2015年5月20日、ツイッターを見ていたら。
ようやくお伝えすることができるようになりました。この度新しい形で将棋を広げて行くために一般社団法人「日本まなび将棋普及協会」を設立いたします。将棋の裾野を広げるための協会です。これまでのノウハウを元に底辺拡大を加速させて行きたいと思っています。詳しくはまた後日お知らせしますね。
— 高橋 和 (@takahashiyamato) 2015, 5月 20
新たな将棋の協会が設立?!
ツイートの主はこの協会の代表理事、高橋和女流三段。
翌日には、企画第一弾としてShogi Fun Nightというイベントを告知しています。
【拡散希望】shogiotome&niisanにお知らせです。6月19日に「Shogi Fun Night」を開催します。ビール片手に解いたり、指したりおしゃべりしたり。級位者のためのイベント。詳細&お申し込みはこちら!限定32名ですhttps://t.co/TSqYjSu1jf
— 高橋 和 (@takahashiyamato) 2015, 5月 21
まなび将棋
この協会は、Facebookのページ情報によれば下記のような活動をするようです。
将棋文化を楽しく伝え、子どもたちの成長や知育に役立てながら、将棋の裾野を広げる新しい将棋レッスン「まなび将棋」の普及に取り組んでいます
当サイト調べによれば「まなび将棋」は、この協会の設立にあわせて作られた(?)と思われる造語。
なかなかこの言葉からは意味を推測できませんが、将棋を通じて知育に役立てるということは、将棋とともに礼儀作法を教えたり、将棋を通じてメンタルを育てるということでしょうか。
それとも「歩のない将棋は負け将棋。目立っている人達ばかりではなく名も無き人々の働きによって社会が成り立っている」みたいな将棋の格言や、感想戦などの将棋の文化から「学び」を得る教育方法なのでしょうか。
今のところわかりません。
住所は千駄ヶ谷
この日本まなび将棋普及協会の住所は、日本将棋連盟の東京将棋会館に近い千駄ヶ谷。
東京都渋谷区千駄ヶ谷4丁目23−5
日本将棋連盟やLPSAが公益社団法人なのに対し、日本まなび将棋普及協会は一般社団法人。簡単にいうと「公益」は設立や維持のハードルが高く、「一般」はそれに比べるとお手軽です。
日本将棋連盟やLPSAとの関係はよくわからないのですが、上記の設立ツイートは、浦野真彦八段、野月貴弘七段、片上大輔六段、北尾まどか女流二段、観戦記者の銀杏さん、将棋ウォーズを運営するHEROZの社長である林隆弘さんらにリツイートされているので、将棋界で一定の認識はありそう。
というか私(管理人)が知らないだけで、将棋界にはこのような団体がいっぱいあるのかもしれないです。
活動内容がなにか分かればまた追記したいと思います。
高橋和女流って・・・
高橋和女流三段は、上記のイベントについて以下のようにもツイートしています。
「Shogi Fun Night」の目的は普段将棋は好きだけど、なかなか対局する機会のない人たちが集まってワイワイしましょう!というゆるーいお集まりです。なかなか人と指したことがない人や道場には行きづらいというワカモノたちが集う会にしたいと思っています。
— 高橋 和 (@takahashiyamato) 2015, 5月 21
将棋ウォーズしか指したことないよという方も大歓迎です。リアルで指す楽しさを知ってくれたら嬉しいな♪
— 高橋 和 (@takahashiyamato) 2015, 5月 21
高橋和女流は以前よりshogiotome、shogimadameというレッスンも主催しているそうです。なので、この協会もその延長なのかも。法人化したほうがいろいろいいことあるといいますし。あと、高橋女流はタレント活動もしていたそうです。
余談ですが、私は将棋ファン歴が浅いので、高橋女流のことをお名前だけしか知らなかったんです。
ツイッターの謎のアイコン画像(猫に月桂樹の冠をかぶせて将棋の駒を乗せて背景に「一等賞」)から推測するに、謎のオバちゃんなのかなと思っていました。あと「やまと」というお名前から男っぽい方という勝手なイメージをしていました。
今回記事を書くにあたり何気なく画像検索してみたら!!
失礼すぎた。美人アナウンサーみたい・・・。
参考までにご本人のツイートから和服の画像ツイートを。
おはようございます。昨日は里見女流王座の就位式に出席させていただきました。珍しく着物を来たのですが、準備も含め、着物は大変。でも年に一度くらいは和装も良いものですね。 pic.twitter.com/GysCvVRet2
— 高橋 和 (@takahashiyamato) 2014, 2月 6
余談でした。
以上、将棋界の新たな団体設立のニュースでした。ありがとうございました。
コメント
高橋和女流というと、以下の米長永世棋聖と加藤一二三九段の将棋解説動画で司会?をされていたのが(自分の中では)強く印象に残っています。こちらでも素敵な笑顔が拝見できます。
http://www.nicovideo.jp/watch/sm19626873
最近では「将棋語録」のブログで高橋女流の言葉が紹介されていました。
http://blog.livedoor.jp/marushio_/archives/1026706545.html
色々と困難を乗り越えられてきたことが窺い知れます。