囲碁と将棋、どちらが人気なのか。NHKの視聴率で比較してみた

この将棋ワンストップはその名の通り将棋専門サイトなのですが、将棋にとって良き友であり最大のライバルといえば「囲碁」。

学生時代から「囲碁将棋クラブ」とか「囲碁将棋部」とか一緒にされることが多いですし、「囲碁・将棋チャンネル」もありますし、お笑いコンビ「囲碁将棋」というのもいらっしゃいます。

レジャー白書(2014年、参加人口)では、将棋が670万人なのに対し囲碁は280万人と圧勝。しかし、街を見渡すと碁会所のほうが将棋道場よりも圧倒的に多い気が・・・。果たしてどっちの人気が高いのか。

そこで今後、この両者をいろんな角度から比較して、この飽くなき戦い見ていこうと思います。

・・・「戦い」と書くと本気にさせる方もいるかもしれませんが、あくまで良き友として比較して、いいところは見習っていこうという趣旨です。

NHK Eテレの視聴率

さて今回はNHKの視聴率を比較したいと思います。ソースはNHK放送文化研究所の調査から。

ここでは、半年毎に「全国個人視聴率調査」が公表されています。今回は現時点で最新の調査である2014年6月の調査結果を検討してみます。

なお、対象となるNHKの番組は、将棋フォーカス、囲碁フォーカス、そしてNHK杯テレビ将棋トーナメントおよび同囲碁トーナメントの4番組。いずれもEテレです。

悲しい争い

65ページの表16にはEテレの視聴率トップ10が掲載されています。これによれば、NHK Eテレで最高の視聴率を誇る番組は「アニメはなかっぱ」。これが視聴率2.2%。

そして同表でトップ10を見てみるとアニメ番組ばかり・・・。10位の「天てれアニメ・くつだる。」が1.3%。これ以下は視聴率が掲載されていません。

おお、この時点で上記の囲碁将棋4番組全て視聴率1.3%以下なんですね・・・。薄々分かっていましたが現実をつきつけられた気分です。

参考までに、NHK総合テレビの連続テレビ小説「花子とアン」の視聴率は17.3%です。

裏番組は?

ちなみに、4番組の主な裏番組(日曜日の午前~昼すぎ)の視聴率は以下のとおり。

TBS サンデー・ジャポン 11%程度
フジ ワイドナショー 5%程度
TBS アッコにおまかせ! 7%程度
NHK のど自慢 10%程度

ソースは東スポWebライブドアニュースなどから。

前述のとおり、囲碁将棋4番組はすべて視聴率1.3%以下。厳しいですね。ただ、将棋フォーカスは2015年4月にリニューアルですし、今後どうなるか期待しています。

世代別・男女別の調査で比べる

前記の表16には視聴率が高い番組しか書かれていないため、囲碁将棋4番組の正確な視聴率はわかりません。

しかし、同じページの表17には世代別・男女別の視聴率トップ3が掲載されています。参考までですが、これを検討してみます。

高齢者層の男性では3%の視聴率

これを見ると、50代男性では、NHK杯テレビ将棋トーナメントが1番人気で3%の視聴率。将棋フォーカスも2番人気で2%の視聴率を誇っています。さらに70代以上男性でもNHK杯テレビ将棋トーナメントが3%となっています。

一方で囲碁フォーカスは50代男性で1%、NHK杯テレビ囲碁トーナメントは70代以上男性で3%となっています。

その他の世代や女性ではランクインしていません。

まとめると以下のとおりです。

・女性の全ての世代、および男性の10代、20代、30代、40代、60代では4番組すべて視聴率トップ3にランクインせず。
・男性の50代ではNHK杯将棋トーナメントが3%で1位、将棋フォーカスが2%で2位、NHK杯囲碁トーナメントが1%で3位。囲碁フォーカスはランクインせず。
・男性の70代以上ではNHK杯将棋トーナメントが3%で2位、NHK杯囲碁トーナメントも同じく3%だが3位。なおこの世代の1位は「チョイス@病気になったとき」

ちなみに、前述の「アニメはなかっぱ」、7歳~12歳の女児には23%という圧倒的な視聴率を誇っています。

将棋の勝利か?

これだけ見ると将棋が囲碁より視聴率的には人気があると思うのですが、少し前の調査を見てみるとそうでもないようです。

たとえば、1つ前の2013年11月の調査では、「フォーカス」は囲碁将棋ともにランクインしておらず、「NHK杯」は70代以上(男性)で両方仲良くランクインしています。

さらに1つ前の2013年6月の調査では、NHK杯囲碁トーナメントが2つの世代(男性)でトップ3にランクインする一方、将棋番組は1つもランクインしていません。

さらに1つ前の2012年11月の調査では、将棋が2つ、囲碁が1つランクインと、非常に拮抗した戦いとなっています。

ただ、ちょっとレベルが低い争いなのが悲しいですが・・・。

表にまとめました

表にする価値があるのかわかりませんが、まとめてみました。

一番左は調査された時期。「フォーカス」が現在の形となった2012年4月以降を対象としました。

将棋、囲碁の数字はそれぞれフォーカスとNHK杯トーナメントの世代・男女別視聴率の合算。例えば50代男性でNHK杯が3%、フォーカスが1%、60代男性でNHK杯が2%、他の世代でランクインせず、のケースでは「6」となります。トップ3の数字しかわからないため、トップ3以外は0として扱います。

参考程度の数字であり、視聴率を表すものではないです。

調査時期 将棋 囲碁 将棋から見た勝敗
2012年6月 4 3 辛勝
2012年11月 5 4 辛勝
2013年6月 0 8 惨敗
2013年11月 3 3 引き分け
2014年6月 8 4 圧勝

5番勝負で3勝1分け1敗ですか。囲碁ファンの方、お気を悪くされないで下さい。

あと、将棋は午前中、囲碁は午後からの放送というのが、この戦いに何らかの影響を及ぼしている可能性もあります。

以上、長文を最後までありがとうございました。

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コメント

  1. 匿名 より:

    将棋と囲碁とどっちが人気があるかをテレビ視聴という側面からのみ比較したら
    結論は昔から出てますよ。
    将棋が1.5倍から2倍上。
    それは詰め将棋と詰め碁の応募総数を見れば分かります。
    今は公表しているのかどうか知りませんが、常にその比率だった。

    • 管理人 管理人 より:

      コメントありがとうございます。

      その情報は知りませんでした。ありがとうございます。
      詰将棋の応募?というのは昔はあったのだと思いますが、今はありませんね。将棋フォーカス/囲碁フォーカスになってからなくなったんだと思います。
      それが視聴率と同一かはわかりませんが、興味深いデータです。
      また最近知ったのは、子供世代だと10倍ぐらい違うらしいです。コメントありがとうございます。

  2. 柴田 より:

    将棋の方が人気上で嬉しいです

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