鈴木環那女流二段と佐藤紳哉六段のトークが神がかり的面白さだった件

鈴木環那女流二段といえば、NHK杯テレビ将棋トーナメントで棋譜読み上げをつとめる美人女流棋士であり、一方佐藤紳哉六段といえば、カツラをかぶった棋士として知られ「豊島強いよね?」のセリフでブレイクしたエンターテイナーですが、この2人が聞き手・解説をつとめたニコニコ生放送が神がかり的面白さだったのでご紹介します。

これは、2015年3月10日にニコニコ生放送で中継された第73期名人戦・順位戦A級の挑戦者決定プレーオフ2回戦(渡辺明二冠VS久保利明九段)でのこと。

2人のトークの一部をまとめてみます。字にすると伝わりづらいのが残念ですが、脳内でいろいろ補完して再生して下さい。

噛み合わない2人

冒頭から自分たちでも「ぎこちない」「噛み合わない」と発言していた佐藤紳哉六段と鈴木環那女流二段。リアルに噛み合わなくて本当に心配になりました。

とくに鈴木環那女流二段の一生懸命なんだけどなにか違和感のある独特のキャラクターが、視聴者を心配のドツボに陥れてきます。佐藤紳哉六段もちょっとイライラしているんじゃないかと思って、とにかく見ていてハラハラ。

しかし、番組が進むにつれ、それが逆に面白く感じてくるから不思議です。最後は笑いながら見てしまいました。

以下、発言のほんの一部ですが、まとめてみます。きつい発言もありますが、夫婦漫才だと思ってご覧いただくと良いと思います。

オープニング

まずオープニングのトークから若干噛み合ってない。


鈴木環那女流二段(以下、環)「今日私達ぎこちないですか?大丈夫ですか?」
佐藤紳哉六段(以下、紳)「いつもぎこちないですよね」


環「私達、終盤勝負なんですよね。どんどん調子上げていくタイプですよね」
紳「そうでしたっけ?僕は出落ちとか言われて尻すぼみなタイプなんで」

褒めまくる鈴木環那女流二段

鈴木環那女流二段が佐藤紳哉六段を褒めるシーンを集めてみました。


環「(佐藤紳哉六段は)身長高くて顔立ちが綺麗なのが、みなさんに伝わってますかね。伝わっているそうです」
紳「はい・・・。そういうのにどうやって返せばいいんですか僕」
環「うふふふ、私も知りたいですけどね」


環「先生、目、綺麗ですよね」
紳「だからそういう振りにどう答えたらいいかわからないから!」


環「佐藤六段、1回渡辺二冠に勝たれているんですよね。すごいですよね、みなさん知っていましたか?」
紳「あははは、どう対応すればいいんですか?」


環「先生、今日のネクタイすごい素敵ですよね」
紳「それ褒めてどうするんですか」
環「私今日お会いした時から思ってたんですよ」
紳「・・・はい・・・ありがとうございます」
環「縦の線が入っていて」
紳「はい」
環「おしゃれ」
紳「はい」
環「佐藤先生すごいおしゃれですよね」
紳「・・・あ、はい。ありがとうございます」
環「ファッションは・・・」
紳「次(のメール)、行きましょうか!」


環「すごい先生、横からなのにすぐ見えるんですね、こういう手が」
紳「はい、一応プロなんですよ」
環「存じ上げております」

話を聞かない鈴木環那女流二段

話を聞いてないシーンがありました。


紳「5三金の意味を一緒に考えましょう」
環「(ちょっと雑談して)気になるのがこの形(7二金)ってどういう展開にもっていくんでしょうか?」
紳「はい、まずこの(5三金の)周辺考えましょうよ」
環「はい、わかりました」
紳「考えましょうよ」


環「(なぜか無言に)」
紳「聞いてますか?」

嘘でしょと言われる

佐藤紳哉六段が「嘘でしょ」と突っ込んだシーン。


環「先生けっこうお若い時から活躍されていて、将棋大賞の新人賞も取ってらっしゃるんですよね」
紳「よく研究してますね」
環「もちろんでございます」
紳「いつも解説者の情報調べるんですか?」
環「佐藤先生の情報は調べなくても、もう全部知ってました」
紳「嘘でしょ」
環「ほんとです」
紳「一所懸命Wikipediaを調べて?」
環「いやいやいやいや」


環「(食事中のことを振り返って)佐藤先生すごくテンション低くて、カメラが回った時ようやくピースしてくれただけで、そのあとほとんど無言ですよ」
紳「嘘でしょ。やめてほんとに、なんでそういうデタラメを言えるの?まったくもう」

知ったかぶり?

