渡辺明棋王が体験した料理教室における男女の差

渡辺明棋王のことを調べたくてGoogleで検索していたところ、元シェイプUPガールズの中島史恵さんの夫の「渡邉明」さんのことが書かれたページに出くわして「へえ、中島史恵さんの旦那さんってシェフなんだ。ところで中島史恵さんって誰」と思った。

そんな経験、将棋ファンなら誰でもあると思います。

そして以前、ニコニコ生放送で本田小百合女流三段が「渡辺明棋王が料理教室に通っている」と発言したことから、私(管理人)のなかでは、『渡辺シェフ明棋王』のイメージが定着しつつあったのですが、2015年5月21日の第73期名人戦7番勝負第4局2日目のニコニコ生放送では、解説として出演した渡辺明棋王ご本人が料理教室に通っている理由やその様子について語ってくれました。

家族に料理を作る棋王

視聴者からのメールで「今でも料理をしていますか?」と聞かれた渡辺棋王は、「するっちゃ、するんですけど、でも家で料理するのは月1回か2回ぐらいですよ。料理教室には今でも行っていますけど」と回答。

渡辺棋王によれば、料理教室とは別に家で(家族のために)1ヶ月に1回か2回料理をすることがあるそうです。

料理を始めた理由は、妻の伊奈めぐみさんが漫画を書き始めたこと。伊奈めぐみさんは、伊奈祐介六段の妹さんで、「将棋の渡辺くん」という漫画を別冊少年マガジンで連載されています。

3年ほど前に、めぐみさんが漫画を書き始めたため「漫画って締め切りがあるものだから、忙しそうなイメージがあって。そういう時、外食とか、惣菜買いに行ったりしていると飽きてくるから」と、料理を始めた理由を語りました。優しい渡辺棋王!

「得意料理は?」の質問に対しては、照れくさそうに「得意料理というほどのものはない。教室で習ったものをそのまま作る」と話していました。

男性だけのクラス

渡辺棋王は料理教室のなかでも「男性だけのクラス」に通っているそうです。

その理由について棋王は「同じ初心者でも男女で違うんですよ。カテゴリーは『初心者』なのに、女性は本当のド素人みたいな人はいないじゃないですか。男性の場合は本当のド素人なので。男性はまず『包丁ってどうやって持つんだろう』とか。そういうのが男性の初心者教室だから」と、なぜか熱弁。

一回、振り換えで「女性の初心者クラス」を体験したこともあるそうですが、やはり「男性の初心者」と「女性の初心者」ではレベルがまったく違うらしく「ひどい目に遭いました」とのことでした。

あるある

これは料理に限らずあることかもしれません。

女性なら当然できそうなこと、あるいは男性なら当然できそうなことが、逆だとできない。

前者なら掃除、洗濯、裁縫など。後者なら車の整備とか日曜大工とか。あと最近はそうでもないのかもしれませんが、アクションゲームとか格闘ゲームとかはまったくできない女性もいます。

男性が料理を上達したいなら

渡辺棋王は、この同じ初心者でも男女で相当の実力差がある現象を将棋の棋力に例えて「同じ『7級』なんだけど、(実際の棋力は)女性の場合は『初段』ぐらいあるみたいな。(男女混合クラスだと)それなのに平手で戦わされる、みたいな。辛い」と話していました。

棋王は「というわけで、男性のみなさん、行くときはぜひ男性クラスに。若い女性がいるからって混合クラスはやめた方がいい。上達したいなら」とアドバイスしていました。

ん・・・これは・・・!!

ゲームにおける男女差

先に「ゲーム」の例をあげて気付いたんですが、女性と男性の差が(体格によるもの以外で)現れやすい分野の一つが「ゲーム」だと思います。

スマホのゲームについて、こんな調査結果がありました。

スマートフォンユーザーのアプリ利用実態(ビデオリサーチインタラクティブ)

抜粋します。

累積利用率上位ゲームアプリタイトルを男女別にみると、男性全体では『パズル&ドラゴンズ』『LINE:ディズニー ツムツム』『モンスターストライク』の順になった。女性全体では『LINE:ディズニー ツムツム』『LINE ポコパン』『LINE ポコポコ』の順であり、LINEゲームのタイトルが上位を占める結果になった。

どれもやったことないですが、CMだけの知識でいえば、男性上位のパズドラやモンスターストライクは激しく変化する画面で「敵」を倒すイメージ、女性1位のツムツムは画面が常に可愛くて平和的なイメージ。

将棋に応用すると

将棋もひとつの「ゲーム」ですが、いろいろな戦略があります。ということは、男女の違いで好きな戦略・得意な戦術にも違いがある、と考えられます。

聞いたことがあるのは、女性は駒得を重視する(駒を取って収集することに魅力を感じる)という話。これ以外にもいろいろ、男女で違いがありそうです。

また、好きな「教えられ方」にも違いが出るのでは、とも思います。

何が言いたいかというと、将棋に関する多くの本やイベントって、男性女性どちらとも想定していないと思うんです。どちらかというと、著者や主催者は男性中心のことが多いため、男性目線なんだと思います。例外もありますが。

女性の好みを科学的に分析して、将棋の普及・教育方法に反映する。例えば女性向けの将棋教室とか将棋入門書とか将棋イベントとか。既に、やっている方々は素晴らしいです。

近頃は、男性限定、女性限定の音楽ライブやイベントも多いと聞きますし、将棋も、もっと増やしてもいいのではとも思います。

将棋の普及ってやっぱり女性が鍵を握ってると思うんですよね。だって普及対象ってまずお子さんでしょう、お子さんにとって最も身近な存在は母親です。よく父親から将棋を教わったという話がありますが、子供と一緒にいる時間は母親の方が圧倒的に長いわけで。

世の中の母親がみんな将棋ができたら・・・。

深い示唆を与えてくれるシェフ

「上達したいなら男女混合クラスはやめたほうがいい」。渡辺棋王が料理教室について語ったこの言葉が、将棋に当てはまるかどうかは、わかりません。

将棋界の出来事を、私なりに解釈してある意味飛躍させて、何か別の考察を勝手に得る、というのは私の記事のお決まりのパターンなのですが、それにしても今回は飛躍しすぎました。

渡辺棋王がエプロンを付けて料理をしている姿を想像したら、微笑ましいものがあります。事前に研究を尽くし、理詰めで細い攻めをつなぐような渡辺シェフ明棋王の料理を食べてみたいです。

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コメント

  1. 松山太郎 より:

    渡辺さん,以前のニコ生でも料理教室のことを語っていました。

    1クール(3ヶ月だか半年だか)終えた後,同じ教室の人(男性)から
    「将棋の渡辺さんですよね?」と話しかけられた。
    「途中で気がついても,そっとしておいてくれる心遣いはありがたい。」

    女性クラスでは,さすがに気づかれなかったのでしょうね。

    • 管理人 管理人 より:

      コメントありがとうございます!

      おお、貴重なエピソード。観た気もするんですが、記憶の彼方でした・・・。

      私も将棋ファン歴浅いので、確か渡辺棋王を知ったのは将棋やり始めてからですね。
      たぶん、それ以前もニュースとかで拝見する機会はあったのでしょうが、言われてみないとわからなかったと思います。

      女性ならなおさらですね。棋王には料理をもっと作ってもらって、奥さんに楽をさせてあげて、それで「将棋の渡辺くん」の第1巻を早く出して欲しいです。

      コメントありがとうございます。

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