2015年の大晦日は藤井猛九段vs木村一基八段のリアルタイム感想ボヤキ将棋でどうか

おことわり:この記事は、要約すると管理人の「大晦日に将棋が見たい」という希望が述べられているだけの記事です。

昨年(2014年)の大晦日から今年の元旦にかけて「電王戦リベンジマッチ」が行われました。森下卓九段vsコンピュータ将棋ソフト「ツツカナ」による、朝まで及ぶ壮絶な戦いでした。

大晦日は、寝るのはもったいないけど、出かけるのも面倒だし、歌番組も出演者によっては興味が無い時間帯もあるしで、将棋の中継があってちょうどよかったです。

それで、今年はなにかあるのかな、と思っていたところ、8月18日の第1期叡王戦七段予選の中継で、解説の森下卓九段から主催のドワンゴに対してとある提案がありました。

人間同士の「リアルタイム感想戦」付き対局です。

異例の対局ルール

まず昨年末の「リベンジマッチ」について簡単に説明します。ご存知の方は「今年は?」の見出しまで読み飛ばしてください。

リベンジマッチが壮絶でかつ面白かったのは以下のルールでおこなわれため。

・持ち時間3時間。使い切ると秒読み1手10分
・人間は継ぎ盤(対局用の盤とは別の、検討用の盤)を使用して良い

3時間が二人分で6時間。そこから1手に10分使用できるので6手進むのに最大1時間かかる計算です。普通、秒読みは60秒とか30秒なので、10分は異例の長さ。結局、この対局は朝5時半まで行われて中断。その後判定により森下九段の勝ちとされました。

リアルタイム感想戦

この対局の最も面白かった点は、森下九段が対局中に自ら解説もしたこと。普通、解説は対局者以外の棋士がやるものです。が、この対局では、対局者自らもマイクをつけてその場で解説。つまり「自戦解説つきの対局」というわけです。

また「リアルタイム感想戦」とも言えます。普通、感想戦は終局後に対局を振り返るものですが、この場合は対局中にリアルタイムにその局面についての感想を述べるので。

森下九段はこれを、継ぎ盤を使って様々な読み筋を示しながらやったので、視聴者にも森下九段が何を考えているかよくわかりました。

「取るしかないよな(トルシカナイ)」、「取ってから考えよう(トッテカラカンガエヨ)」、「どう考えてもありがたいと思うけど」などと、心境を包み隠さず吐露する森下九段が面白かったです。

今年は?

さて大晦日にはここ2年続けて「電王戦リベンジマッチ」が開催されています(2013年大晦日は船江恒平五段vsツツカナ。なお2014年7月には菅井竜也五段vs習甦も開催されています。ルールはそれぞれ異なります)。

今年は開催されるのか。開催されるとしたら、誰がリベンジするのか。それとも負け越したソフト側からのリベンジがあるのか。

人間同士も面白いのでは

森下九段としては、「継ぎ盤を使う」という対局ルールでやることはプロ棋士として躊躇もあったようです。頭のなかで考えるべきことに継ぎ盤を使用するということは「待った」をしているのような感覚だと。

叡王戦の解説で森下九段は「今年の大晦日、誰かやる人いないんですかね。私だけあのルールでやると恥ずかしいんですけど。ドワンゴさん指名してほしい。誰かやってもらわないと私だけ恥をさらしたような」と発言して、今年も誰かにやってほしそうにしていました。

そして「そうそう、人間同士でやってもあれ実は面白いと思うんですよ。対局者が別々の部屋にいて、それぞれ感想を言いながら対局を進める」と構想を披露。そこに聞き手の山口恵梨子女流初段が「木村先生(木村一基八段)と藤井先生(藤井猛九段)でやっていただきたいですね」と続きました。

森下九段「木村vs藤井戦いいな。私解説しますよ」

山口女流「すごい面白そうですね」

森下九段「私も見たいなあ」

・・・と二人の中では話がまとまったようです。

山口女流は他の組み合わせとして「豊川孝弘七段vs鈴木大介八段」も提案していました。

この話の途中、ニコ生のコメントには「それは楽しそう」だとか「絶対見る」だとか「金払っても見る」とかいうのが流れました。私も大晦日は将棋を見たいので、なんとか実現してほしいです。

料理対決「鉄人戦」など

その他、このお二人は以下のような対局の構想も話されていました。

・女流棋士同士の話しながらの対局
・森下九段vs弟子の増田康宏四段の対局(ただ森下九段はやりたくなさそうだった)
・長岡裕也五段vs村田智弘六段vs本田小百合女流三段vs中村桃子女流初段の料理対決「鉄人戦」

若い人は「料理の鉄人」を知らないかも知れません。昔料理対決をするテレビ番組があったのです。

大晦日なのでお祭り気分で、変わり種の将棋をやってほしいです。もちろん、朝までやるとして、聞き手または読み上げとして長時間の耐久性に優れる貞升南女流初段も起用したいところです。

ボヤキ将棋

個人的に一番面白そうなのは、やっぱり藤井九段vs木村八段で、リアルタイムに感想を言いながらする対局ですね。

一手指して「これで何もなかったらお家帰って泣きますよ・・・何もない・・・」とボヤく木村八段。

ファンタを自覚して「大爆笑だねしかし。笑ったでしょ?いくらなんでも」とボヤきつつ視聴者に尋ねる藤井九段。

それに、叡王戦でこなれてきた「電王盤」を用いたコンピュータの読み筋&評価値付きの解説、NTTの「VoiceRex」を使ったボヤキの文字起こし、対局室には電王手さんが2台(対局者は両者別室にいるとして)でシュールな映像、ドワンゴらしい未来的な戦いが期待できそうです。

あー大晦日が楽しみだ。

以上、ありがとうございました。

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コメント

  1. 匿名 より:

    将棋は見たいけれど、菅井先生や森下先生のような早朝までかける消耗戦は見てるほうも辛かったです。公式戦でもないお祭り企画なのに、全方位に負担が大きすぎるなと。
    昼の部は真剣勝負寄りの企画、夜の部はバラエティ寄りの企画を希望ですね。

    • 管理人 管理人 より:

      コメントありがとうございます。

      そうかー、そうですね。深夜はバラエティ方向の色を強くして、ずっと真剣にやるようなものではない方が良いかもしれませんね。
      個人的には、将棋を見ながら「あけましておめでとうございます」を言って、将棋終わってから早朝に初詣に行き、帰ってきてから年賀状をチェックして寝る、というのが考えうる最高のプランです。正月らしいイベントも放送内であったほうが良いかもしれませんね。歌合戦とか餅つきとか。

      コメントありがとうございます。

  2. Khacha より:

    確かに大みそかに将棋見たいですね。ソフトを絡めなくてもいいので。
    ただ、貞升さんがすごいというのは前回でわかったので、もう勘弁してあげてほしいです。
    2児の母ですし、大みそかは家族と過ごすのも大事でしょう。

    • 管理人 管理人 より:

      コメントありがとうございます。

      あ・・・そういえば、貞升女流、そうですね。2人のお母さんなのでさすがに大変ですか。じゃあお昼の部で活躍してもらって夜は帰ってもらいましょう。それかお子さんもスタジオに連れてきてよりアットホームな感じにするか。読み上げの人もリラックスできる感じの対局がいいですね。

      まあ贅沢は言わないので大晦日は将棋を見たいです。ちょっと目を離したりお出かけしても、スポーツや歌番組だったら「いいところを見逃した」となることろ、将棋なら大丈夫ですからね。

      コメントありがとうございます。

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