋士の話として「三浦九段が控室で寝転がりながらスマホを操作しているのを目撃したと証言する棋士もいた」とも。
なお新潮では渡辺竜王がコラムを連載しているのですが、この週のコラムのテーマは竜王の高校生時代。中学生プロ棋士の藤井聡太新四段が誕生したことを受けてのものです。
おわりに
この記事では、本疑惑について10月20日午前9時までにわかっていることをまとめました。
三浦九段の説明と、連盟の説明(文春の報道含む)との食い違いが見られる主な点は以下と認識しています。
1.ソフト不正使用疑惑そのもの。連盟側は「クロに近いグレー」(一部棋士はクロと確信)、三浦九段は「シロ」をそれぞれ主張
2.処分に至る経緯。連盟は「三浦九段が休場(竜王戦辞退)を申し出た」と説明しているのに対し、三浦九段の説明では「連盟が私に休場届の提出を求めた」とされている
あと、三浦九段は自身のスマホに「将棋ソフトは入っていない」と主張していますが、文春や新潮の報道ではスマホの将棋ソフトではなく、PCの遠隔操作ソフトを使ってPCのソフトを操作していたとされています。
私個人の意見は控えます。その他細かい出来事もありましたが書ききれません。私は本件について、新たな事実が判明したり報道があったりするたびにツイッターで発信しています。ツイッターにはここでは書ききれなかったことも書いてありますので、詳しくはそちらをご覧いただきますようにお願い致します。
最後までありがとうございました。
【追記】
次の記事を書きました。
また、以下の記事では連盟側と三浦九段の2度目の反論文書を受け、双方の主張の違いを整理しました。
コメント
疑惑を告発している人物が想像以上にビッグネームなのに驚いた。
棋界で無視できる存在ではないし、かといってそれをもってクロと断定するのも難しい。
連盟の苦悩が良くわかった。
ただ、正直に言うと羽生さんのあのツイートは納得できないな。本来、棋界の第1人者として積極的に疑惑の解明に関与すべき方なのに、「小奇麗な正論」を述べて清い立場にとどまろうとする姿勢には不満がある。私は、泥をかぶってでも積極的に対処した竜王の方が支持できる。
あと、付け足しのようで恐縮ですが、まとめ感謝です。
参考になりました。
まことにその通りですね。
灰色に近いって言葉はおかしいです。
やってるとは思うけど証拠を掴んでないから灰色なのか
やってないとは思うけどやった可能性もある灰色なのか。
指すこと以外将棋界に関わりたくないってのがよくわかります。
その点竜王はご自分に昔からのアンチがいて理由関係無しに叩かれるのが
わかっていて将棋界の為矢面に立った。
アンチさんの言葉を借りるなら漢ですね(笑)
今のところ、文春、新潮、三浦九段の反論文書、NHKのインタビューの4点ですべてがまとまる計算なので、詳しくはそれらを見ることをおすすめします。
羽生三冠を超能力者か何かと勘違いしてませんか?将棋界としての意思決定の問題なら何か言う事もあるでしょうが、今期三浦九段と対局もしていないのに、事実認定なんかできるわけ無いでしょう。
私も、残念と思いました。(羽生さんです。)
もともと、禁止していないが、、
ファンが、どう思うか、考えていないと
身内だけの、思い。
在りうることです。
まして、奥さんの、ブログを使うとは、
初めから、逃げ腰、無念です。
不正に堂々と立ち向かう竜王に将棋指しらしさを感じました。今後は不正が行われることがないようなしっかりした対策が望まれます。
下のほう、9月20日は10月の間違いだと思います
ご指摘ありがとうございます。
修正致しました。
羽生さんは、極秘会合の目的について、「説明は受けたが、何かを決定するための会合ではなかった」と言っています。会合は7人だし、羽生さんが事実認定をしたわけじゃない。プロ棋士が遠隔操作アプリ(将棋アプリでなく)を使用する目的って何ですか?
遠隔地のPCを操作して、そのPCにある将棋ソフトを使ってカンニングした、という疑惑です。
それは承知しています。三浦九段に限らず、その有料の遠隔アプリをダウンロードしているプロ棋士が存在するのでしょう?対局中に使用しない(できない)遠隔アプリを、将棋研究に使用するためにダウンロードするのですか?聞いていることが素人すぎてすみませんでした。
遠隔アプリは別に将棋のためのソフトじゃないですよ。
というか、普通は将棋のために使用することはないでしょう。
自宅のPC内に作成してある資料などを使って出先でプレゼンするとか、今はやりのクラウドコンピューティング等で自分が借りているサーバを操作するとかの用途が普通かと思います。
三浦九段と、今期実際の対局がない羽生三冠と、直前に順位戦で対局し、実際に被害を受けた?渡辺竜王とで告発に関して同列に考えるのは無理があると思いますが。
管理人さんありがとうございました。他にも見ましたがここのまとめが一番わかりやすいかと思います。
ありがとうございます。なるべく冷静に状況を見極められるようにしていきたいと思います。
文春の記事読みましたが、渡辺さんの、
「対局後すぐには研究負けだと思った」という趣旨の発言と、それとは逆に
「カンニングはプロが見れば一目瞭然」という趣旨の発言があり、
どうも釈然としないものを感じます。
棋士には労働組合もない上に個人主義的側面が強いですから、
「将棋連盟やスポンサーである新聞社に一番被害のない結論」を求めて、
味方のいない(少ない?)三浦さんを「スピード処分」するということには、
一ファンとしてなってほしくありません。
白か黒か、弱小アマチュアでは全く判断がつきませんが、
少なくともこれだけ大事になった以上、提出されたPCの精査は必要と思います。
研究負け発言は私も気になりました。ソフトを使った可能性を知らされなければ、研究負けという結論だが、もしソフトを使ったかもしれないと聞かされていれば一目瞭然だと、そう受け取りました。
たしかに文春の記事はそのように読み取れますね。
ただ、「棋譜を見れば有段者には一目瞭然」など、調べているうちに
他のブログ等で書かれていたのが気になりました。
私としては、三浦先生がただの一棋士であるため立場的に弱く、
名誉回復の手段が用意されていない、
という点が、フェアネスの観点から一番気になります。
将棋連盟には利害にとらわれずフェアネスを貫いてほしいですし、
その意味では、告発者たる渡辺先生が間違っていた場合に
ペナルティを受けるべきであるとも思います。
もちろん三浦先生が黒なら適正な処罰が下されるべきと思います。
ルールがないのがなんとも難しいですね。「電子機器禁止」というのはもちろんですが、「不正の告発」にかかわるルールです。
告発のルールというのは、告発者は誰に連絡するか、誰が調査・検証するか、誰がどういう基準で最終ジャッジするか、結果をどうリリースするか、最終的な責任や処分をどうするか、という感じです。
この一連の流れが定まっていないと、今回みたいにいざ発生した時に、ルールに則っていないやり方でやらざるを得ないので、適正な責任・処分や公平性の確保が難しいのではないかと思いました
基本的なことを教えて欲しいです。
三浦九段の疑惑対局があった時点に於いて、公式ルールでは電子機器は禁止だったのでしょうか?そうなら一連の話は良く判ります。
ただ、もしそうでないならば、スマホを使っていたとしても、竜王戦挑戦権の剥奪は完全に不当であり損害賠償の対象であると思います。だから連盟は処分の理由を休場届け未提出にしているのだと、思いますが。
三浦側から逆に言えば、他の棋士達は、勝つための(ルールに則った)最善を尽くしていないとも言えます。言えば良いのに。
敵だけでいえば渡辺竜王の方が多いので大丈夫です!
