羽生結弦さん「僕、将棋もできるんですけど。今年の漢字は『成』る」

2015年12月15日、フィギュアスケートの羽生結弦選手が「今年の漢字」を聞かれて、将棋に由来する言葉「成(る)」と答えました。

これは、同日に発表された日本漢字能力検定協会による「今年の漢字」が「安」に決まったことを受けて、バルセロナから帰国した羽生結弦選手が、羽田空港で記者の質問に答えたものです。

フジテレビ系「みんなのニュース」などが報じました。

僕も将棋をよくやるんですけど

羽生結弦選手は、今年を「成長したシーズン」と振り返りました。

そして自身が選ぶ今年の漢字について、将棋の駒が「裏になることを『成る』っていうじゃないですか」と話し、「僕、将棋もできるんですけど、やるんですけど、よく。それでもいいかな『成る』。『成る』で」と発言しました。

そっちの羽生さんからまさかの「成」が出ました。

羽生さんは、この漢字を選んだ理由について「『歩』のように歩んできて、やっとここまでなれた。ここからはさらに強くなりたい」と話しています。

「成る」とは

このサイトは将棋サイトですが、将棋初心者も歓迎していますので少し説明。「成る」とは、将棋において駒が盤上の敵陣(向こう側)3列に入った時に、昇格するという意味。

例えば、「歩」という駒は、初期状態では前に1マスしか進めない将棋における最弱の駒です。

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しかし、この「歩」が敵陣三段目に入ると、駒を裏返して「と金(ときん)」に昇格します。この裏返すことを「成る」といいます。

「と金」になると、けっこう強い駒である「金」と同じ動きをするようになります。強くなるのです。

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つまり「成る」とは、簡単に言うと敵陣に入っていって能力がアップした、といった意味です。

羽生結弦選手は、今年の漢字として「成」を選びました。これはもちろん自身を「歩」に喩えて成長した、ということを意味しています。

羽生vs羽生、実現か

フィギュアスケートのスーパースターは羽生(はにゅう)結弦選手ですが、将棋界にも同じ漢字のスーパースター羽生善治名人(四冠)がいらっしゃいます。羽生名人の場合は読み方は「はぶ」です。

羽生結弦選手が将棋をやるということで、この二人の「羽生」がいつか対局する日が来るかもしれません。

または羽生名人がフィギュアスケートに参戦する可能性もありますが(羽生名人の娘さんは一時フィギュアスケートをしていたはず。今はどうかわかりませんが。もしかしたらそのつながりで羽生選手は将棋をやるようになったのかも)。

また、将棋ファンの中には、ネットニュースのタイトルに「羽生がNHK杯で・・・」とか書いてあると、「羽生名人がNHK杯(正式名称はNHK杯テレビ将棋トーナメント)で何かやったのかな?」と思わずクリック、すると羽生結弦選手の記事だった、みたいな流れが定跡となっている人もいると思います。それがきっかけで羽生選手のファンになっている人もいるはず。

今回、羽生さんが将棋をされることがわかり嬉しい限りです。今後も当サイトでは羽生さんの動きに注目してまいります。

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コメント

  1. 松山太郎 より:

    羽生選手がオリンピックで金メダルを取った時,あるTV局が羽生名人にインタビューしているのを見たことがあります。例によって,そつなく答えていました。

    春になりスケートシーズンが終わった後,名人戦関連行事などで羽生選手が登場してくれるとうれしいですね。ファンとしては防衛後の就位式がベストですけど,勝負の行方はわからないので,第一局の前夜祭あたりでどうでしょう。

  2. 観る将リーマン より:

    このニュースを見たときに、管理人さんなら絶対に取り上げるだろうと思ってたら、
    取り上げていただいてよかったです。

    羽生対羽生対談ぜひとも実現してほしいですけど、どちらの羽生さんも忙しい方なんで厳しいですかね。

    個人的には、羽生君(フィギュアの方)に好きな駒を聞いて欲しいです。
    やっぱり金なのか、それとも飛ぶ飛車なのか。いや、何でもいいんですけど。

  3. 渡辺竜王ファン より:

    私も羽生結弦君を初めて知った時、既に将棋(と渡辺竜王)のファンだったので、名字を「はぶ」と読んでしまいました。
    その羽生結弦君が、まさか将棋をやるとは!
    「羽生選手のトリプルアクセルの行方は?」とか出ると、将棋ファンは絶対混乱しますよね。
    「え、なめかた?」と思ってしまう私は、ディープな将棋ファンでしょうか(笑)

  4. 管理人 管理人 より:

    松山太郎様:
    おおお!そんなことあったんですか。

    「ええ、まあそーですね、4回転が成功したところではもしかしたらと、ええ、ええ、最後のスピンではっきり良くなったと思いました、ええ、ええ」とかですね。

    前夜祭はさすがに難しそうな・・・あるとしたら就位式の方かもしれません。マスコミの注目度も就位式の方が大きそうで、華々しいものになりそうです。昨日は羽生名人対局でしたね。結果は残念でしたが、過去には1組5位から挑戦されたこともあるということです。

    観る将リーマン様:
    いえいえ、たまたまテレビ観ていたもので。他のニュースサイトを見てみたら、どこも本件を報じてなかったので喜々として記事を書きました。書いている途中でヤフーニュースとかに来てしまって、天下のヤフーさんとネタが被るのはあれなので、書くのを断念しようかと思ったんですが、せっかく途中まで書いていたのでリリースしました。つまり、今回はかなり偶然性が高かったです。

    羽生さんの好きな駒は銀ですが、羽生さんは何でしょうね。二人が共演する日を楽しみにしています。

    渡辺竜王ファン様:
    読み方の問題はありますよね。私は「はぶ」さんの方は昔からニュースとかでは知っていて、またサッカー選手で「はにゅう」と読む選手がいて、両方の読み方を知っていました。なので人名で「羽生」という文字が出てきたら、読み方を知るまでは頭のなかでもどっちとも発音しない感じで過ごしています。2つの世界の2人とトップが「羽生」でしかもなんとなくつながっているというのが面白いです。
    私も「優勝の行方は?」とかあるとニヤニヤしちゃいます。酒に酔っているときは「おっ、ナメちゃん!」とか言いそうで、おそらく同類です。

    皆様コメントありがとうございます。

  5. 匿名 より:

    ソチ五輪の時の羽生三冠(当時)のコメントはスポニチさんが記事を書かれてました。
    元記事はなくなってしまいましたが、こちらのブックマークに痕跡が残っています。(上から4つ目)

    当時は渡辺羽生の王将戦の最中でしたので、スポニチさんはインタビューしやすかったのかもしれませんね。

  6. 管理人 管理人 より:

    匿名様:
    情報ありがとうございます。なるほど王将戦の時に時事ネタとしてインタビューを受けたわけですね。

    「ええ、まあそうですね、大変なですね、まあ記録を出したということでですね、それはもう、すごいなと、おも、い、ま、すぅ、ええ、ええ」

    脳内で変換されました。コメントありがとうございます。

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