ドワンゴ主催の新棋戦の名称候補発表。「ハロー棋帝」「it is there」「藤井天帝」・・・妄想が止まらない

2015年6月13日、ドワンゴ主催の新棋戦について、公募されていた棋戦の名称候補が発表されました。

将棋電王戦(ニコニコ動画) 投票受付

候補は以下の9つ。

覇王戦
叡王戦
賢王戦
棋帝戦
抗帝戦
仁王戦
天帝戦
一刀座戦
棋神戦

新棋戦の概要については、こちらもご参考に。

新生「第1期電王戦」、エントリー制の新公式棋戦(名称公募)優勝者が最強ソフトと2日制2番勝負で対決へ

新棋戦名は、上記9つの候補からユーザー投票によって決まります。6月17日の23時59分まで投票を受け付けているとのことです。

感想

以下は、蛇足ではありますが、私(管理人)が個人的に、ごく個人的に、それぞれの候補について感想を述べたいと思います。投票行動の参考にはならないと思います。人様のアイディアに素人の私が評価なり感想なりを述べるとは何たることかとは思いますが、述べたくなったので・・・。それぞれの候補に思い入れがある方は、見ない方がいいと思います。ましてや候補として採用された方は見ない方がいいですね。

それから、私はセンスのない人間ですので、もしかしたら私の感想に不満がある方もいるかもしれません。妄想も多分に含んでいます。許してください。

1つずつ見ていきます。現在のタイトルホルダーとの相性も見ていきます。

覇王戦

韓国と中国で同名の囲碁のタイトル戦があったようです。
また、将棋ウォーズでも「覇王戦」という大会があります。

もともと「覇王」というのは存在する単語であり、わかりやすく、真っ当な名称ではありますが、ありがちといえばありがちな気がします。

羽生覇王、糸谷覇王、渡辺覇王、郷田覇王。一般名詞だけあって、どれもしっくりきます。

叡王戦

人類の「叡智」という意味が込められていてよさそう。

読み方としては、えいおう戦。

あと、エイエイオー!!と応援したくなる、ということでしょうか。「えいおうで、ええお」というオヤジギャグにも使えそうです。

羽生叡王、糸谷叡王、渡辺叡王、郷田叡王。どれもそれなりにしっくりきます。

賢王戦

覇王ほどメジャーではないですが、一般名詞として存在する言葉。

また琉球王国、匈奴(中央アジア遊牧国家)に存在した人物又は地位のようです。匈奴における賢王は皇帝に次ぐ地位として右賢王、左賢王が存在したようです。

剣王、犬王、拳王、県央など読み方が同じで漢字が違う単語が多数ある点は、どうか。そんなこと言ったら棋王とか棋聖とかもですけど。

羽生賢王、糸谷賢王、渡辺賢王、郷田賢王。まずまずでしょうか。

棋帝戦

ハロー棋帝(きてい、キティ)。

これしか思い浮かびませんでした。サンリオさんにスポンサーになってもらうしかない。

これまでの3候補は将棋感ゼロでしたが、「棋」の字は伝統を醸し出すかもしれません。

羽生棋帝、糸谷棋帝、渡辺棋帝、郷田棋帝。まずまずかな。でもやっぱりハロー棋帝がいちばんしっくり。

抗帝戦

コンピュータの支配に抵抗する人類という感じが出ている。読み方は、こうてい戦。

以前私は、ある記事のコメント欄に新棋戦名の名称について以下のように書いています。この時は思いつきでこのように書きました。

壮大なことを言ってしまいますが、これまで人類は、機械やコンピュータに次々に「超えられて」きたと思います。
世界一走るのが早い人間より車のほうが、世界一記憶力の良い人間よりコンピュータのほうが、世界一力の強い人間より重機のほうがよほど強いわけで。
あと最近では株取引やマーケティングなどでも人間よりコンピュータ方が優秀な場面があります。人間の仕事が次々にコンピュータに取って代わられています。
そういう意味では、将棋はまだ明確に超えられていない、機械に対して対抗できる分野かなと。なので人類が機械の支配に対して抵抗する世界というのを棋戦名で表現できたら

まあこれは人間側から見たらどうかと思って考えてみた意見なので、コンピュータソフト開発者の方にとっては、もしかしたら面白く無いかもしれません。

羽生抗帝、糸谷抗帝、渡辺抗帝、郷田抗帝。・・・どうしても「羽生皇帝」がしっくりきてしまって。

仁王戦

これは読み方がちょっと迷うパターン。「におう」ではなく「じんおう」と読ませる。

「電王」に対する「人間」という感じが一番出ていると思います。地名、人名、それから金剛力士、「におう」という読み方の方が多いはず。

もしかしたら「じんのうせん」と読む人が出てくるかもしれません。どっちなんですか?

「言葉を大事にする読売新聞ならではの質問だと思うのですが、将棋連盟というところは『どっちでもええやないか』という団体」

歴史は繰り返す。

羽生仁王、糸谷仁王、渡辺仁王、郷田仁王。しっくりきそうです。

天帝戦

これも、存在する言葉で、中国、キリスト教、仏教においてそれぞれ意味があるようです。

一部ファンの間では、藤井猛九段のことを藤井先生ではなく、藤井てんてー、あるいは藤井天帝と呼ぶことがあるようです。いつかのニコニコ生放送の将棋中継でご本人もお知りになったはず。