どうしようもないからこの状況になっていると思いますね。
そもそも渡辺竜王はともかく久保さんの棋譜はおかしいとおもいませんか?
疑いの罪にしては棋士人生を終わらせてしまうくらいの処罰ではないでしょうか。
このままでは、もし冤罪だとしても、三浦9段は不正した棋士として今後まともにやっていけないでしょう。
真意は定かではないが、処罰するならまず証拠を出すのが筋だと思う。
でも証拠不十分だからと処罰せずにいて、週刊誌や新聞にすっぱ抜かれてても三浦九段は終わってたかもしれませんね
結局はソフトが人を上回った時点で規制をしなければいけなかったのかもしれませんが
>新潮によると、三浦九段が使用したソフトは「技巧」だと特定され、終盤における三浦九段の手と技巧の手との一致率は93%というほとんどありえない数字だったという(連盟幹部の証言)。
ここは、検証の余地があります。93%という一致率があり得ない数値なのかどうか、千局単位のデータで検証してみるべきです。プロなら分かる、という主張と数値という主張とないまぜになっていますが、ありえない一致率という意見を受けた竜王の判断に、バイアスがかかった可能性もあると思います。
数値は客観的に検証し示すことができるものゆえ、これはきちんと行ったほうが良いのではないでしょうか。検証法とデータを示すことで三浦九段側も反論ができますし、限りなく黒に近いのか、それともただの会心譜なのかがある程度は判断できると思います。
93%の意味は正直私もよくわりません。
将棋、将棋ソフトの知識に加えて統計的な知識も必要になりそうです。
検証は必要でしょうね。
ただありえない一致率とかどこに書いてあるかわからない主張を言ってる辺り
アンチの香りがぷんぷんします。
基本的にまず竜王戦に対する疑義が文春でていたってことを忘れてはいけません。
そこで疑わしきは罰せずとか言ったとしても久保さん他の棋士は意見を取り下げません。
そうなった場合みんなからあいつやってるって言われてる棋士は(時間があれば隠しカメラ等でなんとかしたのかもしれませんが)M9段として記事になっていたと思われます。
そうなった場合自分で証明しなくてはならい。→連盟の調査にすらスマフォを出せない
→どうにもならない→除名
しかありません。今回はまだ決まりでスマフォ所持が禁止されてないゆえにこれからやるなやってことだと思います。
TeamViewerをインストールしてる棋士は他にもいるという話も出てますよ。
ちゃんとした情報もなく偏った意見を書くならちゃんと個人の見解だと明記すべきです。
「遠隔地のPCを操作して、そのPCにある将棋ソフトを使ってカンニングした、という疑惑です。」は、承知しています。三浦九段に限らず、対局に使用しない(できない)、遠隔アプリをダウンロードしているプロ棋士が他にもいるのでしょう?その方たちは、将棋研究のためにその遠隔アプリを使用するのでしょうか?素人すぎな事を聞いてすみませんでした。
あ、そういう意味ですか。例えば研究会なんかで棋士がどこかに集まった時に、自宅にあるデータやソフトを使いたい場面とかはあるんじゃないでしょうか。
仕事(将棋)だけではなく、趣味のため等に使っていたかもしれません。例えば私のようにWebサイトなんか運営している人は、出先でも状況をなるべく詳細にチェックできるようにしておくものです。そのためには自宅のPCを操作できると便利です。
だったら遠隔アプリがインストールされていることは不正の根拠にはならないことになります。本文は誤解を招くから直すべきだと思います。
不正の根拠とは書いてないつもりですが、どこを直すべきですか?
文春や新潮は「遠隔操作アプリで不正していた」と報じています。
三浦九段は「将棋ソフトはスマホに入っていない」と主張していますが、この主張は文春や新潮の報道(証言)に対する反論にはならないということ、それだけです。
え?疑いを深める書き方だと自覚してないのかな?
文章力がないならこういう話題については書かないほうがいいよ。
あなたは読解力がないですね
なるほど…。有難う御座いました。
別に偏った情報とは思わないですけどね
JT杯で優勝できるほどの棋士であっても、誘惑は大きいでしょう。ビックデータ処理システムや深層学習の進化を考えれば、数年後には、誰が怪しかったのかが、明らかになります。捏造された科学論文も、当時はバレないと思っていたわけです。これから先は、誰がどのようなネット活動をしていたか分かる時代になるかもしれません。
シロだと信じたかったが
これはもう無理
スマホ提出拒否してる時点で信じられないでしょ
管理人さんの言ってられる、三浦九段の「将棋ソフトはスマホに入っていない」との主張は、文春や新潮が報じている「遠隔操作アプリで不正していた」に対する反論にはならない、ということは理解しました。 ありがとうございました。
スクショ(画像のコピー)を提出しても、証拠にはならないのでは? アプリなんて素人でもその場ですぐに削除できるし。パソコン本体を、専門家に渡してデーター解析すれば、解りそうなもの。
感想戦での読み筋がソフトと一致していたうんぬんについては棋士の方のコメントとして、本当に不正をしていたならむしろ感想戦でソフトを読み筋を言わないだろってツィートもあるよ。
文春の記事をそのまま鵜呑みにして偏見を撒き散らす前に棋士の意見くらいチェックしたら。
いやその手を指した時点で読み筋が合ってないとそれこそおかしいでしょ
そうだとすると感想戦での読み筋などから「間違いなくクロだ」と確信したって意味不明。
連盟側は疑ってるから、どう転んでもクロにしたいと思ってる。差し手が合ってるなら大体読み筋も合うの普通だが、元からクロだと思ってるから、そういう言いがかりになる。
自力で読んだ読み筋がソフトと一致していた可能性は十分あると思いますね。
しかし、黒だという疑いの目で見ていれば、それ見たことか!と、かっとなってしまうこともあるかもしれません。
また、トッププロなら不正をやったとして感想戦で適当に説明するのは、非常に容易なことだと思います。わざわざソフトの解析内容を相手に教える、といった行動を不正者がとる意味が分かりません。(不正者がうっかりぼろを出したのだろう、というのかもしれまえせんが・・・、無理があるかなと)
むしろ、ソフト読み筋と言ってた話が同じやないか!と、告発者側が逆上したというほうがありえそうに思います。
といった考察から、「感想戦の読み筋からクロだと確信」というのは、もっと詳しい説明がないと私にはどうしても理解できません。
そしてあなたはそのツイートを鵜呑みにするってわけですね
記事中、例えば文春に書かれていた箇所は、すべて「文春によると」「文春の報道では」などと示していると思います。
棋士のツイートやブログはチェックしているつもりです。記事の作成は20日午前9時ですので、それ以降に投稿されたものについては抜けているかもしれません。該当するツイートを教えて下さい。
前に書かれた「不正の根拠にはならないから直すべき」「え?疑いを深める書き方だと自覚してないのかな?」も含めて、どの部分が「鵜呑みにして偏見」なのか具体的にお示しいただくようにお願い致します。
棋士のツィートってページを自分で作ってるんだから読めよ。この件に関係しているツィートなんてせいぜい数10個しかないだろ。
