2015年3月13日、日本将棋連盟の「お知らせ」に、とあるお知らせが・・・。
それは、新しく創刊した小学館の雑誌ビックコミックスピリッツ「ヒバナ」の創刊号(3月6日発売)に、NHK杯での二歩ですっかりブレイクしたハッシーこと橋本崇載八段が棋譜監修したという漫画の連載がスタートしたというもの。
おおお!!
3月6日に発売されたこの雑誌のお知らせを、1週間経った3月13日に掲載するとは。さすが僕らの将棋連盟。
まあそれはいいとしまして、この漫画が試し読みできました。
或るアホウの一生
漫画のタイトルは「或るアホウの一生」。芥川龍之介の短編「或阿呆の一生」と何か関係しているのでしょうか。
作者は「トウテムポール」さん。私の不勉強のためにこの作者のことを知らなかったのですが、
2007年『星のやうにさよなら』でアフタヌーン四季賞を受賞しデビュー
した方だそうです。
ストーリー
あらすじとしては、奨励会員の少年・高以良瞬(17)が、亡くなった母親の呪いにより棋士を目指すというもの。高以良は三段リーグに参加しているのですが、負けが込んで落ち込んでいます。
私はほとんど漫画を読まないため、漫画読解力が著しく低いので、この漫画がギャグ漫画なのかシリアスな漫画なのかはわかりませんでした。ただ、主人公が困難を乗り越えて成長していく、といったストーリーな予感がしました。
ハッシーの監修ポイント
橋本八段は「棋譜監修」したということですが、「試し読み」できるのは第一話の途中までということで、ほとんど将棋を指すシーンはありません。
唯一あるのは試し読みの4ページ目。
高以良玉の斜め後ろから角を打たれているシーン。その角には飛車が利いており取ることはできません。相手の駒台を見ると、銀など3枚の駒。
その後すぐに高以良は投了します。
居飛車か?
玉の位置からして、主人公・高以良は居飛車を指していたようです。橋本八段は居飛車も振り飛車も指しますが、主人公は居飛車党でしょうか。
そういえば鈴木大介八段が監修したハチワンダイバーの主人公は振り飛車党だったと思います。
試し読みはこちらから
簡単なご紹介でしたが、前述のとおりこの漫画は試し読みできますので、興味がある方やハッシーファンのかたは読んでみましょう。サイトは以下です。
ありがとうございました。