我らがハッシーこと橋本崇載八段が、日本テレビの有吉反省会という地上波の番組でなにやら反省をするということがわかり、当サイトでは将棋専門サイトらしくその戦型予想をしました。以下の記事です。
そして2015年4月18日、橋本八段が出演した「有吉反省会」が無事放送されました。
この記事では、上記の記事の戦型予想が果たして当たったのか、確認したいと思います。
(注意:この記事は管理人の予想を答え合わせするという、多くの人にとってどうでもいい記事です。あと上記記事を読んでくれた人向けです)
なお意外にも、ハッシーはバラエティのスタジオは初だったらしいです。
プロ棋士なのに目立ちすぎ
私の戦型予想は「二歩で反省」だったのですが、実際は「自己主張が強すぎて将棋界に迷惑をかけている」という反省でした。その後のナレーションでは「プロ棋士なのに目立ちすぎ」と紹介されました。
予想は外れました。やっぱり他局の棋戦のことをネタにするわけにはいかないのでしょうか。
定跡形の経歴紹介
ハッシーがけっこう活躍しているという説明、ヤンチャだという説明があったのは予想通り。例のNHK杯での金髪パンチパーマとか、カメラ目線とかを紹介されたりしました。このへんは定跡といったところでしょうか。
その後、二歩のシーンが紹介されたのも、だいたい予想と合っていました。室谷由紀女流初段が冷静に読み上げたのも合っていました。
ハッシーのインタビュー内容は全面的に予想を外しました。ハッシーはインタビューで「僕、目立ちたい願望ないんですよ。むしろ目立ちたくない」と、突っ込みどころ満載の主張を繰り広げました。
スタジオトーク
スタジオトークでもハッシーは「目立ちたくない」と繰り返し、矛盾する自身の行動については「将棋界は地味なので、派手な格好をすると明るい気持ちになる。テンション上げるためにやっている」と、あくまで自分の気持ちの問題だと主張しました。
ただし、カメラ目線については「ちょっと目立ちたかった」と認めました。実はこのNHK杯の対局の前に、友人から「勝ったらガッツポーズしてくれ」と依頼され了承したものの、実際勝ってみたらやりずらく「迷いがあって中途半端に」カメラ目線になったとのこと。本来は「ウエーイ勝ったぞー」とやりたかったらしいです。
コメンテーター
コメンテーターのコメントも予想からかなり外れました。そもそも、友近さんじゃなくて大久保佳代子さんでした。
バカリズムさん「成人式ではしゃぐ若者じゃないんだから」
大久保佳代子さん「将棋界ってトリッキーな人がたまに出てくる」
岸博幸さん「将棋って女性ファンも多い?(ハッシーが結構多いと答えると)そうなんだへー(みたいな表情)」
ちなみにハッシーは大久保さんのコメントに「将棋棋士は天才集団だが、バカと天才は紙一重なんで。僕みたいなヤバイのが出てくる」と述べていました。
あと、有吉さんは行方尚史八段に触れていました。「橋本さんが頭抱えるのはいいけど、対戦相手の行方さんが」と言いつつ、行方八段が頭を抱えた様子をモノマネ。ハッシーは行方八段について「頭を抱えながらも笑いをこらえている」と発言し、笑いをとっていました。
やっぱり二歩反省している
反省会なのに、「本当は目立ちたくない」という主張を繰り広げ反省の様子が見えないハッシーでしたが、やっぱり二歩については「結構ガチで反省している」と述べていました。
私の戦型予想は当たらずとも、遠からず、といったところでしょうか。
将棋界をアピール
将棋界のことを紹介するトークもありました。
ただ、ハッシーは竜王獲得の賞金が4300万だと話していましたが、テロップで「正しくは4200万円」と訂正されていました。
そして自らのことを「プロが150人ぐらいいる中で、上から20番目ぐらい」とまずまず妥当な紹介をしていました。
大久保佳代子さんに寄せられる
また女性のタイプを聞かれたハッシーは「大久保さんみたいな」とか「好きです」とかリップサービスしちゃってました。それに対して大久保さんは「マジですかあ」と本気になり、「王手!」と迫っていました。