個人的には一番おもしろかった。


環「佐藤先生って面白いこと言ったりしますけど、解説も結構、手当たりますよね、いつも」
紳「そうですか?」
環「うん」
紳「いつもとか、知らないでしょ?」
環「そうなんですけどね」

男をあしらう

可哀想な佐藤紳哉六段。


紳「あしらい戦術的な指し方があるんですよ」
環「佐藤六段に対する私みたいな」
紳「そんなあしらってるんですか」
環「いや冗談です」
紳「相手して下さい・・・」

トークがとにかく噛み合わない

2人の空気感が面白すぎた。


環「(バレンタインの話題から)先生、女性ファンとかかなり(いるのでは?)」
紳「はい?」
環「よく・・・」
紳「そんなに広げたいですか、この話」
環「はい広げたいです」
紳「環那さんはいくつチョコレートあげたんですか?」
環「恥ずかしながら今年0個なんですよ。ね、ダメですね」
紳「はい・・・」
環「どうしてそんな空気にするんですか?」
紳「お互い様でしょ」
環「お互い様なんですよね」


環「あれ先生さっきより元気になりましたね」
紳「そんなことないです。ずっと元気ですよ」
環「身長も結構伸びられたんじゃないですか?」
紳「そんなわけないでしょ」
環「というわけで、局面は全然・・・」
紳「なんだったんですか、身長の話は」

思ってもないことを言っちゃう

鈴木環那女流二段はサービス精神がありすぎる。そこが面白い。


環「(ライバルの話で)私は、佐藤先生がすばらしいエンターテイナーなので、その点でとても・・・」
紳「ライバル心ですか?」
環「ライバル心ではないんですけど、いつもすごい・・・な、と・・・思っております」
紳「本当は思ってないでしょ?」
環「いや、思ってる・・・」
紳「そういうのいらないんで」
環「でも今日・・・」
紳「バレちゃうよ、そういうのすぐ」
環「えへへ」
紳「思ってもないこと言わないほうがいいですよ」

普段は笑顔じゃないらしい

カメラが回っていないときは・・・。


紳「(鈴木環那女流二段は)普段、こんな(写真のような)笑顔見せないですよね?」
環「いや、先生だって」
紳「カメラがまわると顔が変わりますよ」
環「またまたそんなぁ。いつもこういう顔してますよ」

さらっと人を傷つける

失礼なこともさらっと言っちゃうのでハラハラ。いや本人に悪気がないから面白いんです。


環「先生って結構ふわっとしてますよね。ふんわりした空気の持ち主だなと」
紳「へー、例えばどんな感じですか?」
環「わたあめみたいな感じですね」
紳「おおお?」
環「口に入れたらあるのかないのかわからない」


環「(将棋電王戦の)この日は棋士・女流棋士総出、というような」
紳「勢揃いという感じで」
環「先生はどちらで?」
紳「僕は家で・・・はい」

最後にやらかす

最後にもこれ。手痛い反撃を食らう。


環「(この日一日を振り返って)たくさんご迷惑をおかけしてしまって」
紳「いえ、こちらこそ」
環「でも、すごい楽しかったです」
紳「はい、そうですね、楽しかったです。また一緒にやりたいですね」
環「ぜひぜひー。なんか結構(佐藤紳哉六段が)上辺なかんじですけど」
紳「はい。まあ上辺はそっちもでしょ」

頑張れ鈴木環那女流二段、負けるな佐藤紳哉六段

いやもう、本当に面白くて。字で書くと伝わりづらいのが残念。活字にすると酷いですが、夫婦の漫才のようで大変に面白かったです。

これ、2人の仕込みなんですかね。誰か台本を書いているような面白さ。

またコンビを組んでニコ生に出て欲しいです。ありがとうございました。

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コメント

  1. 匿名 より:

    あぁいうのを面白いって言っちゃうんですね・・・
    自分は1日中不快でした。初めて将棋中継を見てそういう風に思いました。
    面白い、開かれた将棋=昨日のような放送ではないと思う。
    もう2度と聞き手として呼ばないで欲しいというのが率直な意見ですね。
    某サイトでも中継の間、あれだけ多くの人が
    聞き手に対して苦言を呈するのは初めてに近いかと。

    • 管理人 管理人 より:

      コメントありがとうございます!
      そうですね、私は最初はハラハラ感でいっぱいでしたが、途中から異常なほど面白く感じてしまいました・・・。あくまで個人的な感想です。

      参考のために今回の放送を批判している記事とかがあれば見てみたいです。または「某サイト」についてご紹介いただければ幸いです。

      コメントありがとうございます。今後共よろしくお願いします。

  2. 匿名 より:

