おことわり。この記事は管理人が松山ケンイチさんに対する個人的な思いを書いただけの記事です。
2016年に公開される映画「聖の青春」の主演、故・村山聖九段役を務めると非公式ではありますが伝えられている(正式にはプレスリリースを待つ必要があります)、松山ケンイチさんの役作りがうまくいっているみたいで、最近かなり太ってきているように見えます。
昨年12月、「聖の青春」を配給するKADOKAWAの角川歴彦会長は、松山さんがぽっちゃり体型の村山九段の役作りとして「20キロ太る」と意気込んでいると話されていました。詳しくは以下の記事をご覧ください。
そして、最近の松山ケンイチさんの様子は以下のシネマトゥデイさんの記事が詳しいです。ぽっちゃり化をいじられるほどに。
[映画]松山ケンイチ、ぽっちゃり化を共演者にイジられる https://t.co/Dfdu9xjL9F pic.twitter.com/oQz3cGQgCg
— シネマトゥデイ (@cinematoday) 2016, 1月 6
昨年9月のドラマ「ど根性ガエル」の最終回の頃と比べて見ると一目瞭然。真ん中が松山さん。
ラスト直前!ひろし(松山ケンイチ)、五郎(勝地涼)、ゴリライモ(新井浩文)が本気勝負!『ど根性ガエル』は今夜9時! #ど根性ガエル pic.twitter.com/QsYFw8CBBD
— 【公式】ドラマ『ど根性ガエル』 (@dokonjyo_gaeru) 2015, 9月 12
シネマトゥデイさんの記事を見ると、松山ケンイチさんは映画「の・ようなもの のようなもの」(1月16日公開)で落語家の役で主演を務めるとのこと。なるほど、落語家も確かにややぽっちゃりとしたほうが貫禄があると思いますので、その役作りも兼ねてるんでしょうかねえ、と思ったのですが、そうでもないようです。
というのも、「の・ようなもの のようなもの」のPVを見てみると。
このPVでは、松山さんはぽっちゃりしていないように見えます。
つまり、松山さんはまさに「聖の青春」のために、村山九段になりきるために太っているということになります。体調は少し心配ですが、役者としての魂を感じざるを得ません。感動的なことです。
冒頭にご紹介した記事(再掲)にもありますが、松山さんは将棋の勉強もされているとのこと。角川会長は「聖の青春」が「将棋界にとって記念碑的作品になる」とも話されていました。
ただ、「20キロ太る」というのは大げさなんじゃないか、と感じていました。それだけに、ここ最近の松山さんの太られていく様子は、多くの将棋ファンの心を打っていると思います。
松山さんの公式プロフィールには身長180cmとありました。身長180cmで20キロ太るというのがどういうことか。例えば元の体重が71キロだったとします。これはBMI21.9で、身長180cmの男性の適正体重ど真ん中です。ここから20キロ太って91キロになったとします。これはBMI28.1であり「肥満(肥満1度)」になります。あと一歩(約5キロ)で肥満2度(BMI30.0)になります。
太るのも大変かもしれませんが、松山さんは役者ですので、撮影後は痩せる必要もあります。過酷なダイエットが待っているはずです。何しろ20キロですから。売れっ子の松山さんですが、痩せなければ仕事は制限されるかもしれません。その点でも感動です。もし痩せることができず役者としての仕事が減ってしまったら、将棋界は松山さんライザップ募金ぐらいはしなければならぬと思います。そのような役に挑まれる松山さんを、一将棋ファンとして応援したい思いです。
以上です。
以下、松山ケンイチさんのファンの方向けに、「聖の青春」と村山九段について簡単な説明です。
「聖の青春」の原作は、大崎善生さんの同名のノンフィクション小説です。描かれている故・村山聖九段は、子供の頃に「ネフローゼ症候群」という病気になり、しかし両親の反対を押し切って体に負担がかかる棋士を目指し、がんも発症しながらも将棋界最高の順位戦A級まで上り詰め、29歳の若さで亡くなった伝説的な棋士です。小説「聖の青春」は、将棋をわからない方でも読みやすいです。村山九段については他にもいくつか書籍や漫画があります。
また雑誌「将棋世界」の2016年2月号では、約50ページにわたり村山聖九段の特集が組まれています。羽生善治名人や谷川浩司九段を初めとした棋士の方々が、映画に対する思いも述べられています。村山九段と同世代の羽生名人は「村山君の独特の世界観や、人柄(純粋で、勝負師としては激しく、ひょうきん)がそのまま描かれればいいなあ」と希望を述べています(私としては、松山さんがあれだけ役作りされているので、羽生名人らの希望が叶うかどうかはともかく期待しています)。
村山九段の師匠である森信雄七段のインタビューによれば、大阪にある村山九段が暮らしたアパートの部屋は没後17年経った現在でも保存されているとのこと。管理人の方がいい人で、いまだに訪ねてくる村山九段のファンに部屋を見せてくれているようです。訪ねてくるのは若い女性が多いとのこと。場所は大阪市北区の浦江公園の近く。詳しくは将棋世界で。
コメント
マツケンでは正直村山九段と合わないかな…と思いきや、太るとそれらしく雰囲気出てきたし(笑)役者魂がすごいですね。。
演技のうまい俳優さんなのは前からですし、期待してよさそうですな(^ω^)
桂馬ライダーさんと同じく私もマツケンは村山聖じゃないなぁと感じておりました。
しかし太った写真を見る限りどことなく風貌、照れてはにかんだ様子が妙に村山さんと重なります。もしかしたらこれ以上ない適役かもしれません。
マツケンさんガンバレ!
桂馬ライダー様:
コメントありがとうございます。松山ケンイチさんで良かったんじゃないかと思います。松山さんは俳優専業だと思いますが偏見かもしれませんが俳優以外の活動もされている方だったらこうやって役作りすることはできなかったのかなと。そして撮影後は痩せて、松山さんは村山九段ではなくなる、村山九段はいなくなる、というのも切なさが増すかもしれません。
匿名様:
コメントありがとうございます。私も松山さんを応援しています。正直私は村山九段の姿はほとんど写真でしか観たことがなく(少しだけ映像も観たことがありますが)、どんな笑い方するとか話し方されるとかはっきりとしたイメージはないのですが、昔からのファンの方々にとっては気になるところかと思いますので、そのような方も納得できるような役になればいいなと願っています。
皆様コメントありがとうございます。