直接の関係者が明確な証拠もなく告発し、疑惑があるというだけで処罰していいのだろうか、という意見もツィートされている。電子機器の規制について検討する一環で遠隔アプリについても調査していて棋士にも説明していて、秘密の情報でもなんでもなかったことも書かれているし。
そういう意見をすべて無視して文春の記事だけ書くことがどれだけ偏っているかさえ分からないってさあ…
将棋関係者ってファン含めて協調性ないね
詳細なレポートありがとうございます。大変参考になりました。
管理人さんの将棋に対する真摯な思いには敬服いたします。
ただ、管理人さんご自身のご意見もこのページではっきりと明示された方がよろしいのではないかとは感じました。
私の意見は以下の通りです。
「疑わしきは罰せず」。羽生三冠もそうコメントされているようですが、これは裁判における原則であるばかりでなく、社会生活を営むすべての人にとって大切な基本原則ではないでしょうか。
従って、今回確たる証拠もないのに三浦九段を処分した連盟はミスを犯したを言わざるを得ないでしょう。
「数名の棋士から疑われているならば、証拠がなくても処分は妥当」という方もおられるようですが、その数名に何らかの恣意的判断が働いた可能性はないと断言することはできないと思います。
疑わしいだけで罰することがまかり通る社会になってしまっては、無実の一般市民の安全をも脅かすことになりかねません。
「冤罪」「魔女狩り」こうした悲劇は二度と繰り返したくないものです。
ソフトとの一致については、個人的に気になったので問題とされる棋譜をいくつか見てみました。あくまで素人の意見ですが、指摘されている好手や奇手(対久保九段戦67歩成など)も”人間が指したとしても不思議ではない手”だったと思います。
ちなみに67歩成は当方所有の古いソフトでも推奨していました。つまり、プロを脅かすほどの強いソフトではなくても指摘できるレベルの手だということです。
そもそもいい手を見てソフト指しを疑う人たちはアマプロ問わず、プロ棋士の実力(ポテンシャル)を見くびっているのではないかとさえ思えます。
それがプロによる見解であれば尚更、「自分にはその手は指せない=自分は弱い」と卑下しているような気がして残念です。
また、ソフトとの一致に関して、連盟(ないし数名の棋士)は三浦九段が”どのソフトを使っていたのか”把握(確証)しているのでしょうか。
管理人さんの新しい記事の中に、『新潮によると、三浦九段が使用したソフトは「技巧」だと特定され、終盤における三浦九段の手と技巧の手との一致率は93%というほとんどありえない数字だった』とありますが、どのような経緯で”特定”できたのかつまびらかにして頂きたいです。三浦九段所有のPCに技巧やTeamViewerがインストールされていただけではむろん遠隔操作したという証拠にはなりません。
PCログないし、遠隔操作の通信記録でも残っているのでしょうか。また、終盤での一致率93%というのは、具体的にどの対局の、どの手(何手目から何手目まで)について言っているのでしょうか。
離席については、本人の言うように単に”休憩していただけ”ではないという証拠はあるのでしょうか。
記事の中で『不審を抱いた相手が記録係に「見てきて」と頼むと休憩室やトイレには寄らず、まっすぐ自室へ』とありますが、記録係は当然離席したすべての対局を見ていたわけではないと思います。
たまたま自室に戻った一局があったからと言って、三浦九段の言う「4F「桂の間」などで休憩していた」との言葉が嘘であるということにはなりません。
また、出場辞退について、三浦九段はNHKのインタビューで「将棋界最高峰の棋戦だから竜王戦を辞退するわけない」と語っており、連盟の発表(「三浦九段が疑惑の中では指せないとして休場を申し出た」とするもの)とは主張が異なっています。
このように少なくとも現段階では、三浦九段を”クロ”と判断するには疑念が多すぎると思います。
もちろん、今後調査が進むことによってそう判定される日が来る可能性もあります。
いずれにせよ、一人の棋士人生および将棋界の今後に大きくかかわることなので、”グレー”のままあやふやにされることなく、早急に精査され、真相が究明されることを望みます。
なお、羽生三冠の正式コメントはあくまでも「灰色に近いと発言をしたのは事実です」であり、週刊文春の「限りなく黒に近い灰色だと思います」との発言は誤りだと思われますので、記事においても訂正された方がよろしいのではないかと思います。
(記事の冒頭に断り書きがありますが、「竜王戦の挑戦者変更へ」の段落で『文春によると、この日の朝、羽生善治三冠が「限りなく黒に近い灰色だと思います」と島朗理事にメール。』と記述されており、読者に誤解を与えかねません。)
追記 スマホの提出拒否(記事では10月11日の時系列)について
もしこれが事実であり、今もなお拒否し続けているのであれば、「私は、今後も連盟の調査に最大限協力するつもりです」とした三浦九段の反論文書に自ら背いていることになり、自身の潔白を証明することは難しくなるであろうと思われます。
疑われるようなことをしていないのであれば、当然スマホ提出も承諾すべきだと考えます。果たして本当に三浦九段はスマホ提出を拒否しているのでしょうか。
一部のサイトでは逆に三浦九段のスマホ提出を連盟が拒んだとしている記述もあります。この点についても真相究明が待たれます。
ありがとうございます。前回の記事より「私個人の意見は控えます」というスタンスでしたが、今回の記事にもあらためて書いておきました。
記事作成時点で、一つ自分の意見を書こうとしたのはスマホの提出の件ですね。
スマホの拒否はわからなくないかなと。例えば、スマホの中身を調べられたら他人に迷惑がかかるようなものが存在するとか。例えば誰かが映ったのヤバイ動画とか、誰かの知られたくない秘密とか、誰かとの会話とか。仲間内である連盟職員ではなく、双方が了承した秘密保持契約をした弁護士などの第三者であれば、よいのかもしれません。「最大限」というのは言葉だけでいえばそうですが、それは自分のできる範囲で、とらえればよいのかと思いますし、いわば定型句だろうと思います。
自分のプライバシーや財産、時間をすべてつぎこんででも、というわけではないですし、シロであれクロであれ最終的に連盟と裁判になることを見据えての最大限ととらえるのがよいのか思いました。
ご指摘の「灰色」の件、文章の捉え方によりますが羽生三冠は、文章自体が誤りだとは書いてないと思います。ただ、あの部分だけ切り取られたように書かれているので、あれでは誤解を招く表現だと、とらえました。冒頭および奥様のツイートの掲載で問題ないと判断しています。
羽生三冠のツィートに「一部報道で誤解を招くような表現があり」「解 無きようにお願いを致します」とあって「灰色に近い」と言ったと書かれているのに「限りなく黒に近い灰色」と言ったととらえる読解力は異常。偏見がひどい。
私の自分勝手な意見を言わせて頂くと、今年いっぱいの出場停止処分というのは、実刑(除名)ではなく、執行猶予付き刑みたいなもので、来年からは今回の疑惑は全てチャラにして三浦9段も普段どおり生活したらいい。
これは将棋連盟と三浦さんにとって、かなり妥当な落としどころじゃないかと思います。白黒ハッキリしないと納得いかないという意見も多いと思いますが、羽生さんの言うようにグレーなんで、結局は白とも黒とも言い切れない。
羽生さんの見解は将棋を知らない人にも影響力があるので、ある意味谷川会長の意見よりも重い(笑)。
今回のプロ棋士の不正疑惑をどうみるかが大事なのでは?
