2015年アクセスが多かった当サイト記事のご紹介です。
今回は「チェス・ボードゲーム部門」です。
ボードゲームとは、囲碁、オセロ、五目並べ、課金将棋です。チェスもボードゲームなのですが、数が多かったため「チェス・ボードゲーム部門」を名乗ることにしました。順位は付けてありません。
チェスがオリンピックに?
チェスが2018年に韓国の平昌で開催される冬季オリンピックに採用されることが決まった、と報道されました。
ただし、公開競技(Demonstration Sports)としての採用のようです。
羽生善治名人や青嶋未来四段は、日本におけるチェスのトッププレイヤーでもあります。
オリンピックに参加することになったら夢があるなと思った記事です。
チェス、2018年の冬季オリンピックの競技種目に採用。まさか羽生善治名人や青嶋未来四段が五輪に参加?!
羽生名人vs青嶋四段
羽生名人と青嶋四段が対戦!!
といってもチェスの話です。
青嶋四段は将棋では、今年4月に四段に昇段。「最近覚えた」というチェスでは今年6月の全国大会で初優勝しています。
初対局の結果は羽生名人の勝利でした。
16th IVL、羽生善治名人vs青嶋未来四段のチェス初対決の結果は・・・。青嶋四段は羽生名人の研究会の誘いを断ったという話も(最終結果を追記)
羽生名人vsカスパロフさん
羽生善治名人とチェスの伝説的チャンピオン、ガルリ・カスパロフさんとの対談。
勝ち続ける秘訣は。
カ「努力しかない。未来を切り開くのに、努力の重要性以外には考えられない」
羽「プロの世界では大きな差は生まれない。小さな違いを積み重ねていくことが結果につながる」
人工知能の脅威については。
カ「私は人工知能の発達を前向きに捉えている。人類を脅かす存在ではなく、我々にとって便利になると信じている。そのためにもチェスや将棋のコンピュータ対決の経験を活用する事が重要。人間とコンピュータの考え方の違いが明らかになり、協力する方法を編み出すことができる」
羽「コンピュータが60:40と評価した、という事象を見た人々の行動は、おそらく99:1ということになってしまう。それは危険だと思っている。人間的な柔軟性やユニークさが大事になってくる」
など興味深い話がたくさんあります。
ETV特集「羽生善治×ガルリ・カスパロフ対談」。人工知能、加齢、引退、チェスと将棋の違いなど
糸谷竜王vsオセロキング
糸谷哲郎竜王(当時)がオセロキングに挑んだ件です。
たまにはオセロもいいもんです。オセロは1手で何枚もの駒が裏返るため、読みにくいです。そして棋譜覚えられない。
糸谷竜王は解説者から褒められるような手も放ったのですが、惜しくも敗れました。
糸谷哲郎竜王、オセロキング・伊藤純哉さんに惜しくも敗れる。中盤までは互角の形勢、ワン・オブ・ベストな一手も炸裂
竹俣紅女流vs連珠名人
竹俣紅女流が連珠の名人と五目並べ対決をした記事。棋譜付きです。善戦しましたが、40手にて名人の勝利。
竹俣女流は今年よくテレビなどのメディアに出演されて、活躍されています。将棋でも倉敷藤花戦でベスト8になり女流1級に昇級を果たしています。
竹俣紅女流、連珠の中村茂名人と五目並べ対決。「天下一文道会」で平手戦。戦型は花月に
課金将棋
ソーシャルゲームにおける課金の問題を風刺したような動画がニコニコ動画で公開された件。
最初は普通の将棋なのですが、片方の対局者が課金してアイテムを手に入れ有利になると、もう片方も課金して形勢を逆転。課金合戦に突入していく、という動画です。
この記事は、作者の方にもツイートしていただき、キャラクターが登場する「東方」のファンの間でも話題になったようです。ありがとうございます。東方を知らない私に対し、ファンの方からコメント欄にいろいろ解説いただきましたのでご覧になってみてください。
また作者の方は後にこの動画の意図等について説明した動画を公開しています。これもコメント欄に追記しましたので、ご覧ください。
ソシャゲの課金を風刺?「課金将棋」という東方ニコ童祭の動画が問うことは
囲碁は金持ち、将棋は庶民・貧乏人がやるイメージ?
将棋を世界に広める会のシンポジウムにて、羽生善治名人に対して「碁を打つ人は金持ちで、将棋を指す人はそうではないというイメージがあって残念。名人には将棋のイメージを高めて欲しい」と要望をする方が現れました。
その要望に対する羽生名人の答え。最初は「私にはどうしょうもない」と言いつつも、極めて真面目に答えられています。
囲碁は金持ち、将棋は庶民・貧乏人がやるイメージを払拭して欲しいという依頼に対する羽生善治名人の答え
以上です。記事への感想や意見は、コメントかお問い合わせいただきますとありがたいです。参考にさせていただきます。