棋力の男女差は何が原因? 統計分析を行った論文の紹介

はじめまして。TwitterでUlyemonという名前でつぶやいているものです。

たまたまチェスでの棋力の男女差に関する興味深い論文を見つけ、将棋ワンストップ様に紹介したところ、寄稿させていただけることになりました。ご参考になれば幸いです。

また本稿では以下の論文及び論文中の図を引用しており、引用箇所には[*]をつけています。

Christopher F. Chabris,Mark E. Glickman:
Sex Differences in Intellectual Performance:Analysis of a Large Cohort of Competitive Chess Players
Psychol Sci. 2006 Dec;17(12):1040-6
(以下のURLで閲覧が可能です。
http://math.bu.edu/people/mg/research/SexDiffsChess.pdf)

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はじめに

 棋力の男女差は定期的に挙がる話題で、最近では里見香奈さんの奨励会三段リーグ入りの記事でよく見かけました。すると大抵その原因は何かという話になり、空間認識などの能力の差、向き不向き、棋風の違い、普及の差、社会的影響など様々な説が出てきますが、どれも憶測の域を出ず・・・というのが常です。
 実はこの棋力の男女差はチェスでも生じているのですが、欧米ではチェスが様々な分野で研究の対象になっていることもあり、この差の理由を研究した論文もあります。今回はその中から1つの論文を引用しつつ、棋力の男女差について考えてみようと思います。但し、あくまで一論文の主張に過ぎないという事はご留意ください。
 なおこの論文では、大会参加者のレート、生年月日、性別などが記録されているアメリカ合衆国チェス連盟(USCF)のデータベースを使い、1992~2004年にかけて256,741人のプレイヤのデータを用いた統計的分析を行っています。

棋力に男女差はある?

 棋戦や大会を見るに、現状はプロアマ共に男女差があると言えると思います。但し、性別の違いに囚われて、他の原因によって生じた差を男女の違いによるものだと認識してしまっている可能性はあります。
 この論文では、単に男女のレートの平均を取るとレート差は450~500だが、年齢、直近1年の対局数、直近3年の対局数という3つの要素を統制すると、レート差は150~200に減るとしています[*]。将棋でも実は見かけより性別による棋力差は小さいのかもしれませんね。
 しかし、差があることは確かです。その原因として何が考えられるでしょうか?

能力が違う?

 「男女で能力に違いがある」という意見はよく見かけますし、そのような研究も見られますが、その違いが将棋やチェスの能力に直結する、とするのは早計です。
 この論文では、「上達しやすさに男女差があるか」に着目し、年齢とこれまでの対局数が似通っている5~25歳の男女1人ずつから成るペアを647組作って、10年間のレートの推移を見る実験を行いました。結果は何年たっても男女にレート差はほぼ生じず、上達しやすさに男女差があるという説を否定する結果になりました[*]。
 また、将棋の棋力の男女差の話になると、空間認識能力という能力がよく出てきます。実はチェスでもこの能力は棋力に関係するのではないかと言う説があります。既にこの能力については、「男性ホルモンの影響によって思春期に男女差がより広がる」という研究結果があり、もしそうなら思春期に男女のレート差が広がることになりますが、実験結果ではそのような差は生じていません。このことから、空間認識能力がチェスのスキルに影響するという説も否定する結果になっていると言えます。
 では全体で見ると上達しやすさに男女差は無くても、「プロになれるような一握りの天才の出てきやすさに男女差があるのではないか」という説が思いつきますが、この説も否定しています[*]。どのレートの人がどれくらいいるか、という分布を男女それぞれで作り、その分布の偏り具合を比較したところ、(分布が偏っているほど突出した人が出やすい事になる)女性の方が偏った分布になっていました。
 このように上の二つの能力について男女差は見られませんでした。将棋とチェスの類似性を考えると、将棋でもこの結果と同じような事が言えるのではないかという気がします。将棋でも同様の実験をやってみれば良いのですが、このデータベースが将棋にはないと思うので厳しいです。この辺りはちょっとチェスがうらやましいですね。
 では何が棋力の男女差の原因なのかと考えた時、次に思いつくのは継続力です。
 

継続力が違う?

