手話で「将棋」と「囲碁」を表現するときの動作の違いを確認する

日本人の1000人に3人程度が聴覚の障害を持っているとされます。

もちろん、将棋は聴覚の障害があってもできるゲームです。聴覚障害者の方を「将棋指そうよ!」と誘う時は、手話を使って会話するといいと思うのですが、「将棋」を表す手話は想像できるでしょうか。

2本の指で駒を持ってパチンと盤面に打ち付けるような動作だと、想像できるとは思います。しかし、「囲碁」も同じような動作をします。両者の違いはどう表現するでしょうか。

この記事は、そんな疑問にお答えするものです。

将棋と囲碁の違い

私(管理人)がこのテーマに興味をもったのは、V6の三宅健さんを毎週拝見できるテレビ番組「NHKみんなの手話」(Eテレ)で、将棋の手話が紹介されたからです。

2015年6月13日の放送回(第11課)の「単語力アップ」のミニコーナーでは、「趣味に関する手話表現」がとりあげられました。

そのコーナーでは、「演劇鑑賞」「将棋」「料理」の3つの単語の手話の紹介がありました。

将棋の手話

三宅健さんは「将棋」の手話を、ジェスチャー付きで以下のように説明してくれました。

人差し指と中指で将棋の駒を置くように、前へ出します

この文章だけじゃわからないと思います。ただNHKさんの動画をこのサイト上にUpするわけにもいきません。

そこで、YouTubeで探すと以下の動画が見つかりました。一応、真面目な趣旨の動画らしいのですが、後半は謎のコントが始まるため、開始から11秒間だけを観れば十分です。(最初は女性が1人で手話のジェスチャーをしているのですが、開始から約12秒で男性が登場し、女性にちょっかいを出し、女性はその男性の指を咥えるという謎のコントです)

YouTubeで探しても、意外と手話の動画って多くはないんですね。そのなかでも「将棋」の手話となるとかなり少ないです。この動画が一番わかりやすかったです(後半の謎コントは意味がわからないですが)。

囲碁の手話

残念ながら、上記のEテレの番組では「囲碁」の手話は紹介されませんでした。

なので、同じくYouTubeで探してみたところ、上記の動画と同じグループによる動画が見つかりました。

これも最初の7秒だけご覧になればよいと思います。後半は例によって謎のコントが始まります(また男性が出てきて女性にちょっかいをかけ、女性は男性の指を咥えます)。

違い

将棋と囲碁の違いがお分かりになったでしょうか。

将棋は2本の指で持った駒を盤に置いてから、前方に滑らせるようにします。実際はこのように大胆に滑らせて指す方は少ないとは思いますが、囲碁との違いを強調するためなんだと思います。

一方、囲碁は2本の指で石を置くだけです。囲碁だと、おそらく滑らせることはないんですね。

これで、聴覚障害者の方を将棋に誘ったつもりが、囲碁だと勘違いされて混乱をきたすということはなくなると思います。

おまけ

なお、上記の動画を2本とも最後まで観てしまって、あの謎コントの世界観にハマってしまった人がもしいるとすれば、以下の動画もご覧になると良いかもしれません。

また、冒頭でご紹介した三宅健さん主演の手話番組「みんなの手話」の第11課は6月16日の午前10時25分から再放送されますので、三宅健さんのファンか将棋ファンか手話に興味がある方は観てみてはいかがでしょうか。25分間の番組中、「将棋」の手話があるのは10秒ほどだけですけど。

一応、以下のNHKのサイトでも将棋の手話はご覧になれます。ただ、三宅健さんは登場しません。

みんなの手話 第11課

ちなみにこの第11課のテーマは「あの女性は別の男性のことが好きなんだよ -代名詞としての指さしの使い方-」です。

このテーマに興味がある方も、ご覧になったら良いかもしれません。

将棋の価値とは

将棋は、耳が不自由な方も、目が不自由な方も(ハードルは高いですが、触って駒の種類を判別したりできる視覚障害者用の将棋セットもあります)遊べるゲームということで、そこにも存在価値があると感じます。なかなかないですよね、こういうゲームは。

今回は単に「将棋」と「囲碁」という単語の手話についてご紹介しましたが、本当はそれぞれの駒とか「棒銀」とか「美濃囲い」とか「千日手」などの用語も手話があったらいいかもしれないです。もしかしたらあるのかもしれませんが。見つけたら、またご紹介しようと思います。

以上、最後まで読んでいただきましてありがとうございました。

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コメント

  1. matsuri より:

    (さては管理人さんが謎の魅力にハマってふらふらと動画を見てしまった先人なのでは…?w)

    個人的にはカテゴリが「囲碁の戦い」の謎さにまずツボりましたが(笑)
    どっちかっていうと「将棋と福祉」みたいな新カテゴリがいいのかも。以前あった袴田さんの話もその一環になる…かなあ?
    将棋と福祉は、東日本大震災の復興イベントや、お年寄りへの出張教室なんかも含められて、面白くて検索しがいのあるカテゴリになりそうですので、ご一考を!(^O^)!

    • 管理人 管理人 より:

      コメントありがとうございます。

      例の動画ですか。いやー、私はよくわからないままでした。謎が謎を呼びますよね。
      意味を見出してみようと、3種類すべて8回ぐらいは観ましたけど。
      何かシャレが効いているのかな。

      そうですね、カテゴリについては、他の方からも提案がありまして、しかし直すとなると大仕事で・・・。
      どちらかと言えば「タグ」の方がお手軽に直せるのでそれをメインにした構造を組み立てたいのですが、それもかなわぬままとなっています。
      福祉カテゴリ(タグかも?)いいですね。もう少し(少しではないかも)考えさせてください。
      袴田さんの記事と同じようなグルーピングができたら確かにいいですね。しまった(>_<) 「囲碁との戦い」は、囲碁と将棋をあらゆる面で比較するという壮大な構想を描いたカテゴリでしたが、それほどネタがなくて、こういう記事を入れるに至っています。 んー自分でもやっちゃったと思って。しまったなーと。 コメントありがとうございます。

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