    2chの順位戦のスレ
    (昨日の中継時間帯に消費されたスレ)やまとめサイト2ch名人とか。
    普段、中継のある棋戦で、
    昨日の様に聞き手に対するクレームがあれだけ続くというのは
    自分は見たことないです。
    佐藤さんの解説が素晴らしかった、対局も凄かった、
    隣のタナトラ先生も面白かっただけに、
    聞き手さえ居なければなという感じでしたね。
    その面白さが無い対局だったら、多分棋譜中継だけ見てたと思います。

    聞き手や解説に好みはあるけれど、
    昨日ほど不愉快だったのは初めてでした。
    活字にしてこうやってみると、一見和やかに見えますけど。

    • 管理人 管理人 より:

      再びコメントありがとうございます。
      そうですね、多くの方が不満に思われたのなら残念ですね。
      対局の素晴らしさ、そして佐藤六段、田中九段についてはすべて同意です。

      このサイトは私(管理人)1人で運営しているためどうしても私の主観的な書き方に
      なってしまいます。この記事で不快にさせてしまったのであれば申し訳ないです。

      ここからは余談なのですが
      私1人の主観で、と書きましたが、それを解消するためにも誰か寄稿してくれないかな、とは最近思っています。本件についても、もしまとまった文章がありましたらご連絡いただけると幸いですし寄稿してくれそうな人をご紹介いただくと嬉しいです。
      サイトの趣旨はAboutに記載です。余談で申し訳ありませんでした。

      丁寧なコメントありがとうございます。今後共宜しくお願い致します。

  3. 匿名 より:

    いえいえ、こちらこそ。
    私の意見も、あくまで個人的な感想ですので、
    お気を悪くされたら申し訳ありません。
    普段聞き手が気になると言う事はまずあり得ないのですが、
    今回ばかりはちょっと・・・という感じでしたもので。

    ただ次の手を考える時、局面を振り返る真剣な場面では
    何ら問題なかったと思います。
    ただ解説の先生の棋力を弄るのは駄目です。過度に持ち上げるのも失礼です。

    本当は誰か将棋の中の人が注意してあげるといいと思うんですけどね。

    これからも楽しい記事をよろしくお願いします。

    • 管理人 管理人 より:

      再々コメントありがとうございます。

      いえ、私としても、多様な意見があってよいと思いますのでコメントいただき
      感謝しております。
      繰り返しになりますが、1人でやっているとどうしても主観的になってしまうので。
      まだ始めたばかりのサイトですので、コメントによる意見は貴重でありがたいです。
      もしかしたら将棋の中の人も読んでいるかもしれませんし・・・。

      これからも楽しいと思っていただけるサイトを目指し運営してまいりますので
      よろしくお願いします。

  4. 太郎 より:

    初めてこのサイトを訪れ楽しませてもらってます

    一つ思ったのですが、あんまり女流棋士に批判的な人たちは相手にしない方が良いと思われます

    特に2chの掲示板で女流に文句ばっかいってる変な将棋ファンもどきって一杯いるんですよ

    鈴木さんだけでなく、本田さんや竹部さん、山口さん、清水さん

    みんな人の前で聞き手やってる人は文句ばっか言われるんです

    2chの自称将棋ファンは本当に視野狭窄で女流の文句言うために見てんのか!みたいな人も多いです

    今回はそのうちの一人がこのブログに流れ着いたと思われますが、あんまり気にしてると楽しい記事も書けなくなるので自分が面白いと思ったら遠慮せずに記事にしてほしいですね

    • 管理人 管理人 より:

      コメントありがとうございます!

      ご助言もいただきまして、ありがとうございます。
      また、楽しんでいただいているようで嬉しいです!

      そうですね、最終的には、私自身の判断で記事を書いたりサイト運営するつもりです。

      ただ、あまり多くの将棋ファンや、または棋士・女流棋士・将棋関係者の方がもし見られたときに、
      不快にならないようにだけ、気をつけています。

      私は将棋ファン歴が浅くて、昔からの将棋ファンや関係者の方にとって
      どのような記事が不快になり、ならないかが、まだ判断できません。

      上でコメントいただいた方につきましても、貴重な意見だと思っています。
      意見は意見として承りつつ、太郎さんがおっしゃるように、最終的には私自身の考えで書き、運営することには変わりありません。

      太郎さんからこのような助言をいただくということは、このサイトに期待いただいているということだと思いますので
      大変嬉しく思います。

      まだサイトを初めて2ヶ月半ぐらいで、いろいろ試行錯誤の最中です。

      今後とも、ぜひご助言よろしくお願いします。
      ありがとうございます。

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