2015年3月11日に行われた第73期名人戦・順位戦B級2組の結果により、先崎学九段のB級1組への昇級が決定。また、C級1組への降級は泉正樹八段のみとなりました。
これで全ての組での昇級者・降級者が出揃いました。詳細は後日将棋連盟のホームページに掲載されると思いますが、以下にまとめます。
昇級者
B級1組からA級へ
最終節を前に初のA級入りを決めていた佐藤天彦八段に加え、屋敷伸之九段が1期でA級に復帰。
B級2組からB級1組へ
稲葉陽七段に加え、最終節で先崎学九段が滑り込み昇級。
C級1組からB級2組へ
圧倒的な高勝率を誇る菅井竜也五段に加え、澤田慎吾六段が昇級。
C級2組からC級1組へ
12年在籍した横山泰明六段、20歳の千田翔太五段、そして関西若手四天王の一角である村田顕弘が昇級。
C級2組へ?
新四段に加え、フリクラからの昇級者が出るか・・・。熊坂学五段とか?
降級
降級となってしまった方々。
A級からB級1組へ
全敗となった阿久津主税八段に加え、三浦弘行九段が14年在籍したA級から陥落。
B級1組からB級2組へ
開幕から11連敗して早々と降級が決まった飯塚祐紀七段に加え、谷川浩司九段との降級レース直接対決に敗れた藤井猛九段が陥落。
B級2組からC級1組へ
降級点2回で降級となる。泉正樹八段が降級。
C級1組からC級2組へ
降級点2回で降級となる。脇謙二八段が降級。
C級2組からフリークラスへ
降級点3回で降級となる。
増田裕司六段、石川陽生七段、そして西川慶二七段が降級。
また、内藤國雄九段は引退を表明しています。
名人への挑戦は
まだ肝心の名人への挑戦者(A級優勝者)が決まっていません。プレーオフによる決定戦の決勝は、3月16日、行方尚史八段と久保利明九段によって行われます。