元奨で舌がんのアマ棋士・天野貴元さん、三段リーグ編入試験で4勝2敗に。合格へ望み

日本将棋連盟の三段リーグ編入試験に挑んでいた天野貴元さん(29)ですが、2勝2敗で迎えた2015年3月7日の第3節の結果は2連勝。

これで通算成績を4勝2敗としました。以下天野さんのツイート。

この結果、天野さんは3月15日の最終節(2局)で2連勝すれば合格、1敗でもすると不合格という状況になりました。

全国ニュースでも注目される天野貴元さんとは

私はまだ将棋歴1年あまりで、天野貴元さんのことは詳しく存じ上げておりませんでした。

ところが、2015年3月6日に放送された「NHKニュースおはよう日本」では、「プロを目指すがんのアマ棋士」として天野さんが特集されていました。

一般の全国ニュースでとりあげられるぐらいですから、相当注目されていると言ってもよいでしょう。

私も、この特集によってちょっと天野さんに詳しくなりました。せっかくですので、その内容をご紹介します。

NHKおはよう日本の内容

特集では、天野さんが小学校5年生で奨励会合格、16歳でプロまであと一歩の三段となったが、それから10年で四段になれなかった、などという経歴が紹介されました。有名な(?)若干ふてぶてしい態度でタイトル戦の記録係をつとめる姿も映りました。

舌がんがみつかる

そして棋士の道をあきらめ就職した矢先に舌がんが見つかり、しかも5年生存率が10%なのだと説明がありました。その時の心境を天野さんは「そんなこと突然言われても、え?っていう感じ」と話していました。

舌の大半を取り除く大手術をしたそうです。

再び棋士を志す

その後、天野さんは再び棋士を目指すことに。この時の心境は

「明日死んでもおかしくないとなったとき、もう一度将棋と向き合って人生を終えたい。将棋にだけは背を向けちゃいけない」

とのことでした。

2014年5月には肺にもがん細胞がみつかったそうです。

三段リーグ編入試験

詳しくは日本将棋連盟の三段リーグ編入試験概要をご覧いただければよいのですが、とにかく試験内容としては二段の奨励会員と8局対局し、6勝で合格となります。つまり3敗で不合格。

天野貴元さんは4戦を終えて2勝2敗の成績でした。

第64回都名人戦で優勝

なお、この状態で迎えた2015年3月1日の第64回都名人戦では優勝。自らの体力と集中力をこの大会で確認したかったようです。天野さんは優勝後に「すごい自信になりました」「今日の自信をキープしながら、メンタル的にも良い状態で(三段リーグ編入試験に)挑みたい」と話していました。

その時のツイートが以下。

現在の方が楽しい

また、天野さんは「今のほうが楽しみながら強くなろうとしているし。今のほうが楽しいですね。はい」と話し

「将棋なんですよね、僕は。やっぱり」

と、将棋への思いを語っていました。

ちなみに、天野さんはその後以下の様な姿に。

この姿になった理由は、最近なんとなく頭が重かったためということです。

悔いを残さず

「もう一度将棋と向き合って人生を終えたい」「将棋なんですよね、僕は。やっぱり」という天野さん。がんの手術によって声はあまり出ませんが、その言葉は力強いものがありました。

上記ツイートでは、迎える三段リーグ編入試験最終節について「悔いを残さず頑張りたいと思います!」としています。

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コメント

  1. より:

    かなり若いうちから、普通のたばこの他に、かみタバコ、パイプなんかも経験したといってましたから、それが原因なんでしょうね。

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