 能力が同じでもやり続ける年数に男女差があれば、長く続けた方がより上達するため、当然棋力に男女差が生じます。「男の方が熱中しやすくて凝り性」などという人もいますが、チェスでは本当にそう言えるのでしょうか。
 そこでこの論文では、「積極的にやるようになってからあまりやらなくなるまでの年数」を男女で比較しました。結果、あまりやらなくなるまでの平均年数は、男性が1.95年、女性が1.74年となり、差がある・・・ように見えます。ですが、先ほどの実験で使った男女のペア647組を対象に同様の平均年数の比較を行ったところ、ほぼ同じであるという結果でした[*]。この食い違いを見ると、この差を単なる男女差によるものとするのは無理がありそうです。
 そこで、「やらなくなるまでの年数が、性別、レート、年齢の3つにどれくらい関係しているか」を調べたところ、性別は関係がなく、レートと年齢が強く関係している(低レート、高齢ほどやらなくなりやすい)という結果になりました[*]。男女差のように見えた差が、実は別の要因による差だったという訳です。
 さて、上達しやすさにも継続力にも男女差が見られないとなると、他に原因として考えられるのは、始めた時の棋力の違いです。

最初の棋力が違う?

 初期レート(=十分に対局をして初めて付いたレート)を始めた時の棋力と見て、6~12歳のプレイヤの初期レートを調べたところ、男性の方が110~200ほど高いという結果が出ました[*]。これだけ見ると、初期レートの差は男女の違いからくるのではないかと思ってしまいます。ですがこの論文ではさらに踏み込み、レート差が能力の男女差ではなく、男性の割合が相当に大きいことに因るのではと考え、プレイヤの男女比と初期レートの差に関係があるかを分析しました。
 実験に使っているデータベースには郵便番号も記録されているので、同じ地域に住んでいるプレイヤでグループを作り、そのグループの男女比と初期レートの差を調べたところ、面白い結果が出ました。

chess_danjo
図 男女比とレート差の関係 [*]より引用

 上図は、横軸がグループの男女比で、値が大きくなるほど女性の比率が高くなり、縦軸が男女の初期レート差で、値が大きくなるほど男性の方がレートが高い地域であることを示します。この図から、女性の比率が50%を超える地域では、初期レートに男女差が無い事がわかります。つまり、一見男女差が原因に見えた初期レートの差は、女性が少数派である地域だったことが原因だと言える訳です。そして、少数派である事が女性のパフォーマンスを制限している可能性が考えられます[*]。
 この結果は非常に興味深いです。将棋の大会は大抵男性の割合がとても多いので、同様の事が起きている可能性は十分考えられます。となると、女性が参加しやすい大会にすることが、この男女差の解消には効果的なのかもしれません。

まとめ

 この論文では、分かった事として

  • 年齢、対局頻度を統制してもレートには男女差が存在すること
  • 能力や継続力には男女差がないこと
  • 大会に出始めた時の棋力に男女差があること
  • 大会での女性率が50%を超える地域では初期レートに違いが無かったこと

の4つを上げ、結論として

  • 棋力に男女差があるのは、女性が初心者・級位者大会にあまり参加しないため

としており、女性が大会にあまり参加しない理由を解明する事が今後の研究課題だとしています[*]。
 これをそのまま将棋に当てはめると、男女差は能力の違いに拠るものではなく、普及と女性が参加しやすい初心者・級位者大会の充実によってこの男女差は解消していけるのではないかと考えられます。意外と普通な結論になった感じですね。
 ただし、チェスには無い将棋の特徴や文化(ex. 対局時間の長さ、文化的な背景など)によって男女差が生じている可能性はありますが、これらは日本で将棋を対象に研究しないと分からない課題なので、そのような研究が行われることを期待しましょう。

