飯塚祐紀七段が全く怒らないという話

2015年1月22日にニコニコ生放送で中継された第64期王将戦七番勝負第2局1日目に、解説として登場した飯塚祐紀七段の話です。

飯塚祐紀七段はダンディな容姿で、政治家の渡辺喜美さんに若干似ている(髪型の感じ?)ように見えます。

にわか将棋ファンである私にとって、飯塚七段のお話をじっくり聞いたのは初めてでした。印象的だったのは、飯塚七段が「怒らない」という話。

ちなみに飯塚七段の簡単な経歴としては、1982年奨励会入会(羽生善治名人、森内俊之九段、郷田真隆九段などと同期)、1992年四段、2009年七段、2011年順位戦B級1組に昇級、という感じです。

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飯塚祐紀七段は怒らない

ニコ生恒例のリレー質問(木村一基八段から)では、飯塚祐紀七段が「怒ったところを見たことがない、なぜ怒らないのか」といった質問があった。

たしかに、声も落ち着いたトーンでお話されていますし、もう見るからに優しくて、怒らなさそうなイメージです。

なぜ怒らないのか。飯塚祐紀七段によると

「怒るようなことがない」

からだそうです。いやぁ、羨ましいですねこれは。日々怒ることがたくさんある私としては信じられないです・・・。

ただ、自分のお子さんには怒る(叱る)こともあるらしいです。

一方、お子さんからは逆に「将棋いやだ」と言われて駒を投げつけられたこともあるのだとか。可哀想です。

飯塚七段は、自分のことについて「ぼんやりしている。足を踏まれても気付かない」と評価。

そんな評価をできる人間になりたい・・・。

郷田真隆九段とのエピソード

飯塚七段が郷田真隆九段との初手合いの時、長考派で知られる郷田九段が10手目ぐらいの6二銀という手で長考されたらしい。
この手は当たり前の手で、長考するような手ではない。

感想戦のとき、なぜ飯塚さんは郷田さんに「長考のとき、何を(どういう手を)考えていたのか」と聞いたらしい。

すると郷田さんは

「いろいろ」

と答えたとのこと。

奇襲戦法の解説をされていました

飯塚七段が昨年末に出された「奇襲振り飛車戦法 ~その狙いと対策~(マイナビ将棋BOOKS)」という書籍があるのですが、この日の中継ではこの書籍の中から

「角頭歩」「パックマン」「端角中飛車」

といった戦法の解説をしていただきました。いずれも奇襲戦法で、やってみたくなります。

書籍で将棋の勉強をしているとすぐに眠くなってしまう低級の私ですが、やっぱり映像で見るとわかりやすくていいですね。

惜しげも無く解説してくれるってありがたすぎます。

若干強くなった気がしました。飯塚七段、ありがとうございました。

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