① 連盟側の公式HPのお知らせは、2016年10月12日 19:25のままです。
つまりは報道に振り回されるまでは「休場届を出さないための処分」に徹底したかったと推察します。
② 対してプロ棋士からの抗議は、竜王戦の後にNHKへ出ています。
この二つから、連盟もプロ棋士もタイトル戦への配慮が第一なのでは?
この業界から身を引くつもりでもない限りスポンサーに迷惑がかからないように配慮するでしょうね
ものすごくバカみたいな基本的な疑問なのですが、そもそもプロ棋士の対局規定上、コンピュータソフトの指し手を参考にしてはならないというものはあるのでしょうか。
「ソフトより俺たちは強い」と言い続けていた団体が、そんな規定を作っていたとは思えないように感じています。だって自分たちより弱い者の「助言」に意味はないと考えると思うので。
でも今回の事件で、現在のソフトの指し手をカンニングすれば、トッププロすら負かすことができることがわかってしまったので、現在のプロ棋士の社会的存在意義が大きく揺らぐことになってしまったように感じています。
「コンピュータソフトの指し手を参考してはならない」とはなくても、
確か対局中に「機器の電源を切る」という規定があったはず。
僕もルールに拘ります。三浦九段の疑惑対局の時点に於いて、ソフト禁止がルール化されてないならば、竜王戦の挑戦権取消は不当で損害賠償の対象です。ルール化されて無いから連盟は取消理由を休場届けの未提出にしたのだと思っていました。
「対局中に機器の電源を切る」がルールで、万一もしそれが適用されるなら、トイレに行くついでに台風情報見てたのも処分対象にするべきですね。
一連の話、またその流れは良く判っているのですが、その根本的なところが判りません。どなたか明快にご教授頂ければ有り難いです。
おそらくトイレに行くついでに台風情報を見ても処分対象ですね。
一部を除き、規定は公開されているものではありませんので、厳密な意味では、明快な答えはできないです。
厳密には、連盟に問い合わせるとか、棋士に規定を見せてもらうとかが必要ですね。
将棋界の共通認識、常識としてソフト指しは不正行為に該当するというのはあると思います。
有難うございます。
ルールとその考え方(感じ)は、良く理解出来ました。
それはそれとして、これからのプロ棋士は、コンピュータの手筋をどれだけ記憶するかが勝負の重要な要素になりますね。読みと記憶の勝負?
それはそれで面白いと思うのも暫くの間で、プロ棋士の存在自体が無くなる可能性は大きいと僕は思います。暫くすると囲碁もそうかな?
人間同士の勝負が面白い云々と言うのも、暫くの間の様な予感がします。
今回の事件とは無関係な感想でしたが、ご寛容下さい。
ソフトで研究できるのは基本的は序盤~中盤だと思います。
棋風自体をソフトに近づける、ということであれば中終盤も有効かと思いますが、意識的にそのようなことをされているのは千田五段ぐらいしか聞いたことがありません。
一つ面白い話として、ソフトによる研究が進めば進むほど、序盤のパターン(いわゆる定跡)が爆発的に増えて、その対策はしきれないので、結果的に終盤力がものを言うようになる、という考えもあります。それは定跡の記憶とは別の世界です。
http://shogi1.com/software-use-future/
私の読解力が異常、偏見がひどい、情報が偏っているとコメントがある点について。
自分の読解力や記事の中立性については自分自身も自信はありません。
前回の記事から今回の記事までに明らかになった出来事の中で、文春や新潮の報道が大きな部分を占めますので、今回の記事の印象もそうなったのだと思います。
私としては記事冒頭、文春の記事はほとんど「連盟側の立場を説明する公式ガイドブックのようなもの」と記し、文春の記事が連盟側に立ったものだろうということはお示ししています。羽生三冠の言葉も入れています。
また、私は本件に関する棋士・女流棋士のツイートはほとんどTwitterでRTしていますので、それらもあわせてご覧いただければと思います。記事中ではご紹介しきれません。
https://twitter.com/shogi1com
申し訳ありませんが、このあたりが私の努力の限界ということで、お許しいただければと思います。
管理人さんは「文春によれば」「新潮によれば」と情報源を明記されており、
私の読んだ限りとくに偏見は感じませんでした。
他所では、「三浦先生の声明はバカの文章」、
「奥様が成績不振、不正の遠因」など思い込みが激しく、
とても下品な記事があったので、
ようやく見つけた本記事はとてもありがたいです。
ありがとうございます。
ご家族のこととか本人の言動や態度とか、経緯に関係ない、印象で判断されてしまいそうなことはなるべく排除してることをわかっていただきありがたいです。
管理人さんは公平であると思います。
第一報では断言するのは乱暴であるとしてるように思いましたし
第二報では中立であろうとされてるように思います。
あくまで報道が事実ならばときちんと明言されていると思います。
一部のとにかく声を上げた棋士を嫌う方々が批判してるだけかと。
ありがとうございます。公平にやってると言われますとホッと致します。
そんな事無いです。ずっと追っかけて読ませて頂いてますが週刊誌より遥かに中立性有りますから外野は気にせずこれからもお願いします。
棋士のツイートをまともに見ていれば、遠隔アプリについて質問したことについての記事の書き方は悪意に満ちていて事実を捻じ曲げていることくらい分かるだろ。
事実はインストールしている棋士は他にもたくさんいるし、知ってて当たり前。
そういうことには一切ふれず(意図的に無視して)、ツイッターを勝手に見ろってずいぶんと無責任ですこと。
🐱の遠隔アプリについてに質問が悪意に満ちているということですか?どこが悪意に満ちているのですか?教えてください。
私は連盟のアマ会員であるただの将棋の一ファンです。みなさんに比べて情報量が少ないことは自覚していますが、ワンストップニュースの恩恵を受けています。羽生さんとヒフミンのファンです。文春、新潮も読みましたが、連盟、報道に対して知るほど疑問だらけです。本当はそれらを全て聞きたいところ、最低限に絞って聞いただけです。
・pcなどセキュリティのために遠隔操作されること防ぐ意味は認識していますが、遠
隔機能を将棋ソフトと連携させて使用することなど今回初めて知り、所持しているプ
ロ棋士の使用目的を知りたかっただけです。
・Twitterほかを全て見なければ、このページに参加する資格がないということでしょう
か?
