藤井猛九段の終盤のファンタぶりは奨励会の頃から・・・近藤正和六段が証言した王手放置

前の記事に引き続いて、2015年1月16日に行われた8回 朝日杯将棋オープン戦のニコニコ生放送中継から。

この対局、藤田綾女流初段が聞き手、ゴキゲン中飛車で知られる近藤正和六段が解説を務めたのだが、興味深かったのはこのメールコーナー。

ここで、あの終盤のファンタジスタこと藤井猛九段の、奨励会三段リーグ・20歳の頃の話のファンタジー話が聞けた。

奨励会三段時代の藤井猛さんのお話

近藤六段の書籍に、藤井猛さんの話が載っているらしく、それについて質問するメールが視聴者から寄せられた。質問の詳しい内容は忘れてしまったが、「本に書かれている藤井猛九段の王手放置は本当か?」みたいな内容だったと思う。

近藤六段は藤井猛九段の1つ年下である。それで、奨励会の三段リーグで同じ時期に在籍していたようだ。

近藤六段が19歳、藤井九段が20歳の頃。

ある期の三段リーグで、藤井さんが勝てば四段昇段だった対局を、対戦相手の近藤さんが阻止した、ということがあったらしい。
その次の期の最初の対局で、2人は再び対戦することとなった。

王手を放置して王手をかけてきたファンタジスタ藤井さん

この対戦で、藤井さんは、自らの玉にかかった王手に気づかず放置して近藤玉に王手をかけてきたらしい。

近藤さんも近藤さんで、放置された藤井玉をつかみ捕り、駒台に載せたらしい。

藤井さんは終盤でのミスが目立つ・・・失礼、終盤で常人が理解できない手を放つことから、終盤のファンタジスタと呼ばれる。

ファンタジスタが放つ鬼手、それがファンタ。

だれも傷つけない、絶妙な表現。それがファンタ

ミスというでもなく、悪手というでもなく、疑問手というでもない。

ファンタ、というのである。

だれも傷つけないこの表現・・・。将棋界ってすばらしい。

とにかく、奨励会時代から藤井九段はファンタジスタだったのだ。

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