おわりに

 今回は一論文を取り上げ、棋力の男女差について考えてみました。個人的には意外かつ興味深い結果で、またこのような客観的な分析が出来るだけのデータがあるのをちょっとうらやましく思いました(日本将棋連盟様、何とかなりませんか)。やはりデータを使った客観的な分析は説得力があり強いです。
 論文紹介のようないささか堅苦しい内容になってしまいましたが、少しでも興味を持ち、面白いと思ってくださる方がいれば幸いです。

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コメント

  1. ひろ(@shogitarou36) より:

    興味深いです!

  2. 匿名 より:

    どこかの記事で男性の前では急に女性が実力を出せなくなると、あったな
    チェスの論文かなにかだな

  3. あなあき より:

    世の中「ヒマ人」が多すぎるなwww

    • 匿名 より:

      いやいや、こういう素朴な疑問から新たな発見が見つかり、誰も考えていなかったことに応用されていくのです。馬鹿にできないんですよ。

  4. 匿名 より:

    将棋でも、囲碁でも、チェスでも、
    文化的背景がなにもなさそうなオンラインゲームでも
    人数は 男 > 女 であることを考えると
    ゲーム好きの発生率の高さこそが男性脳の特徴ではないかな?

    論文はゲームやってる男性とゲームやってる女性(女性の中でも男性脳に近い人達)を比較したら有意差はありませんでしたってこと
    だから本当に差がないかはわからない。
    ランダム抽出した男性とランダム抽出した女性を比較すると有意差があるかもしれない

  5. のじ より:

    http://wired.jp/2015/11/05/male-female-brain-difference/
    男性脳とか女性脳とか違いはないというはなしです。まぁ実際のところはわかりませんが
    本当だとすれば親の男子たるものこうあるべき、女子たるものこうあるべきといった考えや身体的に違いがあるから頭脳も違うだろうという思い込みや環境から
    子供の時興味を持つ対象に変化が出て大勢の傾向として出てくるのではないでしょうか

  6. 匿名 より:

    テレビやラジオ番組のコーナーでちょっとしたゲーム(頭脳ゲームに限りません)をやらせると、
    男性はゲームを楽しみますが、女性はきゃーきゃー言うのが優先で
    まともにゲームを進行しないことが多いように思います。
    ちゃんと数を数えたり統計をとったわけではない、完全に私の偏見ですが、
    「ゲームにどれほど集中して取り組むか」は男女差があるように思います。

  7. 匿名 より:

    これはレーティングが付くほど、それなりにチェスやってる男性とチェスやってる女性の比較。だから本当に差がないかはわからない。
    理数系を専攻した男女の数学平均点は同じだったが、全校生徒の数学平均を出すと男>女だったというパターンがありえる。

    女性比率が50%を超える地域では男女差がないというところも、
    なぜ、女性比率が50%を超えたのか原因が気になる
    有名な先生が女子チェス教室を開いてたとか。女子チェスの強豪校があって周辺地域から、有力選手があつまってたとか。

  8. 数学好きな物理屋 より:

    どーでもいい

  9. 匿名 より:

    こういう話もあるようです

    才能が必要と考えられている分野ほど女性研究者の比率が低い
    http://d.hatena.ne.jp/yuiami/20150205/1423097407
    cf. http://www.sciencemag.org/content/347/6219/262.short

  10. 匿名 より:

    どーでもいいとか言ってる奴は何でわざわざこんなとこまで来てコメントしてるんだよ…

  11. 匿名 より:

    そもそも好きになるかどうかで、男女に差があるのではないでしょうか。男の子は戦闘もの、軍事ものが好きですから、将棋にもはまりやすいのではないですか?おそらく幼少期にやっているかどうかが、棋力の形成に重要ですので、大人になって差がつくのでしょう。

  12. 匿名 より:

