小学生将棋名人戦出場者の将来の夢、ベスト4のうち3人「プロ棋士」優勝の子「普通の仕事」

多くのプロ棋士を輩出した「小学生将棋名人戦」が今年も行われ、決勝大会(準決勝と決勝)の模様が2015年5月23日にEテレで放送されました。

番組名は「決定!こども将棋名人「第40回小学生将棋名人戦」」。

この大会では、全国の約2300人の小学生が都道府県予選から参加し、26名が東日本大会、24名が西日本大会に進出。

その中で勝ち残った4名のみが決勝大会に進出できます。

小学館・集英社杯小学生名人戦(日本将棋連盟)

小学館・集英社杯 第40回記念 小学生将棋名人戦〈決勝大会〉開催報告(日本将棋連盟)

レベルは高い

決勝大会に勝ち残った4人全員が、小学生とはいえアマ四段から五段の実力者。解説の鈴木大介八段によれば、自身が子供の頃より小学生の有段者が増えているとのことで、近年のほうがハイレベルとなっているようです。

優勝は京都府代表の岩松達哉くん

そんなハイレベルな大会を制したのは京都府代表の岩松達哉くん。現在は世田谷区立東深沢小学校に通っている6年生。関西ではアマ五段、関東ではアマ四段の実力。

準決勝でも決勝でも、相手の攻めを受けきり勝利。若干受け過ぎなところもあるかなとも思いましたが、慎重に指し進め栄冠を手にしました。

気になるインタビュー

私(管理人)、実はこの子のこと最初から気になっていたんです。

なぜなら、最初の4人並んだインタビューで、他の3人が「憧れ、尊敬しているプロ棋士」を質問されて、「羽生善治四冠」「教わっている飯塚祐紀七段」「地元の井上慶太九段」などと答える中、岩松くんだけはその質問をされず。

おそらく司会者は岩松くんにも質問をしたのでしょうが、岩松くんは答えなかったか、「いない」とか答えたのでしょう。なのでそのシーンがカットされたのだと思います。

将来の夢

前述のとおり優勝は岩松くん。

大会終了後のインタビューで、司会者は成績下位の子(準決勝敗退者)から順に「将来は何の仕事をしたい?」と質問。

準決勝敗退者の2人(3位)が、「プロ棋士になりたいです」「将棋の棋士になりたいです」、さらには準優勝者も「将棋のプロ棋士です」と揃って答えました。

私は密かにドキドキしていました。最後に同じ質問をされる岩松くんが気になっていたのです。そして。

司会者「将来は?」
岩松くん「(ちょっと困った顔で)うん、えっと、プロ棋士はまだ考えてないんですけど。まあ、今だったら普通の仕事をする人になりたい

ああーーーー!!

司会者のフォロー

司会者「でも一生、将棋を続けていきますよね?」
岩松くん「はい」
司会者「これからも楽しんで下さい」
岩松くん「はい」
司会者「優勝おめでとうございます」
岩松くん「(小さくうなづく)」

司会者!無理に言わさなくても。

普通の仕事

せっかく小学生名人になったのにプロ棋士を目指さないとは、ちょっともったいない気もしますが、夢は人それぞれ。

今はバンドと棋士を兼業したり、医者と女流棋士を兼業したり、あるいは棋士になってからグルメレポーターをできる時代ですから、いろいろ考えてみるのもいいかもしれません。

いずれにせよ「岩松達哉」の名前は、この小学生名人戦の歴史に永久に刻まれることになり、将棋ファンからは将来は「あの子、今何やってるんだろう」と言われるようになると思います。

特に、決勝の相手だった正道直くん(茨城県取手市立白山西小学校5年)は才能がありそうなお子さんでしたから、彼がプロになって活躍したら、「懐かしの映像」としてこの決勝大会の模様が放送されると思いますので。

それにしても、小学生名人になるほどの子の「普通の仕事」とはどんなものなのでしょうか。

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