>・Twitterほかを全て見なければ、このページに参加する資格がないということでしょうか?
管理人から申し上げますが、もちろん、そんなことはないです。今後ともよろしくお願いします。
わかりました。御礼。
あなたには言ってないですよ。
文春の記事およびそれを引用しているこのページの内容は遠隔アプリをインストールしていること自体が怪しいという印象を与えるように書いてます。
そういうことがあったから棋士も遠隔アプリをインストールしていたとしてもそれ自体は普通のことだとツィートしたんでしょうね。
わかりました。御礼。
遠隔操作の件について、野月七段と西尾六段のツイートを貼っておきます。記事作成後にツイートされたものです。
https://twitter.com/nozuki221/status/788902047466651648
https://twitter.com/nozuki221/status/788902813266944000
https://twitter.com/nishio1979/status/788969475433304064
難癖付けまくって記事を消させるのが目的なの
難癖の意味を辞書でひいてから書き込みなよ
難癖以外のなにものでもないわ。
遠隔操作アプリは証拠にはならないとかいうなら
なんでPCに将棋ソフト入ってないんだよ。
PCに将棋ソフト入ってないなら遠隔操作アプリは何のため???
研究に使用してたっていう将棋ソフトはどこいったの???
このまま三浦九段が黒なのを連盟は証明できないだろうけど、それをカンニングした棋士はいないってとらえる人は連盟の対応を批判している人でも少なそう
問題が持ち上がった当時は竜王戦出場停止という仮処分や調査打ち切りという濁し方にも疑問を感じていましたが、少しずつ情報が出てきた事で冷静になって考えると、仮処分そのものは緊急避難的に仕方ない部分もあるのかなと思い直しました。
しかし、手続きの曖昧さとソフトへの対応を放置してこのような事態を招いた連盟の責任は重い。今までは性善説で通しており、それも理解できるのですが、逆に連盟として甘えがあったのでは。今後さらなる調査が続けられるそうですが、今更完全に白黒が判明するとは思えない。
浪花節のようですが、連盟も泥を被る覚悟が必要なのではないでしょうか。
電子機器についてですが、何年か前だと思いますが「電子機器の電源は対局終了まで切る」という規則ができて施行されていますね。
http://blog.livedoor.jp/i2chmeijin/archives/30257362.html
これですね。しかしコメントにもありますが、運用面は曖昧になっていたような。疑惑後の記事で「寝そべりながらスマホを見ていた」という証言もあり(真偽は不明ですが)、なあなあになっていたのではないかと。今回も「ソフトを利用したかどうか」は問題になっていますが、「電源を入れていたかどうか」ははっきりさせていませんし。
規定で(強制でなく要請であっても)通信機器の提出を求められるようにしてあれば話は違ったのでは。
電子機器の電源云々のルールがあること理解が出来ました。
しかし、今回の一連の騒動、道義的には兎に角、三浦九段の方から見れば、竜王戦挑戦権取消は連盟の勇み足で、損害賠償の対象になるように思います。連盟はルール上で取消と言えないから休場届けを理由にしたのでしょうけど、原因と結果の違いが大き過ぎて、損害賠償の対象と思われます。するかどうかは別にしてですが。
もし電子機器云々のルールが曖昧に運用されているのならば、三浦九段のカンニング自体はそう非難されるべきでないことに思われます。勝つために最善を尽くしているのですから。
連投失礼します。説明会について続報が出ていますね。
http://www.asahi.com/articles/ASJBP4HL2JBPUCVL00N.html
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161021-00000112-sph-soci
丸山先生をはじめ、複数の棋士から連盟の対応に疑問が出ているようです。
三浦先生をどの程度信じているかは分からないのですが、復帰後完全に村八分にされると言う事はなさそうでしょうか。
棋士は基本個人経営者なので、毎日顔を会わせるわけでも無いですし、無視されようが気にしなければいいだけのことで、その位のメンタルでないと逆にだめでしょう。
しかし将棋連盟には、今後のことも含めて(ポナンザのような)良いブレーンを見つけて欲しい。
LPSAとの対立や、内館牧子さんと伊藤英紀氏の裁判も未然に防げたと思うし、棋士には好意を持っても、将棋連盟が嫌い、将棋連盟の対応の仕方が悪いとは前から聞かれている。これからまた新たな問題が起きたときに最善手を指せるように願う。
ここしばらくは暗澹たる気分でしたが、丸山九段のような意見を出されている方がいることを知り、少しほっとしました。
盤を挟んで向かい合った丸山九段が何も疑念を感じなかったとのことですが、「三浦九段は不正をやっているに違いない。」と思う人間が丸山九段側を持って指していたならば、やはり不正レベルの差し回しだ!となったのではないのかと思うのです。
また、丸山九段が単に不正に気付いていないだけ、という可能性ももちろん完全に否定することはできませんが、これは告発者(渡辺竜王?)側の認知バイアスの問題(不正をやっているという疑惑情報を得た、ありえない一致率との意見を聞いたため、すべての情報判断を黒側に倒してしまう状態)ではなかったかと思います。
解決法としては、客観的データを用いた統計的手法にて、三浦九段のような値がどれぐらいの割合で発生しているかを調査してみる、客観的判断のできる人物による判断を仰ぐ(陪審員のようなもの。利害関係のあまりないプロなどが良いかと)、といったことが考えられます。
もし、三浦九段のような一致率を出している人(ここは絞られそう)で、離席をする人(全員でしょう)、スマホ・PCを所有しており不正を行いえた人(ほぼ全員)、は全員罰を与えるとしたら、羽生さん、渡辺さん含めトップ棋士皆処罰されることになるのではないでしょうか。(もちろん、不正ではなかった可能性が高いと判断するのが妥当でしょう)
事態の収拾のためには、告発者側も将棋界のことを想ってやったことということを明らかにしていただき、三浦九段側と歩み寄って、調査のうえ疑念が晴れた(黒と断定しうる客観的データや証拠が示せなかった)場合は三浦九段の名誉回復と竜王戦辞退による損害の補償(金銭面など)を約束したうえで、当面の三浦九段休業は納得いただき、期間を決めて徹底的な調査をする、というのが良いと考えました。
補足ですが、認知バイアスの一種である「確証バイアス」というものが、今回の事態では非常に強く作用していると考えます。
告発した方々、処分を決めた方々には、今一度、確証バイアスについて知ったうえで、冷静に事態を判断しなおしてみてほしいと思います。
白か黒か現状ではわかりませんが、JLさんの仰るような事態の収拾が、
ファンとしては一番うれしいですね。
まず第一に告発者は久保さんだとされています。
その時点であなたは相当勘違いなされております。
また一致率の検証は是非してほしいです。
離席する人っていうのは相当勘違いですね。自分が指して離席するならいるでしょうが相手が指して離席する人はほぼいません。
次のスマホ等所有に関しては無人の状況でという条件があります。
実際三浦九段ほど人目がない場所に閉じこもる棋士がいたのか?というのは
検証の必要があるかもしれないですね。
確証バイアスというモノはいわゆる弁護士理論というべきもので
