将棋界の中でも、コンピュータ将棋に非常に詳しいことで知られ、また2013年のプロデビュー以来の活躍から「将来の名人」という声もある千田翔太五段の趣味は、カラオケでJAM Projectを歌うことだそうです。
そういえば、千田五段のツイッターのアカウント名は@jam_shogiですが、私(管理人)の不勉強で、この名前の意味を、ミュージシャンが集まって即興で演奏するJAM(ジャム)だと思っていて、気軽に集まって将棋指そうぜ!みたいな意味かと思っていました。
「JAM Project」というのはアニメソングの歌手のグループなんですね。それをツイッターの名前にするほど愛されていらっしゃる。
千田五段が趣味について語っているのは、以下のニコニコ生放送のタイムシフトの2時間55分付近からです。
カラオケでJAM Project歌っている感じ
放送の中で、趣味の話題を振られた千田五段は「私、カラオケに行ってJAM Projectを歌っているような感じですか」と発言しました。
正直言いまして、私はアニソンに疎く、また、JAM Projectさんがどのような歌手グループなのかわかりません。
千田五段の言葉だけを書きますと以下です。
千田翔太五段、アニソンを語る
「アニメは分かんないんですよ、曲は知っているんですけど。JAM Projectも、アニメの主題歌は歌っていますけど、アニメはわかんないんですよ」
「エターナル・ブレイズ(ETERNAL BLAZE)とかも歌えなくはないですよ。でも(高音域の声が)出ないんですよ、出なかったら歌えるって言えませんから」
「水樹奈々さんを知っているっていうだけで。(ETERNAL BLAZEの)Cメロは歌えるんですよ。むしろアニメ観てたらCメロわからなくて、アニメ観てないからCメロわかるっていう」
「(アニメ好きの高橋道雄九段と比べて)私はアニメよりアニメの曲のほうが」
「30年前の曲を歌ったりして・・・アニメタイトルが出てこない。みく(MIQ)さんという・・・50いくつだと思うんですけど、ヨドバシカメラの」
「『エルガイム』。エルガイム(キーが)高いんですよね!最後!(この発言のとき、テンションがちょっと上がりました)」
「『炎のさだめ』も知ってますね」
「『りんごのうた』は歌えません」
「一番はやっぱりJAM Projectですね」
「最近のわかんないんですよ、『化物語』とか。名前は知ってるけど、中身分かんないとか多い」
「『真赤な誓い』?真赤な誓いよりほかに歌う曲あるけど」
「(よく歌うのは)JAM Projectとそのメンバー。影山ヒロノブさん、きただにひろしさんが有名ですかね」
「アニサマは行かないですね。他の若い女性の方とかの曲があんまり好きでもないので。結構熱い系と言われている曲(が好き)ですね」
「『未来への咆哮』とかも歌いますね」
「最近のアニメの曲は・・・そもそもアニメ観てないし。わからない・・・」
解説
将来の名人かも知れない千田五段の言葉を理解できないのは、将棋サイト運営者としてどうかと思ったので、調べました。そして私と同じく千田五段の言葉を理解できなかった人のために、以下にWikipediaからの情報ではありますが、要点を引用します。
JAM Project(ジャム・プロジェクト)は、日本のアニメソング歌手グループ
数々のアニメ・ゲーム・特撮ソングを担当
「ETERNAL BLAZE」(エターナル・ブレイズ)は、水樹奈々の12枚目のシングル。2005年10月19日にキングレコードから発売
MIQ(三玖、みく、10月3日生まれ)は、東京都出身の歌手・ヴォーカルトレーナー
代表曲:エルガイム-Time for L-GAIM-/スターライト・シャワー(『重戦機エルガイム』)
※ オリコンチャートで自己最高の16位(1984年2月27日付)を記録
『装甲騎兵ボトムズ』(そうこうきへいボトムズ)は、日本サンライズ(現・サンライズ)制作のロボットアニメ(SFアニメ)
オープニングテーマ「炎のさだめ」
「りんごのうた」はよくわからないですが推定。
山野 さと子(やまの さとこ、本名:山野智子(読みは同じ)、1963年8月2日 – )は、日本のアニメ・童謡歌手、声優
代表曲:リンゴの唄(阪神・淡路大震災復興チャリティーソング。並木路子のカバー。本名の「山野智子」名義)
『化物語』(バケモノガタリ)は、西尾維新によるファンタジー小説
2009年にテレビアニメ化
「真赤な誓い」(まっかなちかい)は、福山芳樹のシングル
アニサマとは
Animelo Summer Live(アニメロサマーライブ)は、ドワンゴ(MAGES.)と文化放送が主催する世界最大のアニメソングのライブイベント
あと「未来への咆哮」はPCゲーム『マブラヴ オルタネイティヴ』挿入歌だそうです。
将来に期待して
これで、未来の名人のことも少しは理解できたかなと、思いました。
この記事が皆様のお役に立てれば幸いです。
千田五段が将来スーパースターになったら、ツイッターが「jam_shogi」ということから、JAMってなんだ?という話になり、こうやってアニソンについて語られたことを懐かしむ日が来るはず。
千田五段、お話いただきましてありがとうございました。