「ものの歩」第12話。百合峰蒼馬の周りは風が吹いている。香月は2週連続の優しさ

週刊少年ジャンプ連載の漫画「ものの歩」、12話を迎えました。

どうでもいいことかもしれませんが、ジャンプって紙の色が薄い黄色、薄い青、薄い赤などのページがありますね。私は薄い黄色が読みやすくて好きです。先週は薄い青でしたが、今週は薄い黄色でしたのでラッキーです。

前回までで「大会」の話は終わりました。あらすじは以下の記事で。

「ものの歩」第11話。相楽十歩、頓死?特筆すべきは香月の優しいセリフ

今週から気分新たに新展開です。

あらすじ

相楽十歩との戦いは終わった。もうすぐGW(ゴールデンウィーク/毎日将棋週間)である。ということは、信歩が将棋と出会ってまだ1ヶ月弱という設定のようです。

信歩は、相楽との対局をネットで観ていた相楽ファンのクラスの女子に「高良君もカッコよかったわね」と暗に告白される。が、信歩は読みが浅く「あ、ありがとうございます」と悪手で返す。なお信歩は相楽と将棋友達になったようだ。

そんな折、信歩がかやね荘に置いてある駒の飛車を縦真っ二つに割ってしまうという事件が発生する。

信歩はみなとと一緒に渋谷の駒師さんに修理に出かけることに。二人で渋谷。みなとは信歩に「ちょっと位はしゃいでもいいのよ」と告げる。みなとも信歩に少し気があるようにも見えなくもない。

話は変わるが、竜胆は相変わらず蒼馬のことを思い続けこじらせている。

伝説の名人だった憧れの祖父「藤川雁龍」の名に恥じぬように将棋を指してきた。楽しくなくても、勝ち続けてプロになることだけが目的だった。蒼馬に出会うまでは。

だが「将棋は遊びなのでプロにはならない」と言った蒼馬に勝つまでは前に進めない。

何度も並べている藤川杯の決勝、蒼馬との対局の棋譜をまた並べる。会心の一手となった△3七角を見つめる竜胆。(第3話でも同じようなシーン、△3七角局面の部分図が出てきた。その時とは今回とではちょっと局面が変わってしまっているが、話としては同じ局面だと思われる)

信歩たちが駒屋さんに着くと、そこには信歩と同じく高校1年生の少年がいた。「××高校」という名門将棋部の少年らしい。

信歩は駒の修理の間、彼と将棋を指すことに。

2人の実力は一見互角に見えたが、その対局を観ていたみなとが「まるで指導対局だ」と気付く。少年は遥か上から局面を見ている。

やがて、少年から△4四角という急所の一撃が。

20151201-5手

信歩は「こんな・・・静かに・・・心臓をえぐるような一撃・・・!!!」と驚愕し、みなとも「何なの!?コイツ・・・!!!」と驚く。

その直後、信歩とみなとは少年の名前を知ることになる。彼の名前は百合峰蒼馬。

百合峰蒼馬

今回登場した百合峰蒼馬については、第3話でどんな人か触れられています。

「ものの歩」第3話。信歩とみなと、こじらせキャラ竜胆が同級生

百合峰蒼馬(ゆりみね あおば)

藤川杯の決勝で竜胆と対局した相手。決勝では会心の一手を放って逆転したが、その次の一手で謎の投了。準優勝に終わった。竜胆は蒼馬との対局を忘れられないようだ。

今回は、上記の情報に加え、「××高校将棋部」であること、髪型はミディアムで毛先を遊ばせている感じであり彼の周りだけ右から左にそよ風が吹いている(ように見える髪型である)こと、頭頂部を中心に染めている(色は不明)ことがわかりました。顔の描かれ方が他のキャラクターとは結構違った雰囲気になっています。うまく説明できませんが、シリアスそうなタッチというか。

信歩vs蒼馬

作中で示されている局面図を紹介します。先手が信歩、後手が蒼馬。後手番です。

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相矢倉で、一見、よく見る形に見えますがここでみなとと信歩は「何か変だ」「何・・・!?コレ・・・!!」「・・・何だ?この将棋」と戸惑いを見せます。

「ここに隙ができたね」と言うように蒼馬が指し、みなとが「まるで指導対局じゃない」と思ったのが次の△8五桂。

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ここからおそらく、先手が▲8六銀とかわし、後手は△6五歩と突き捨てて先手が▲同歩と応じたのが以下の局面。

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そして問題の△4四角が指されます。王手です。

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今回はここまででした。個人的な感想ですが△4四角自体は、先手からすればかなり痛そうですけど、信歩やみなとのように驚くかというとそれほどでもない感じで、割りと普通な感じの手に見えました。ここまでの手順が上で示したとおりであればですが(作中では手順ははっきりと示されていません。上記は予想手順です。ですがおそらくこんな感じです)。

先手の応手は▲7七桂や▲7七銀が自然でしょうか。▲9八玉もあるかもしれません。後手からは端攻めもあり、まだまだわかりませんが、やや後手が良さそうに見えます。次回の展開が楽しみです。

飛車が割れる

今回、かやね荘の飛車が割れてしまったのですが、実際、駒の中で最も割れやすいのは飛車のようです。有名なのは加藤一二三九段が飛車を打ち付けた時に割れた事件。

作中で説明されているように、飛車という文字は真ん中に一本筋があり、その字を彫ってあるので縦に割れやすいようです。気をつけましょう。

香月、前回に続き活躍

今週の香月について。

今回はかやね荘で、みなとが信歩ら男性陣の目の前でお着替えしようとするシーンがありました。みなとは恥じらいがない女子高生のようです。

その刺激的なシーンを信歩に見せまいと、香月はみなとの姿を座布団で隠そうとしています。ただし香月自身もみなとの方に目をやらぬように、目を伏せています。

男か女かいまだにわかりませんが、香月ってほんと、多方面に気を配れて優しいです。

今週は以上です。

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