とにかく確定証拠がない場合に生み出された言葉ですね。
99%ほんとのことでもなんとか50%なんですよとしたい時の常套句です。
今回の問題は立ち位置をはっきりしないといけないと意見を言うべきではないとおもいます。
1三浦九段は黒 2三浦九段は黒だけど連盟がアウト 3三浦九段は白だけど証明できない 4三浦九段は白
これが入り混じるせいでどうにもならなくなってる気がします。
ちなみに私は1と2の間ですが竜王戦の間に文春砲がさく裂するぐらいなら
今でよかったと思ってる立場です。
あんまり議論みたいなことはしたくないんですが、三つだけ箇条書きで。
1.文春の記事では、たしか久保さんは「私が三浦九段の名前を出したことはない」と言っている。
2.認知バイアスは弁護士が生み出した詭弁では決してない。
3.「立場を明確にしないと意見を言ってはいけない」理由はない。
ご意見ありがとうございます。
>また一致率の検証は是非してほしいです。
>離席する人っていうのは相当勘違いですね。自分が指して離席するならいるでしょうが相手が指して離席する人はほぼいません。
この点も、疑惑の根拠とするならば、きちんと整理して検証が必要ではないでしょうか?自分の手番で離席する理由を、藤井九段が述べておられたと思います(ソースをしめせなくてごめんなさい)し、特別に奇異な行動なのか、です。もちろん、相手の手番で離席することで自分の時間消費を無駄にしない、というのが多数ではあるのだろうと想像はできますが、それが99%なのか、90%なのか、80%なのか。これでずいぶんと印象が変わってくるのではありませんか?それが、一方的な主張により奇異な行動と断定されているように思いました。
>今回の問題は立ち位置をはっきりしないといけないと意見を言うべきではないとおもいます。
>1三浦九段は黒 2三浦九段は黒だけど連盟がアウト 3三浦九段は白だけど証明できない 4三浦九段は白
たしかに、議論であればそういった立場を明確にして意見を述べたほうが良いのかもしれません。
「冷静に、しかるべき手続きに則って進めなければ、白にしても黒にしても、多くの人が納得いく結論が得られることはない」というのが主張であり、おっしゃる1~4のような論点ではありませんでした。
・2013年の対局規定の改定時に、電子機器を対局前に預けるではなく、電源オフの改定に
留まったのが残念。1年間試行後の再検討時にも同じだったのか…?
・丸山九段の悲痛にも似た叫びに心がえぐられる思い。
・ヒフミンの将棋観に脱帽。
追記: 2013年10月1日改定対局規定施行以降、2014.2015.2016と十分な期間があり、電子
機器環境もめざましく変化していたのに、なぜそれに対応しなかったのか?愚痴。
研究会でもハブられるし感想戦もろくにしてもらえなくなりそうだけどね
連盟からの仕事依頼も減るだろうし
管理人 様
いつも大変参考になるサイトを、ありがとうございます。
三浦さんが「スマートフォンに遠隔操作アプリをインストールしたことはない」
「潔白を証明するため、スマートフォンとパソコンを信頼のおける調査会社に提出する」と、疑惑を否定しています。
ありがとうございます。
文春発売後に出てきた情報につきましては、また別の記事にするかもしれません。
三浦九段は遠隔操作アプリのインストールを否定したそうですよ
それとスマホとパソコンを信頼のおける調査会社に提出するって
本人が否定するのは当たり前ですし
ほんとに白なら前もって調査機関に委ねるのもありかと思います。
ただその後ちゃんと連盟にもだして頂きたいですね。
結局三浦さんの潔白を証明するには
停止明けに久保戦の中終盤のするどさを出すしかないんですよね。
今回の処置は竜王戦中の挑戦者失格を防ぐためにやっただけで
これからやるなよ的な緩い処置なんですから。
三枚堂四段の話はどういうことになるんですかね
捨て駒
文春には遠隔操作の話をしただけで、
実際に入れたかどうかまでは書かれていない。
要するに、疑惑の誘導だったのでは?
羽生先生が否定している偏見記事を吹聴しちゃった管理人は今どういう気持なんだろう?
三浦先生の名誉を傷付けたことは取り返せない。
2ch名人にもそのこと書いてきてくれや
まさに難癖。
記事を元に書いてると明示してあるのに
文春を批判するならともかくなぜに管理人さん批判?
羽生さんが否定してるのは灰色に近いと黒に近い灰色って文言なわけで
無理やりなミスリードやめなよ。
最低限羽生さんも灰色って言ってるのを無視するのはやめようよ。
やっぱり、「コンピュータソフトの指し手を参考にしてはならない」という禁止規定はないのですね。
今回は、タイトル戦の挑戦者を出場停止にするというおそらく空前絶後の処分を将棋連盟は行った訳で、その決定には重い責任があるものと考えます。
表向きは休場届を出さなかったということになっているものの、おそらく「休場届を出すと言ったら出さなければならない」なんていう規定はないものと思うので、現実は多くの報道にあるとおりカンニング疑惑が問題視されての処分であることは誰も疑問には思いません。
でも、「電子機器の電源を切る」ことが規定で決まっていても、それは「将棋ソフトを利用したカンニングをする」とは違いますよね。遠隔操作だとかいろいろ報道がありますが、カンニング禁止が決まっていないのであれば、カンニングについては処分の原因とはなりえず、今回の処分についてはその調査は意味が無いものと自分は思います。
また、きっとほとんどの棋士が、電源入れっぱなしでスマホなり携帯なりを持って対局しているのでしょうから、それ自体も処分の原因とはできないものと思います。それで処分したら、棋士全員出場停止になるでしょうから。だから、電源が入っていたかどうかというのは、全く話題になっていないと言えます。
そもそも禁止されていないのであればソフトの「不正使用」自体に定義が無く、今回の処分にも本当の意味での理由が無い。
仮に対局中の「将棋ソフトを利用したカンニング」禁止規定があったとしても、明確な証拠はない。なぜこんな状況で、三浦九段の挑戦権を剥奪したのか。どうにも理解不能です。
羽生先生のおっしゃる通り、今回は疑わしきは罰せずで、疑惑を与えないようにするにはどうするべきかよく考えるのが先だったと思います。
それは・・・ 人としてダメでは?
三浦さんがプロ棋士として生きるためには、
例え不可能であっても、「真っ白」を証明しなければならない。
むかし野球の試合中にボールのかわりにジャガイモを投げて退場の上に解雇された選手がいました
彼はルールにジャガイモを投げてはいけないて書かれてないからやったといったんですがこれも不当解雇だと思いますか
確か連盟の定款に除名理由の一つとして「棋士の信用を貶める行為」みたいな文言はあったと思います。
将棋界ではソフト指しはそのような行為にあたるのは共通認識、常識ですから、明文化されていないからといってやっていい行為には当たらない、というのが私の認識です。電源入れっぱなしで対局している棋士は少ないと思います。証拠がないことについてはそのとおりですね。
この意見にまったく同感です。
サッカーにも紳士規定というものがあります。
例えば10人で肩組んでボールを真ん中に置いて進んだ場合ファール無しで止めることは
不可能になります。
そのためそういった状況を防ぐ為にふわっとしたルールがあるのです。
BLOGOSに「100%シロという証明も100%クロという証明もほぼ不可能である。」
と、書かれてた記事を読んで思ったこと。
たとえば、文春がクロの物証を持っていたとして、
どんなものなら「100%クロ」と裁判でも勝てる物証って・・・
何か思いつきます?