    年齢や対局数の似通ったペアを作っての比較とか意味ないでしょ。だって、強さの差が男の中でもかなり開きがあるわけで。このペアになるよう選出された男は、女と同程度にしかできないんだから、そりゃあ、女と同程度にしか上達しないのは当たり前でしょ。その他諸々、なんというか、性差がないという結論有りきで論証しようとするから、突っ込みどころが満載。そもそも、知的天才性の比較なのに、トップやそれに次ぐプロクラスの比較(これはまぁ、女にトップが少ないから無理ではあるけど)ではなく、凡人の領域で比較しているのか意味が分からない。数学の性差に関する研究でもよくあるが、難しい問題がどれだけ解けたかでなく、どれだけ簡単な問題で計算ミスをしなかったかを比較して、男女差がないとか結論つけるのと一緒で、全く無意味。真面目に能力差を研究したいのではなく、性差が存在しないと結論づけたいだけのようにしか見えない。

    • 興味深い より:

      ↑論文の目的を理解していない(自分も最初、貴殿と同じ勘違いをしたが)。

      まず、この論文は「現在において男女で棋力の差がある」こと最初に認めている。
      目的は「その原因を突き止める事」。ここが分からないとそういう見方になる。

      原因を探す時、まず最も多くの人が仮説に立てる「先天的な素質の差」から検討するのは穏当。
      条件の揃ったペアを作るのは科学の基本で、対照群を作る時はなるべく他の要素を排除する事で要因を切り分ける。

      結果は、ことチェスに関してはイメージされているような先天的性差の存在はことごとく否定された。
      なお特定分野や職業適性等では先天的な性差を認める有力な研究があり、分析手法としては同じような事をしている。

      また凡人の領域というが凡人は数として圧倒的多数であり、ほぼ全員とみなして良い。
      天才は何万分の1という例外的な存在でしか無く、実際的な意味はうすい。
      さらにデータの量としても信頼性が高い。
      そして環境の影響を排して先天的な差を純粋に取り出す上でも、初心者に注目するのは科学者として正しいセンスだと言える。

      そのうえ、むしろ女性の方が先天的能力の偏りが大きいことも示されている。
      天才の出現は先天的な部分つまり素質で言えば女性の方が発生しやすい事になる。
      つまり天才プレイヤーの多くが男性なのは環境の影響によるものと推定される。

      • 匿名 より:

        先天的能力の偏りは女性の方が大きいwwwそれをどうやって調べるかに関する話でいきなりそんなこと言うとかwww

        棄却とかなんとか知ったかぶりなのがよく見えて面白いですね。ネットで統計の言葉でも一生懸命しらべたんですね、分かりますw

  13. 匿名 より:

    補足すると、年齢を固定した場合、対局数ってのは、そのまま強さになりますよね。だって、どれだけ勝ち進んだかがこの数にもろに影響するわけでね。てことは、同じ年齢で対局数も同じ、ってことは、人数の少ない女だったら強いと評価されていても、男なら普通以下むしろ弱いってことも全然有り得るわけで。そこを比較して差がないと結論づけるのはかなり問題だと思いますが…

    • 興味深い より:

      ↑ひとつ上のコメントで述べたとおり、原因を調べる分析なので話がずれているのだが、補足すると、
      将棋のプロ棋士のように対局が設定される世界ではなく、一般に対局数は参加数も大きく影響するので多いから強いとは言えない。
      また初期レート(ほぼ初心者)の検討やばらつきは女性の方が大きい点などから見ても、その指摘は棄却されると考えられる。

      • 興味深い より:

        ばらつきは関係が無かったかもしれない。この点は訂正

        あと強さをはかるのはレートを見るべきで、対局数は関係がない。
        勝ち進んでいるなら対局数だけでなくレートも上がる。
        対局数が5増えるのは参加数5も勝ち進み5も一緒だが、レートの増え方は異なる。
        近いレートでそろえると、対局数はむしろ参加数に依存するはず。

        • 匿名 より:

