桐谷広人七段が昔、1本5000円もするサブリミナルテープを何本も購入して聴いていたことがわかりました。
現在の成功があるのも、このおかげなのかもしれません。
桐谷七段はこれを「後輩に聞いてもらえれば」と話されていたので、ご紹介したいと思います。
桐谷さん、部屋を片付ける
2015年6月27日、日本テレビ系「月曜から夜ふかし」では、桐谷広人七段のお部屋掃除の模様がVTRで放送されました。この番組では「桐谷広人七段」ではなく、株主優待で生活する「桐谷さん」と言われていますので、以下「桐谷さん」と表記します。
桐谷さんは22年間住んている現在のお部屋から、もっと広いところに引っ越ししたいらしいです。しかし現在の部屋には物が溢れ、引っ越しの前に片付けをする必要があるようです。
そのため、「断捨離」で知られるやましたひでこさんが直々に桐谷さんの元を訪れ、助言をされていました。
やましたひでこさんVS桐谷さん
なかなか物を捨てられない桐谷さんと、やましたひでこさんの会話。
やましたさん「捨てたい気持ちはありますよね?もちろん」
桐谷さん「できれば捨てたいんですが、捨ててゴミになるのがすごい嫌なんですよ」
やましたさん「ここ(部屋の中)でゴミになっているじゃないですか。ここでゴミになっているのか、ゴミ捨て場でゴミになっているのか。全く同じですよね。そう、思いません?」
桐谷さん「思わないですね」
噛み合わない話。私(管理人)もどちらかと言えば、桐谷さん派です。捨てられない。
カセットテープが発掘される
しばらくして、やましたひでこさんはお帰りになり、番組スタッフと桐谷さんによる部屋の片付けが始まりました。
桐谷さんの部屋からは実に色んな物が出てきました。もらって一度も聴いたことがないという松田聖子さんのCD、松たか子さんの写真、ヤマザキ春のパンまつりの用紙などなど。
そんな部屋からスタッフが、1本のカセットテープを発見しました。
スタッフ「これは?『ザ・成功』って書いてあるんですけど」
桐谷さん「ああ、それはですね。サブリミナルテープと言いまして。それを聞いていると人生が成功するようになるというサブリミナルテープというものなんですよ」
サブリミナルテープとは、人間の潜在意識に働くという代物らしいです。
聴いてみる
テープを流すスタッフ。
サブリミナルテープ(優しいゆっくりとした女性の声にBGM付きで)「今、私は成功への階段を1段1段、登っています」
サブリミナルテープ「成功へ道筋を、私は知っています」
サブリミナルテープ「成功への扉は、開かれています」
サブリミナルテープ「今、私は成功の喜びの中にいます」
桐谷さんは昔よくこのテープを聞いていたらしいです。「1本5000円のを何本も買った」という熱狂ぶり。
後輩へ
スタッフが桐谷さんに問う。
スタッフ「これ捨てます?」
桐谷さん「いや、捨てられないですねこれは(力強く断言)」
そして続けて。
桐谷さん「もし誰か、後輩で聴きたいという人がいれば、聴いてもらえばいいし」
おおおおおおお!!!!
桐谷さんは棋士。棋士の後輩でこのテープを聴きたい人がいれば「聴いてもらえばいい」と言っているのです。
よく聴くと
サブリミナルテープが何と言っていたか、もう一度振り返ります。
「成功への階段を1段1段、登っています」
「1段1段」。これは将棋棋士の段位を示すと言ってもいいはずです。1段1段、昇段を重ねる。
伸び悩んでいる後輩棋士がいらっしゃいましたら、桐谷さんに連絡をしてみてはいかがでしょうか。
現役の頃って
桐谷さんが現在住んでいる部屋は綺麗になりました。しかし、引越し先を探したものの気に入った物件はなく、引っ越しはまた次回に持ち越しとなりました。
お茶の間の人気者の桐谷さんですが、将棋世界2015年7月号には、そんな今の姿からは全く想像できないエピソードが書かれています。
内藤國雄九段の引退特別企画「酒よ、夢よ、人生よ さらば将棋」の中に、二上達也九段が日本将棋連盟会長の頃、米長邦雄永世棋聖が内藤九段に次期会長になるように持ちかけたという話。
それを聞きつけた早耳の桐谷広人から速達が来て、「米長を信用しちゃいけない。その誘いは二上会長を辞めさせるために内藤さんを使っているだけ。ハシゴを外されますよ」とね。
桐谷さんはこの頃、サブリミナルテープ「ザ・成功」を聴いていたのでしょうか。
「成功へ道筋を、私は知っています」
繰り返しになりますが、もし伸び悩んでいる棋士がいましたら、桐谷さんに連絡をとってみてはいかがでしょうか。または伸び悩んでいる人を見かけましたら、桐谷さんが良い物持ってるよ、と教えてあげて下さい。
ただ、この怪しすぎるテープで成功するかどうかはわかりません。当サイトはその効果を保証できかねますのでご了承下さい。
以上、ありがとうございました。