民事裁判なら100%じゃなくてもいいのでは
連盟は「一致率」とか「離席率」くらいで
民事裁判なら勝てるの?
記事中にも書きましたが、この記事は2016年10月20日午前9時までの情報に基づき書かれています。
三浦九段の2度目の反論や、丸山忠久九段のコメントなど、新しい情報が出ればTwitterでその度つぶやいているのでよろしければご覧ください。
https://twitter.com/shogi1com
貼ってくださった野月七段のリンク先に、team viewerについて、スマホと自宅PCの両方に設定しないといけないから、使用すればPC側の管理ログに履歴が残るので、専門知識人がPCログ解析をすれば、スマホ提出に関わらず使用したかどうかはすぐわかる、とありました。 今さらのようですが、これって結構重要な気がしましたが…。
いまさら、連盟の顧問弁護士らによる専門の委員会を設置してとか言っている。
これでは、先の処分の際には大した調査もしていなかった、物証なく疑わしいという印象のみで処分した、と連盟自ら認めているようなものではないか。
連盟はこんなお粗末な対応で大丈夫なのか。所属する棋士のためにも、第三者の理事をいれてちゃんと運営していくべきだ。このままでは、棋士がかわいそうだ。
将棋 不正の疑いで専門の委員会設置し調査へ
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20161021/k10010739441000.html
しょうがないでしょうに。
竜王戦始まってから文春砲炸裂してどうすんの?ってなった場合
どういう処分をするべきでしょうか?
竜王戦はやめられない、渡辺竜王の方が勝つ確率は高いでしょうが
もし負けたら?
竜王空位?それぐらいならほぼやらかしてるやつ犠牲にするしかないってなるでしょうに。
協会は拙速ではあった思います。でも選択肢なかったんちゃうかな。
>竜王空位?それぐらいならほぼやらかしてるやつ犠牲にするしかないってなるでしょうに。
いやいや、三浦九段を犠牲にという発想がもうおかしいです。
調査結果が出るまで竜王戦を延期するか、ルールがない以上不問に付して竜王戦を実施しつつ直ちにルール改正するか、どちらかでしょう。
後から週刊文春が何か言ってきても、「内部規定に基づき十分な調査を行ったが疑惑とされる事実は確認できなかった。」といえばよいだけの話です。
私は、一貫して、ルールに則った適正な手続のもとで処分を行うべきという立場です。
それができなかった連盟は組織の体をなしていないと言わざるを得ません。
それどころか、三浦九段の出場停止処分の理由について嘘を述べていた可能性があります。
下の記事が事実であるとしたならば対局を拒否したのは渡辺竜王側であり、三浦九段側ではなかったからです。
その場合、連盟には呆れるほかありません。
http://www.sankei.com/life/news/161021/lif1610210033-n1.html
それにしても、橋本八段のツイートは罵詈雑言が目に余り不愉快である。
連盟は直ちに対処すべきだ。
一部報道を情報ベースに思ったこと。
・疑念がある棋士と指すつもりはない。タイトルを剥奪されても構わないと、渡辺さんが
連盟幹部に強く対応を求めたのはいつだろう…。10月7日〜12日?or それ以外の日?
・三浦九段が疑惑の中では指せないとして休場を申し出た、とされる言葉との関係は?
見出しだけだと、意図せず、また違う誘導が生まれそうなので、連盟に正確な情報公開を求めたいです。整理に時間も必要でしょうから、すぐにとは言いません。
このような処分をするなら、現行犯で捕まえるべきだったのだ。
7月に疑惑が出てから3ヶ月もの期間があり、頻繁に離席するという三浦九段を記録係に尾行させたりしていたのに、なぜ現場を押さえられなかったのか。
現場を押さえるチャンスはたくさんあったはずであるにもかかわらず現場を押さえられなかったというのは、三浦九段がやってなかったことの裏返しではないのか。
そんなわけあるかw
一般的に言うなら記録係が尾行してスマホ使ってたって時点でアウトや。
証拠押さえましたーて話や。
あんたの理論の場合例えばスマホ使ってる場面を捕まえたとしても
さらにその時点で技巧の画面が出てたとしても
三浦九段が「捕まえたやつが勝手に技巧をインストした」っていえば
証拠がない!ってあんたは言うわ。
さらに隠しカメラで現場押さえても改ざんの疑いがとか言うやろし。
結局犯罪立件なんて状況証拠の積み重ねなわけやで。
>・・・証拠がない!ってあんたは言うわ。
>・・・改ざんの疑いがとか言うやろし。
これらが私の主張とどのように関連するのか分かりません。
私が申し上げているのは、疑惑があるなら現場を押さえるべきだったというだけです。
チェスでは主催者複数名がトイレ内の不正者を取り押さえた例もあるようです。
将棋でも同じように、尾行した記録係から連絡を受けて、理事が複数名で現場を押さえることもできたはずです。
http://ja.mhatta.org/blog/2016/10/20/cheating-in-chess/
・電王戦を開催する時点で、関係諸規程の改定、新設をするべきだった、十分過ぎる時間
もあった、というよりそれが普通のことだと思う。
・改定後も、諸情勢に応じて随時段階的に改定、周知し、具体的対策を取りながら運用し
て行くべきだっった。
・棋士名がいろいろ出ているが、内部通報者は保護されるはずなのに、それも気になる。
・同様に、通報を受けての慎重な調査を経て、確実な認定がされるまでは、被通報者もま
た保護されるべきだ。
・通報を受けなくても、連盟内で電子機器に対する問題点は共有されていた。
・非常勤理事には棋士以外の方もおられるようだが、常勤理事は事務局の方以外はみんな
プロ棋士である。
棋士だけの常勤構成も素晴らしいと思うが、 検討ような気がするのは外野のつぶやきか…。ヒフミンの将棋観、羽生さんの疑わしきは罰せずが大原則、だけが将棋一ファンのなぐさめです。
当初連盟発表「三浦が休場を申し出た」 VS 三浦「竜王戦を辞退するわけがない(NHK独占)」
↓
http://www.sankei.com/life/news/161021/lif1610210033-n1.html
>渡辺明竜王(32)が、「疑念がある棋士と指すつもりはない。
>タイトルを剥奪(はくだつ)されても構わない」と、
>連盟幹部に強く対応を求めていたことを明らかにした。
対局拒否を言い出したのは三浦じゃなくて渡辺であることが判明
休場の件は三浦の勝ち、これで休場届を出さなかったから処分っておかしいでしょ
次の記事を書きました。双方の主張を整理しています。
http://shogi1.com/miurahiroyuki-renmei-bunshun/
休場
・三浦九段が休場を申出たが期限12日迄に休場届未提出のため年内出場停止処分(連盟)
・竜王戦は最高峰の棋戦、挑戦だけで名誉、辞退するわけがない(nhkで三浦九段)
・疑惑の中では指せないとして三浦九段が休場を申し出た(?)