          チェスやカードゲームは、本当に強い人が参加する勝ち残り戦と、スイスドローというアマ向けの大会で最後まで残れる形式があるので、対戦数は、必然的に、勝ち残り戦の大会に参加して優勝などができる強い人の方が増えると思いますね。上の人はそういうチェスの対戦ルールとかを知っていて、そう言ってると思います。

          スイスドローの方も最後まで残れますが、負けている人はやる気を失って途中で帰る人もかなりいるそうですよ。そうすると参加賞とか貰えなくなるそうですが。

  14. 匿名 より:

    最後に。レートでの偏りを男女別で調べて、女性の方が偏ってた云々とかあるが、文系の大学の偏差値と、理系の大学の偏差値を比べて、文系の大学の偏差値が高いから、文系の大学の方が入るのが難しいって言ってるのと同じような…

    • 興味深い より:

      チェスに男性ルール(仮に理系科目とする)と女性ルール(仮に文系科目とする)があるのならそうなるが、
      もちろん、そのような性別によるルールの違いはないので、そのたとえは成り立たない。

      • 匿名 より:

        上の人は層の厚さの話をしてるだけだと思いますよ。競争が激しく、層が厚いと偏りが少なく、逆に競争が激しくなく、層が薄いと、ちょっと出来るだけで突出した、と言えますから。

  15. 匿名 より:

    引用多すぎて邪魔
    >但し、私の論文の主張にはご留意ください。
    あなたの主張は支離滅裂

  16. 匿名 より:

    論文の都合のいい部分だけをつまみだし、結論だけは自分の感想というありがちなパターン。一生懸命「男女の能力に差はない」という根拠を探しているだけという印象だな。そうでないというなら、その結論を補強できるだけの明確な数字を出すべき。
    そもそも、どれだけ人数差があろうと、女子がひとりもプロ棋士になれないという現実は、単純に能力の差としかいいようがないだろう。
    勝負は個人戦なんだから、能力に差がないのであれば、理論上、最低でも数年に一度は女性のプロ棋士が出るはず。

    • 匿名 より:

      俺もこの論文1コ取ってFAだとは思わんが否定するなら論拠に対する明確なエビテンスを出さなければ無価値気に入らない部分をつまみ出し結論だけは自分の感想というありがちなパターンなのはお前。
      それとMF比8:2の将棋ではそもそも女母数が少ない時点で行きづらさ、目指しづらさ等々様々な社会的要因によってそもそもの研修会目指す女の割合が低くなっている可能性があるから論拠としてまだ薄い

  17. 匿名 より:

    大勢の男に混ざって競技をするのが嫌だという時点で精神面の才能がない証明でしょ。
    男女混合競技である以上、相手が男かどうか周りがどうかなど気にしないのも能力、それを女の子にオープンな環境じゃないと参加できない成長できないと主張するような子は、そもそも不適格であり統計に含めたところで、現実の男ばかりの3段リーグを突破することはできない空論。

    • 匿名 より:

      別に今時点で女性を優遇せいと言ってるわけではないのだからそれはあまりに乱暴なのでは

  18. 匿名 より:

    大変興味深い内容でした。
    先程からF1ドライバー、カーリング等を男女混合に出来るかを調べている内にこちらに流れ着きました。(ちなみに上記種目は大幅に差がついてしまいます)
    「知能も運動能力も女性は男性に劣る」
    仮に事実だったとして、これは非常に言いづらい事ですよね。特に知能に関しては言いにくい。しかし色々調べてみると優劣があるとしか思えません。研究はするべきですが、この問題はタブーのまま、暗黙の了解のままの方が世界は上手く回ると思います。
    「アジア人は背が低い」のと同じで、あえて突っ込まない。知能というのがちょっとショッキングですけど。
    一方、例えば感覚などに関しては女性の方が優位な部分があるはずですし。女性の方が痛みに強いとよく聞きますよね。もしかしたら視力や嗅覚、聴覚なども女性が優っているかもしれません。
    結論としては運動能力や知能(思考能力)は男性が勝りますが、視点変えれば女性が勝る点もあるという事だと思います

