郷田真隆王将、王将戦第3局に格調高く寝坊して遅刻し検分を欠席していた

第64期王将戦7番勝負のハイライトといえば、第7局で挑戦者の郷田真隆九段(後に王将を奪取)が、寝ていた記録係に対して「ちょっとぉ!」と格調高く注意した場面だと思います。

しかし実は、郷田九段自身がこの少し前に、寝坊によってタイトル戦の大切なイベントを欠席していたことがわかりました。

遅刻してきたんですよ

これは、2015年4月22日にニコニコ生放送で中継された第73期名人戦(羽生善治名人VS行方尚史八段)で、解説に登場した中村修九段が語ったもの。

中村九段は、視聴者から寄せられた「タイトル戦の第1局では先手と後手どちらが好きか?」という質問に対し、「そういう状況忘れちゃいましたけど、どっちでもいい」などと回答。

そして、最近は立会人としてタイトル戦に参加することが多いとして「終わったから言いますけどね、(立会人として参加した)こないだの王将戦第3局、郷田さんが電車に遅刻してきたんですよ」とブッ込みました。

寝坊してました

中村九段はその時の状況について「困ってね、(郷田さんに)電話したら『寝坊してました』って。殴りつけようかと」と話していました。

結局、郷田九段は前夜祭には間に合ったのですが、検分には間に合わなかったとのこと。

そこで、仕方ないので検分の時には挑戦者の代わりに中村九段が座ったそうです。中村九段は、久しぶりにタイトル戦の対局者の席に座ったこの時のことを「やっぱり嬉しいもんだね」と嬉しそうに話していました。

中継ブログでは「所用」扱いに

検分の様子は毎回「中継ブログ」に掲載されていますので、2015年1月28日の王将戦中継ブログを見てみました。そこには、

郷田九段が所用で不在のため、立会人の中村修九段が渡辺王将の前に座りました

と書いてあります。「所用」、正確には「寝坊」だったんですね。

ちなみに、この第3局は郷田九段が勝利しています。
(当初、「敗れた」と書きましたが誤りでした。失礼しました)

訳が分かんないことが起こらずに

中村九段は、立会人の立場としては「扇子がうるさいとか、そういう訳が分かんないことが起こらずにね。無難に終わって欲しい」とさらにブッ込んでいました。

これはWikipediaの森内俊之九段のページによれば以下の事件。

郷田真隆と戦った第65期名人戦の第1局1日目(2007年4月10日)の午後、森内の手番(24手目)のときに郷田が扇子を開け閉じして音を鳴らしたため森内が苦情を訴えた。立会人の中村修らが対応に追われ約30分間対局が中断するという珍事となった

これも中村九段が立会人・・・。

郷田九段ってタイトル戦でいろいろ事件を起こしているんですね。そして自分が寝坊で遅刻したから、記録係にはそんなことがないように注意した、という優しさ。

それに巻き込まれる中村九段。立会人ならではの面白い話をありがとうございました。

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コメント

  1. kewpiehoney より:

    マンモスです。

    郷田王将は、たびたび遅刻される方のようですね。
    参考文献↓
    http://tamarunoboru.cocolog-nifty.com/blog/2010/02/post.html

    今週末の岡崎将棋まつり。
    郷田王将 対 佐藤康光九段
    http://okazaki-kanko.jp/WP/wp-content/uploads/2014/02/562beab23f425b9808ea23047e393e44.pdf

    公開対局を見に行くので、ここで遅刻して欲しくないです。
    遅刻したらモテ先生が めっちゃめちゃ怒りそう。

    • 管理人 管理人 より:

      コメントありがとうございます。マンモスです。

      興味深い情報ありがとうございます。
      常習犯だったんですね。そして独身を咎める田丸先生。

      やっぱり、記録係への注意は自分への戒めも含んでいたのかもしれません。

      岡崎将棋まつり。これってさすがに前日入りしますよね、朝早くからですし。だから大丈夫だと思います!
      しかし出演者豪華だなぁこれ・・・・

      コメントありがとうございます。

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