その様子にバカリズムさん「詰んだ、詰んだ」。
ハッシー、寄せられました。
禊
「禊」ですが、私は「二歩」のゆるキャラ「ニフハッシー」になると予想しましたが、これは全然予想が外れまして「角田信朗さんに弟子入りして心身を鍛え直す」という、謎多き禊になっちゃいました。後日放送されるそうです。
これはむしろ私の方の手の方が良かったような気がします。
この「角田さんに弟子入り」という禊を指されてみても、果たしてどうなのか、ハッシーを持って自信がないですね。
二歩で反省は当たったが
まとめますと、私の戦型予想「二歩で反省」は、メインの反省ではなかったですが、一応当たりました。
活躍するハッシー、ヤンチャなハッシーという定跡形の紹介VTRや、室谷由紀女流初段の読み上げなんかは当たりました。
部分的には正解も多かったですが、しかし戦型予想としては外れでしょう。角換わりで矢倉に囲ったからといって、戦型は矢倉、と言わないのと一緒です。
もっとハッシーのことを理解できるように精進したいと思います。
以上、妄想の答え合わせという、非生産的な活動にお付き合いいただきありがとうございました。
コメント
マンモスです。
録画して観ました。
あれ?ハッシー出てこないよ?
…いやあ 自分のところが「一部地域」になっているとは思ってませんでした とほほ。
というわけで、youtubeで見ました。
角田信朗さんが、中川大輔八段に見えました(^^)
一部地域の豊川先生、マンモスです。
たしかに日焼け具合が中川八段と似てらっしゃるかもしれません。なんとなく武闘派のイメージですし。
まあ、録画してみるほどの番組でもないんですけどね。
ハッシー結構汗かいてて、暑いのか、緊張したのか。モデルとしてご活躍されるということですので、慣れないといけないですね。
コメントありがとうございます。
ハッシーのNHK杯二歩事件ですが、別の番組で紹介されたのでコメントします。
ジャニーズグループ・関ジャニ∞がMCを務めていらっしゃる「関ジャム 完全燃SHOW」という番組で、ゲストはつるの剛士さんでした。
関ジャニ∞のメンバーが、つるのさんの「将棋三段」というワードに興味を持って、つるのさんが「将棋界の事件」として、例の二歩事件を紹介しました。
関ジャニ∞のメンバーはこのVTRを見て、勝ったのに頭を抱えている行方八段の気持ちを代読して、楽しんでいました。
私はこの期の渡辺二冠(当時)は初戦敗退で、負けてからNHK杯を見なくなったので、ハッシーの二歩の瞬間も見ていません。
しかし二歩事件は、何百回も録画で見ていました。
事件から1年経っていないのに、どこまで広がるんだろうと思ってコメントしただけです、あくまで。
追記:私は関ジャニ∞もファンですが、誰のファンかは秘密です(笑)。
管理人注:コメントの一部に権利関係上適さないと思われるものがありましたので、訂正致しました。ご了承ください。
コメントありがとうございます。
ご紹介の番組は私も拝見したおぼえがあります。正確には記憶していませんが、確か、行方八段は笑いをこらえていたとか。
関ジャニさんは以前も将棋特集をしていたと思います。同じ番組かどうか記憶が定かではないのですが、メンバーそれぞれが将棋界のあれこれを取材するという。確か羽生名人も出演されていたような。何かのご縁か、スタッフに将棋好きがいるのかもしれません。
思うに、渡辺棋王と関ジャニさんの共通点はおしゃべりが上手くて楽しいことでしょうか。関ジャニさんにあまり詳しくないのでなんとも言えないのですが、メンバーの一人が司会をしている番組は観ることがあります。が、メンバー全員の顔と名前と性格が一致するかは怪しいので、秘密にされている誰のファンであるかの予想は控えます。
ハッシーは二歩事件でいろいろメディアに出演されてブレイクしましたね。ただちょっとアドリブに弱いというか、将棋でいえば力戦を苦手としているかんじは致します。
棋王は明日からの竜王戦第2局が楽しみですね。コメントありがとうございます。