    • 匿名 より:

      数十年間の世界における知能指数の変動を観察した大規模な調査によると、
      女性のiq上昇率が高く、男性を追い越し始めている、というものもある。
      近代化や、男女の社会的格差の減少によるものだとか。
      「女性が平等な機会を得ることができる場所では、彼女たちのIQは男性に匹敵し、学業上の成績は男性を上回ります」とのこと。
      (学力なんかは70%の国で女子優勢らしい。)

      上記研究以外にも、国や社会によっては性別による空間把握に差が見られない地域の調査や、女子の方が数学が得意な国があるから、過去から現在における偏見や社会的抑制が減少した場合の変化を見るのも大事だと思う。

  19. 匿名 より:

    上で原因研究だから凡人を評価するのは適当って意見がありましたが、その意味で言うならこの研究は対象を絞り過ぎのような気がします。何人かが言及する通り、レートが付く=多少はやり込んでいる人間なわけで、その時点で一定レベル以下(それこそチェスをすることに娯楽性を感じれないレベル)は男女ともに弾かれてるわけですよね。
    特に参加者数による初期成長性の差を結論として結びにしているなら、本当に性差の話をするなら興味を持つかどうか、のレベルから検討が必要なわけでレーティングが付いた人間だけを見てる時点で上澄みの話でしか無いのではないでしょうか。

  20. 匿名 より:

    確かに機会の多寡、環境は少なからず強さに影響するのかもしれませんね。
    しかし、それだけでは女性プロ棋士が史上一人もいない理由としては弱いかなぁとも思います。オセロや囲碁等では、男女比にある程度比例した数のプロがいるそうなので、そのことを鑑みると「将棋を指す能力」に関しては先天的に男性の方が勝っていると考えるのが妥当ではないでしょうか。
    それにしても、初の女性プロ棋士……出てほしいものですね〜。
    ここ最近惜しかった人もいたんですがねぇ……。

  21. 匿名 より:

    ごく単純に娯楽としての将棋人口の差だと思っていた。
    正直、トイメン、ネットを含め対人や対CPUで指したことがあるレベルとなると、男女の数的な差は100倍でもおかしくないのでは。
    男女別でアンケートを取るくらいしか方法がないが、真の意味での裾野の大きさを何らかの方法で測らないと何も言えない。

  22. 匿名 より:

    そもそもチェスは、スイスドロー(実力、レートや年齢などが近いもの同士が対戦する。アマチュア育成の為に対戦機会を与えるのが目的の大会に多用される、チェスが発祥の対戦形式)があるし、普通のアマが未成年の時に参加する大会は大体これを使ってるでしょ。逆に、若くても強い人らは勝ち残りの大会で対局数をどんどん稼ぐわけで。

    つまり、年齢と直近の対局数をコントロールして、レートの差が縮まるのは至極当たり前なんじゃないですかね?これを論文では考慮しているんですか?仮にこれを考慮してないのであれば、後の解析や議論も含めて、全く無意味だと思いますが。

  23. 匿名 より:

    一番大きな差は体力だと思うけど
    一般レベルではプロ棋士みたいな極限のストレスや疲労に晒されるような対局は殆どないから体力の差はあまり関係ないけど、過酷な状況下になればなるほど体力や回復力の差が大きくなる
    それと月経のあるなしも関係あるだろうね
    男は強制的にパフォーマンスが落ちる周期が無いから平均すると女性よりも有利だったり

  24. 匿名 より:

    女性に足りないのは「それにすべてをささげる能力」だと思います。
    単に「捨てる能力」、「目先の利益を切る能力」とも言えるかもしれません。
    時間も金も友達も恋人も家族も犠牲にして「それ」に没頭できるのが男です。
    将棋でいえば飛車も角も金も銀も犠牲にして敵玉を落とせる能力と言えます。
    女性はそこまで埋没できないのです。
    逆に言えば
    常にアンテナを周囲に張る能力に関しては女性の方が優れているわけです。

