島本亮五段がフリークラス脱出、順位戦C2復帰へ最大のチャンス(追記:C2復帰が決定しました)

2015年8月26日追記:

島本亮五段は8月26日の第57期王位戦予選1回戦で、森信雄七段に勝利。これにより、フリークラスからの脱出、順位戦C級2組への昇級が決定しました。順位戦参加は2016年度から。

追記おわり。

この記事はネタバレを含むかもしれません。ご注意下さい。

というのも、島本亮五段がフリークラス脱出、順位戦C級2組復帰のチャンスを迎えているのですが、どうも星取りで辻褄があわないことがあるのです。

もしかしたら未放送のテレビ棋戦(時期的に銀河戦の予選か。NHK杯の予選は2月ぐらい)の結果が含まれているのかもしれません。

おそらく予選の結果なので、それほど気にすることもないと思いますが、気になる方は見ないほうがよいと思います。

昇級条件

島本五段は2011年に順位戦C級2組で3つめの降級点を喫し、フリークラスへ陥落。当時31歳でした。

2015年8月4日の第9回朝日杯将棋オープン戦一次予選1回戦、▲香川愛生女流王将VS△島本亮五段の16手目の棋譜コメントに、島本五段のC2復帰について以下のように書かれています。

「いいとこ取りで30局以上の成績が6割5分以上」というフリークラスからの昇級規定の項目に対し、あと3勝1敗か4勝2敗というところまで迫っている

C2昇級の詳しい条件はフリークラス規定を参照ください。

この日、島本五段は香川女流王将を破り、さらに続けて行われた2回戦で畠山成幸七段にも勝利しています。つまり、上記棋譜コメントの時点からあと2勝をしており、今後1勝1敗または2勝2敗でフリークラス卒業ということになります。

調べてみると

しかし調べてみると、2014年の第23期銀河戦一次予選一回戦の森信雄七段戦から前述の畠山七段戦までの星取りは以下です。

(これ以前は6連敗)○●○○○●○○○●○○●○○○●○●○●○○○●○○

これでA.19勝8敗。

また、頭の2つを除けばB.18勝7敗。

(森七段戦以前は6連敗していたので、そこは考慮しない)

このとき、Aの場合は、あと1勝2敗で直近30局は20勝10敗となり勝率が.0667で昇級条件を満たします。
また、Bの場合は、あと2勝3敗で直近30局が同じく20勝10敗となり条件を満たします。

この勝敗だけを見れば今後「1勝2敗」か「2勝3敗」が条件といえそうです。

しかし、前述のとおり棋譜コメントを根拠にすればあと「1勝1敗」または「2勝2敗」のはずです。これは・・・?

つまり、第24期銀河戦の予選で1敗していると考えると辻褄が合います。なので、現在直近28局で19勝9敗、直近26局で18勝8敗。そういうことだと思います。

前例

島本五段は兵庫県神戸市出身、小林健二九段門下。

1993年に6級で奨励会に入会、2003年に四段プロデビュー、2011年に五段。

2012年度からフリークラス。竜王戦は6組。

C級2組からフリークラスに陥落し、再びC2に復帰した事例としては伊藤博文六段があります。唯一の事例だと思います。ただし復帰後2期連続で降級点を喫し、フリークラス宣言をして再びフリークラスに戻っています。非常に厳しい。

ちなみに奨励会規定による三段リーグ次点2回でフリークラスに編入、C2に昇級した事例は、今期の渡辺大夢四段などがあります。

渡辺大夢四段が2年9ヶ月でフリークラスを卒業、初の順位戦C級2組に参加決定

なお島本五段の次の対局はまだ発表されていません(8月5日時点)。

いろいろ書きましたが現時点で「あと1勝」であることには変わりありません。復帰が実現すれば2例目となります。

ご健闘をお祈り致します。何か動きがありましたら、この記事に追記するか、別の記事にしたいと思います。

以上、ありがとうございました。

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