いろいろ意味が込められていそうですが、おそらく将棋界では天帝というと藤井猛九段のことを言うのだと思います。

むむむ?むしろ藤井九段の名前を冠した棋戦名ととらえることもできますか。大山名人杯みたいなものです。

羽生天帝、糸谷天帝、渡辺天帝、郷田天帝・・・どうもやっぱり藤井天帝がしっくりきてしまいます。

一刀座戦

これは異色。「いっとうざ戦」と読みます。

どういう意味なのでしょうか。列車の座席の「一等車」「二等車」みたいな感じで、座席の「一等座」「二等座」とか。

いやこのパターンはおそらく別の言語の言葉を漢字で当てはめたとみるべきですね。

It’s to that
It too that
It two zaurus
eat to darts
it is there

最後のit is thereですが、登山家のジョージ・マロリーが「なぜあなたはエベレストに登るのか?」と聞かれて「Because it’s there」と答えています。日本では「そこに山があるから」という訳で知られています。

記者「なぜコンピュータと戦うのですか?」
◯◯一刀座「Because it’s there」

かっこ良すぎる。

ただ、刀は武器であり、どうしても攻撃をイメージしてしまいがちなので、受け将棋の方には向いていないかも。

羽生一刀座、糸谷一刀座、渡辺一刀座、郷田一刀座。なかなかよいではありませんか。しかし、堀口一史座一刀座になると・・・。

棋神戦

将棋アプリ「将棋ウォーズ」の「棋神」を思い浮かべてしまいます。

棋神は、将棋ウォーズにおいて、ユーザーの代わりに指してくれるコンピュータソフトのこと。中身はponanzaですね。

あと、「神」というのは加藤一二三九段は反対しそう。

というのも、クリスチャンである加藤九段は自らを「一分将棋の神様」と言われることは歓迎していないようで、「神様」ではなくて「達人」と呼んで欲しいと思っているという話を聞いたことがあります。クリスチャンの方にとっては、自らを「神」とするのは抵抗があるかもしれません。

羽生棋神、糸谷棋神、渡辺棋神、郷田棋神。響きとしてはまずまずよさそうですけどね。

まとめ

「王」の字が4つ、「帝」の字が3つ、「棋」の字が2つあります。

まだ発表されたばかりで、どれが良いとかは言えません。じっくり考えまして、投票したいと思います。

ドワンゴの川上量生会長のお話によれば、この新棋戦と電王戦はとりあえず3年は続くということですが、できれば長く続けて欲しいですし、長く愛されるような名前がいいですね。あと、電王戦の形も、ずっとこのままとは限らないため、それも考慮する必要があるかもとか、考えてしまいます。

皆様におかれましては、この記事を参考にせず自由に投票をいただければと思います。

以上、私の個人的な感想だらけの記事に、最後までお付き合いいただきまして本当にありがとうございました。

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コメント

  1. あなあき より:

    正直、棋戦の名称なんてどうでもいい。もう「ニコニコ杯」とかでいいよwww

  2. kewpiehoney より:

    いつもお世話になりマンモス。

    覇王戦、天帝戦、棋神戦については管理人様と同じ感想を持ちました。
    びっくりしたのは「棋帝戦」。
    ハローキティは思い浮かびませんでした。脱帽。

    一刀座は、劇団の名前 もしくは星座の名前みたいだなーと思いました。

    あっ、私が出したのは 「棋愛戦」。
    将棋を愛する人々の気合いの入った対局を見たい という意味合いでしたが…(+_+)

  3. 管理人 管理人 より:

    あなあき様:
    コメントありがとうございます。

    そうですね、まあどうでもいいといえばどうでもいいですし、私もそれほどこだわりはないのですが、お祭りには参加したいと、そういう気分です。別に何に決まったからといって、どうこうなるわけでもないですが、せっかくなので楽しもうという感じです。

    kewpiehoney:
    コメントありがとうございます。いつもマンモスです。

    棋帝は昔、知人からメールでこのように(字は違ったかも、でもキテイという漢字で)送られてきたことがあって、何のことかと思ったらハローキティのことだったと。それを思い出しました。

    「座」は今思えばすごく劇団っぽいですね。公演しそうです。

    棋愛戦。そうですね、直江兼続っぽい(兜に愛の字)です。直江氏あるいは家老をつとめた上杉氏のゆかりの地で開催される棋戦だとありかもしれません。

    羽生棋愛、糸谷棋愛、渡辺棋愛、郷田棋愛。読んでみると「気合」の方を思い浮かべますね・・・

    皆様コメントありがとうございます。

  4. 中嶋 より:

    いろいろ言いたいことはあるんですが(笑)、「おしかった名称案」を見て愕然としましたね。
    「一二三九段戦」て・・・。惜しかったということは、これが最終候補に残る可能性があったってこと?それとも、「おしかった」というのは言葉だけでネタとして(?)こういうユニークなのもありましたよ~的な感じでしょうか?
    ってここで問いかけてもしょうがないんですが(笑)

    9つの候補についても正直ピンときません。既にある単語、どこかで使われている名称は候補から外して欲しかったです。

    でもまあ、名前なんてものは、どんなものでも付けられて定着してしまえばもうそれ以外にはありえないという感じになりますけどね。

    う~ん、しかしどれに投票しようか・・・。難しい。

    • 管理人 管理人 より:

      コメントありがとうございます。

      一二三九段戦はさすがにネタだと思います。加藤一二三一二三九段とか加藤一二三永世一二三九段とかになるわけです。
      以前川上会長が囲碁番組に出演して「こんな案の応募が来ている」と紹介した中に一二三九段もあったと思います。そこで言っちゃうということは惜しいも何も・・・

      あと珍しい名前(これまでにない発想)がよいのか、ありそうでなかったみたいなのがよいのか、何年かしたらまた違って聞こえるかもしれないしとか、考えだすときりがないんですけど、どうなっても私は強い主張もセンスもないので静かに見守ると思います。

      しかしあの手この手で少しずついろんな方向に波風を立てて、ユーザーに感情移入させていくというのはニコニコさんのうまいやり方だなと。

      コメントありがとうございます。

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