  25. サロメ より:

    結論から言うと、男女における棋力の差は存在していると思います。
    たとえば、スポーツでは男女には明確な運動能力の差があります。プロアスリートの世界では、陸上、水泳、野球、サッカーなど、同じようにトレーニングしたとしても性別による体力差を埋めることはできません。

    一方、将棋は知力を総動員するわけですが、いうまでもなく脳も肉体の一部です。運動能力に差があるように、脳においても何らかの差があると考えるほうが自然だと思います。それが体力差によるものなのかどうかはわかりませんが…。

    現代の学術研究では、仮に性別や人種による有意差があっても、それを認めてしまうと研究者が差別主義者のレッテルを貼られてしまいます。この傾向は特に欧米では顕著です。最近はちょっとしたことでも「差別だ!」となってしまうことが多いので、そういう結論を出せないのが実情です。

    しかし、男性と女性で仮に棋力の差があったとしても、それは単なる個性の違いであって、優劣の差ではありません。人間を含むあらゆる動物には、性や種によって特徴が異なります。その違いが多様性を生み、社会を豊かにしています。ここ数年の過激なポリコレの影響で、個性の違いを無視した極端な平等主義が猛威を奮っていますが、棋力にこだわらず、ぞれぞれがそれぞれに将棋を楽しめばいいのではないでしょうか。

    • shunz より:

      ↑この考えに支配されている人は「古い時代のステレオタイプ的な認知や思考」に性差が存在しないとするあらゆる国の数々の研究結果の存在をどう処理してるのか。すべて陰謀に見えるのか?
      ちゃんと調べればわかるが、空間把握や言語能力などを含む認知能力に「差が見られない」調査は昔から多くあった。脳には生涯変化し続ける「可塑性」があるから、幼少期やその後に身を置く環境でいくらでも変化するんだけどね。

      >>人間を含むあらゆる動物には、
      こういう話で動物を出す人がいるけど、同種の動物の雄雌で「認知機能や思考能力」の差があるとする根拠なんてなく、”見た目の違いがあるから~多分ほかにも~”みたいな想像の域を出ない。
      (最近メスマウスの情報処理の優位性を示す研究が出てるけど、あくまでマウスの研究でしょ。)

      将棋のジェンダーイメージや(男性がやるものだってイメージが強い)、母数、参入数が違いすぎる時点で結論を出すのは難しいでしょう。
      例えば教育面なんかは男女格差が解消され、世界的に見ても女子のほうが平均的に勝っている国が非常に多いわけだけど、母数が圧倒的に違った昔は「女子に学問は無理」なんて言われてたでしょ。

  26. ryu より:

    チェスの男女差の原因がなんだかはわからんけど、将棋の女性プロ棋士が出てこないのは、女流を作ったことに一つの原因があるんじゃないか?という気がしてる。それなりに食えるしmc?の仕事とか回ってくるし奨励会で勝ち上がる必死さにかける環境とそういうぬるま湯でやることによる練磨不足があるんじゃないのかなあ。将棋に似たチェスにこういうデータと論文があります。と言ってるとこに、だって現に違うんだから女は無能なんだよ!って言われてもゴネてるだけにしか見えんが。

    • 通りすがり より:

      (性別の偏見が強い日本で育っちゃうとこういう論文見てもへ~こんなのもあるのかってただ情報の一つとして受け入れるとはならなくて、逆に反対の考えが強まるのかもね。心理学的現象の「ブーメラン効果」のわかりやすい例。)

  27. 管理人 管理人 より:

    管理人より。
    当記事について「コメント欄(一部コメントだと思いますが)が見苦しく、非公開等の措置をするつもりはないのか」というご意見(問い合わせ)をいただきました。

    非公開にするつもりはないですが、コメント欄も結構読まれていると思いますので、言葉遣いなど優しくコメントをよろしくお願いします。

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