羽生善治名人が弟子をとらない理由とか、疲れている時のほうが実は調子がいいとか、登山したとかの話

羽生善治名人と林真理子さんとの対談が、雑誌「週刊朝日」2015年9月25日号に掲載されていますので一部ですがご紹介します。

林真理子さんは小説家。直木賞作家ですね。私(管理人)は若い頃に林さんの小説をいくらか読んだことがあります。わけもわからず読んでいたかもしれません。一方、私が将棋ファンになったのは1年半ほど前ですから、実は私にとっては林さんとのお付き合いの方が長いです。

対談が行われたのは「4日前に王位を防衛、2日後に王座戦」だということで、8月31日。相変わらず、タイトル戦とタイトル戦の僅かな間にも関わらず精力的な活動です。

この号は、9月14日発売。興味がある方はお早めに手にとってみてください。

目隠し将棋は何面指しまでできるか

まず興味深かったのは、目隠し将棋の話。

盤駒を使わないで脳内で将棋を指す行為です。棋士の人がやっているのを見て、いつもすごいと思うんですが(最近私も10手ぐらいならなんとかできるようになってきた)、あれを多面指しするというのでさらにすごい。

さて、羽生名人は何面指しまで目隠しでできるのか。対談によると。

羽生 (前略)私は頑張っても二面指しですが、佐藤康光さんは五面指しできますね。さすがにすごいと思いました

佐藤康光九段すごい!!目隠しで五面指し。恐れいります。さすが1秒で1億3手読んでる男。

羽生名人の二面でもすごいんですが。

将棋はいろんな戦い方ができるということですね。やっぱり佐藤九段は読みで勝負。羽生名人は別の何かで勝負している。

調子の話

タイトル戦の中継を観ていると、羽生名人が眠たそうに・・・いやむしろ寝ているんじゃないかと思われる姿が映ることがあります。

特に午前中。お疲れなのかな、と心配になっている羽生名人ファンの皆様、ご安心ください。

羽生 朝起きて「よし、絶好調!」 というときは、あんまりよくないんですよね。そこでピークがきちゃってるんで。ちょっと疲れているぐらいが余計なものがそぎ落とされて感覚が鋭くなっていることが多いです。

疲れている方が感覚が鋭くなる!!

何かの漫画かアニメで、主人公がなかなか必殺技を会得できずにいて、しかしある時疲れ果てた状態で試してみるといい具合に力が抜けてその必殺技が偶然飛び出した、のような話があったと思うんですけど、そんな感じでしょうか。

逆に朝から元気な羽生名人を観たときは要注意!

皆様も一度、わざと疲れて将棋を指してみてはいかがでしょうか。

父親はアウトドア派

先日、羽生名人のチェスの練習パートナーである小島慎也さんが、羽生名人と練習対局をした時のブログ記事でこんなことを書かれていたのです。お昼ごはんの時の話題。

今回は映画や登山、他の店の沖縄料理など、チェスや将棋と関係ないことも多かったですかね(笑)

羽生名人が登山!!

意外すぎるのですが、この対談で羽生名人はお父様のことをお話されていて、これとつながります。

羽生 父は世代的に(将棋の)ルールぐらいは知っているんですが、アウトドア派なんです。

お父様の影響で、羽生名人、山に登る?

弟子をとってないんです

羽生名人は弟子がいません。なぜなのか、以前から気になっていたことの一つです。同世代の棋士は弟子をとっている方も多いですし、早い人は20代でも弟子をとりますしね。あと誰がどういうきっかけで誰の弟子になったか、逆になぜ師匠は弟子にしたかというのも、棋士を知る上で気になることの一つです。

対談では羽生名人が以下のように述べています。

羽生 私、弟子をとっていないんです。とるなら全員とってあげないと可哀想じゃないですか。でも地元から毎年5人ずつぐらいプロの棋士を目指して来るので、それをやるとあっという間に何十人とか100人とかになってしまうので。

羽生名人優しい!!

地元というのは、生まれた埼玉県所沢市ではなくて、小学1年で引っ越した東京都八王子市、あるいはそこにある将棋道場のことだと思います。羽生名人は有名な「八王子将棋クラブ」出身。出身道場の席主に紹介されて弟子をとったというパターンがよくあるようですが、大きな道場であればそれだけ大人数のプロの卵がいるということですね。毎年5人とかすごい。

確かに羽生名人が弟子をとる方針だったら、弟子になりたいという人が多くいそうな気がします。というより、そのお子さんの親御さんが弟子にしたがるのかもしれないですね。

「理恵ちゃん」

約4ヶ月前、週刊文春の2015年5月7日・14日号では、阿川佐和子さんが対談した羽生名人について「奥様とラブラブ」で「写真撮影の時に『理恵ちゃんも入って』と呼んだ」ことに衝撃を受けていました。

今回の対談でも、奥様(元女優の畠田理恵夫人)の話が何回か出てきました。その出会いについて林さんが「直感というやつ?」と聞いて、羽生名人が「めぐりあわせで(笑)」と答えています。

めぐりあわせで出会い、あれだけお忙しい中、今でもラブラブとは男としてもスーパースターなんだと思います。

この記事では対談のごく一部をご紹介しましたが、実際の誌上では5ページに及びます。モノクロですが、羽生名人の笑顔、林さんとのツーショット写真もあります。林真理子さんって61歳(女性にお年は失礼ですが)でこんな感じの方だったんだという発見もありました。

興味がある方は手にとってみてください。以上ありがとうございました。

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