2015年アクセスが多かった記事のおもしろ発言部門です。
流行語の記事で書いた「ちょっと!」「三浦が悪い」「トルシカナイ」「りゅ、りゅ、竜取ったんですか」「叡王戦どうされました?」「俺のテロテロ」などは除いてあります。
将棋界(勝手に)新語・流行語大賞2015。年間大賞はもちろんあれです
おもしろ、という括りですが面白くないものもあります。むしろ辛いものもあります。順位は付けてありません。
へー、天皇陛下って
羽生善治名人の発言。森下卓九段からご紹介がありました。
当時携帯電話を持たない主義だった羽生名人に、森下九段が「今どき携帯電話を持っていないのは、あなたと天皇陛下ぐらいですよ」と言ったのですが。
ハム将棋は
もう一つ、羽生名人の発言。
将棋に親しんでもらうために、初心者にとってはどうぶつしょうぎなどでもいいが、ハム将棋もいいという趣旨の発言。「何しろ相手はハムスターですから」と注釈を入れるのが面白かったです。
でも真面目な話です。
羽生善治名人「ハム将棋はめちゃくちゃ弱い。何しろ相手はハムスターですから」
僕らは将棋界の未来を
渡辺明棋王(当時)の欧州旅行中の発言。記者の大川慎太郎さんが将棋世界に書いた文章の中から。
発煙筒が飛び交うサッカースタジアムで、アウェイ席に座ってしまった恐怖。
同行した広瀬章人八段はのんびりとしていたらしいのですが、渡辺棋王は絶叫してしまったようです。
ケルン駅のぬいぐるみショップで買い物をする棋王の表情にも注目。
渡辺明棋王が絶叫「僕らは将棋界の未来を担わなきゃいけないんですよ」。人生最大の危機に直面
大阪都構想
時事ネタです。
大阪都構想の賛否を問う住民投票が反対多数になったのですが、そのことについて田中寅彦九段が「府から都にならないのか」と残念がっています。
「府から都(ふ から と)」には、将棋的にはもう一つ意味がありますね。
田中寅彦九段、大阪都構想の反対多数を残念がる「府から都にならないのか」
カツラ芸に義務感
佐藤紳哉六段(当時)の発言。
将棋フォーカスでカツラを脱いだことが話題となった佐藤六段。あるニュース番組でとりあげられ、佐藤六段本人へのインタビューも放送されました。その中での発言です。
また、取れないカツラでお馴染みのスヴェンソンの社長も佐藤六段に注目されているとか。
俺は藤井システムの藤井だ
藤井猛九段が乃木坂46の伊藤かりんさんに自己紹介した時の発言。
藤井九段ならではの気遣いです。
「俺は藤井システムの藤井だけど知ってる?」と自己紹介した藤井九段に、伊藤かりんさんは「知ってます」と応じています。
藤井猛九段「俺は藤井システムの藤井だけど知ってるか。藤井システムってあるでしょ? 俺だよ」と乃木坂46の伊藤かりんさんに言ってた
髪ありますね
最後は一見、面白いのですが実は切ない発言です。
今年若くして引退となった熊坂学五段。
その夜に過去を振り返っています。
引退の夜、真っ先にツイートしたのは野月浩貴七段。思い出の写真をUpします。その気遣いに熊坂五段も答えています。
熊坂学五段が引退の夜に振り返る過去「髪ありますね」「人生は待ったできません」
以上です。記事への感想や意見はコメントかお問い合わせいただきますとありがたいです。参考にさせていただきます。