アタック25で将棋用語の問題が出題される。しかし回答者の女性2人は・・・

2015年5月31日放送のテレビ朝日系「パネルクイズ アタック25」では、将棋用語に関する問題が出題されました。

将棋ファンであれば簡単に答えられる問題なのですが、その時回答権があった女性2人は・・・。

40代大会

この日のアタック25は「40代大会」であり、40代の男性2人と女性2人が出場。

人生の折り返し地点、知識も経験も充実する時期。それが40代。

中盤、男性2人がお手つきして、回答権がない状態で迎えた問題がこれです。

囲碁や将棋の対局などで、翌日に持ち越される場合、その日の最後になる手を専用の用紙に記入し、2日目の第一手とすることや、その手のことをなんというでしょう?

女性2人だけがこの問題を回答する権利があったのですが、その女性2人は問題を読み上げられても沈黙。

緑の京都府の女性は首をかしげ、青の東京都の女性は微動だにせず。

ピッポッピッポッピッポッピッポッピッポッピッポッピッポッ・・・ジャン!

結局、時間切れで2人の女性はこの問題に答えられませんでした。

女性向きの問題ではない

アタック25というと児玉清さんの司会の印象が強いですが、今年5月からは谷原章介さんが司会をされています。

その谷原章介さん。女性2人が答えられず時間切れを迎えると、あのスマイルで「ちょっとこれ、女性向きの問題じゃないかもしれないですね」とコメントしていました。

そして回答権がなかった白の福岡県の男性が、谷原さんから「わかりましたか?」と言われて「封じ手」と答えていました。赤の愛知県の男性はただ苦笑いしているだけでした。

封じ手とは

上記の通り、この問題の答えは「封じ手」。

当サイトは将棋初心者も歓迎していますから、意味と流れを簡単に解説します。

流れ

2日制の対局における1日目の夕方、規定の時刻を過ぎると、立会人は次の手が封じ手となることを対局者に告げます。

手番の対局者は、指す手が決まったら盤上に指すのではなく封じ手の用紙に記入します。規定の時刻になったからといってすぐに封じ手を書かなければならないわけではなくて、持ち時間が残っている限り考えることができます。

対局者は封じる手が決まったら、「じゃー封じます」などと発言し、封じることを立会人に告げます。この時点までが、この対局者の持ち時間として記録されます。

通常、封じ手の記入は別室でおこないます。記入したら封筒に入れて、その封筒に両対局者や立会人がサインします。2通作成して立会人が保管します。対局者が立会人に封じ手が入った封筒を渡すシーンは、カメラマンのみなさんの恒例のシャッターチャンスとなっています。

翌日、立会人が封筒を開封し「封じ手は6五銀」などと封じ手を読み上げます。そこから2日目の対局が開始されます。

有利不利をなくすため

この「封じ手」という制度がないと、2日制の対局では、片方の対局者が一晩かけて次の手を考えることができて有利になってしまいます。封じ手にはそれを防ぐ意味があります。棋士によっては、封じるのが好きな棋士も(その逆も)いるようです。

2015年現在、プロの将棋で封じ手があるのは主にタイトル戦のうち2日制のもの、つまり竜王戦、名人戦、王位戦、王将戦です。封じ手をすることを「封じる」という動詞で表現することもあります。

将棋用語の認知度って

この日のアタック25の優勝者は赤の愛知県の男性。将棋問題では回答権がなく、ただ苦笑いしていた男です。この男性は最後のクイズにも正解し、豪華客船で行く地中海クルーズをゲットしていました。

それにしても、「アタック25」に出場するようなクイズの知識を持った人、それも2人ともが、将棋や囲碁の基本的な用語である「封じ手」を知らないとは、女性とはいえ驚き・・・。将棋ファン、囲碁ファンにとってはまさかの事態。

まあでも、将棋で言えば駒の種類も知らない人は多いですし、「成る」「投了」「千日手」なども知らない人も多いようです。

あと、谷原さんがおっしゃるように、特に女性への認知度は低いようです。

我々は思ったよりマイノリティーなのかもしれない。そんなことを思い改めて自覚した日曜の午後のひとときでした。

元から自覚していた人にとっては何でもないことですが。

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