・「そこまで疑われるならしばらく休場します」と自ら口にした(文春)
・疑念がある棋士と指すつもりはない、タイトルを剥奪されても構わないと渡辺竜王が連
盟幹部に強く対応を求めた(連盟)
ヒアリング(10月11日)
・突然の事態に戸惑いを隠せない三浦九段は早口で返答した「それなら渡辺さんも同席す
るように言って下さい」(文春)
・「渡辺さんはこれから戦う相手なので呼ばないで下さい」と伝えた(反論2回目)
…連盟理事が渡辺竜王も同席すると言ったから三浦九段がそう伝えたのか or 何も言わ
れないのに渡辺竜王の名前が出たのか…?
PCほか
・ヒアリング後連盟職員が高崎の自宅に同行してPCを押収(文春)
… 押収とは捜査機関が証拠物を差し押さえること…?
・連盟からの要望はなかったが自らpc4台、スマホ全アプリ撮影画像を提出(反論1回目)
・スマホの提出は拒否した(文春)
・そもそも連盟はスマホのみならずpcの提出すら望んでいませんでした(反論2回目)
遠隔アプリ
・三枚堂さんがやりかたを教えたのかと文春聞く。「私がお話ししたのはそういうアプリ
自体の存在です(文春)
・「どうやっているの」と聞き、彼は私がpcに疎いことを知っていたため詳しい説明はし
ませんでした。(反論2回目)
…野月七段はteam viewerはスマホと自宅PCの両方に設定しないといけないから使え
ばPC側の管理ログの履歴解析でスマホの有無に関わらず使用したかどうかはすぐ
わかる、と言ってられる…
報道とはげに恐ろしきものなり。連盟の正しい情報公開を心より切望します。ヒフミンの将棋観と、羽生さんの疑わしきは罰せずが大原則、がなぐさめの将棋一ファンです。
結局、いまのところあーだこーだ
言ってもしょーがないのでは
ただのファンには正解は到底わからない状態の中で、個人の感想を極力抜いて情報を整理して並べてくれているだけ(だけ、と言ってもとても労力の居ることと思うが)なのに、なぜこんなに荒れてしまうのか。
個人個人に意見があるのは勿論わかるけれど、ここで管理人さんにあたるのは違うんじゃないの。なぜ人を引きずり落とそうとするのか。記事に疑問を感じるなら出版社なり書いた記者に確認するしかないでしょう。少なくともここではない。
ありがとうございます。ほとんどの方からはあたたかい言葉を頂いています。荒れているといっても管理人に対して「読解力が異常、偏見がひどい」とのご意見を述べているのはお一人だけみたいです。それほど深刻に受け止めていません。
告発者は5人前後というが前後とは何か
(正式な告発は誰々によりどのようになされたか
噂話や伝聞ぼやきでなくきちんとした告発者は竜王のほか誰なのか
把握しているならなぜ前後といういい加減な言葉がでてくるのか)
処分はどの会議(あるいは誰)がどういう議論検討をしてどの規則に基づいて決定したか
根拠をもって処分を下したのであれば直ちに調査結果の公表をしないのはなぜか
(公表できない、十分な調査はしていないのではないか
「これから調査委を立ち上げる」というのでは、そのことを認めたも同然ではないのか)
誰がどんな根拠で告発して
どこの誰がどんな理由で確信をもち処分を決定したのか
会長・理事らの発言は、その場しのぎの責任転嫁に終始して、核心を避けている
あまりに軽々しく人を断罪処分する組織であることに、私は愕然とした
独裁だと批判を浴びた晩年の前会長ですら、これほどあからさまで根拠薄弱な厳しい
処分を恣意的に会員に下したことはなかった
告発から処分に至るまでの経緯を「外部の第三者委員会」に調査してもらい、
真に処罰すべきものをのがさず処罰すること
それなしに将棋連盟の復活はない
5人前後の棋士って
これも本当なのかな、7月以降の対局で三浦が勝った相手で、いいそうなのは
渡辺、郷田、久保の3人しかいないんだが、竜王戦挑戦者決定戦の丸山も疑ってるっていう印象操作か?
7月11日 ○郷田真隆 第29期竜王戦 本戦 準々決勝
7月26日 ○久保利明 第29期竜王戦 本戦 準決勝
8月26日 ○丸山忠久 第29期竜王戦 本戦 挑戦者決定戦 第2局
9月08日 ○丸山忠久 第29期竜王戦 本戦 挑戦者決定戦 第3局
9月27日 ○佐藤秀司 第58期王位戦 予選 2回戦
10月3日 ○渡辺明 第75期順位戦 A級 4回戦
羽生三冠「疑わしきは罰せずが大原則」・・・って、危機感が薄くありませんか?
しかも、妻のツイッターを通じてコメント?
自分のを使いなさいよ。
三浦九段のことだけで済む事柄ではありません。
(スマホ vs スマホ)になってから気づくのでは、将棋連盟は消滅しますよ。
持ち込み禁止とチェック体制という対策をしてこなかった連盟の姿勢については、(悠長な素人の組織)と言ってもいいくらいです。
よく世間では、一つのことだけに打ち込むことを(○○バカ)と言います。
将棋連盟も こういうところには頭が空っぽなんでしょうかね。
●性善説が平和ボケと言われる道理です。
スマホでは能力不足。スマホを経由してパソコンからソフトを遠隔操作、というなら合点が行く。アナログ人間なので果たしてそういう操作が可能かは判らないが、出来るとしたらこれが一番リスクが少ない。協力者も不要。自宅を出る際にパソコンが立ち上がっていて、オンラインであれば良いのだから。
但し、これは通信記録を後追いすてば仮にパソコンが破棄されていたとしても白黒ははっきりする。
三浦九段程の良い意味での変わり者はここまでしないという期待を込めての擁護派であるが、第三者が電源落ちないように、自宅以外で協力、という領域にまで到達した不正が行われていたとしたら、将棋指しの将棋は金輪際見ないで将棋とはおさらばでも良い。
白黒ははっきりされて欲しい。白か黒しかないのだから。橋本、羽生の灰色発言は阿呆過ぎて話に成らない。白か黒。それが全て。
時系列でまとめた記事その3を書きました。三浦九段の反論文書などが反映されています。
http://shogi1.com/miurahiroyuki-soft-ryuousen-3rd/
不正してない状態でソフトとの一致率が50%の人も70%の人もいる。
ソフトで毎日10時間研究してる人がいればソフト寄りの(奇抜な)差し筋になる。
しかもあらを探そうとしてる人は一致率が最大になるように棋譜を切り取っているはず。
・・・それを踏まえても93%って無茶苦茶ですね
93%という数字の一人歩きにも危うさを感じます。
客観視にソフト一致率を検証する為には、指し手の分析+統計学的分析双方が必要…これ、難しいです。
連盟が処分決定前にそこまで忖度出来たとは思えないし、報道サイドも然り。
裸で9割越え、なんて書かれたら読み手には、相当インパクトありますが、そもそも状況証拠になってるかも危うい話かと。